コンパクトセダンのベルタ!その維持費と維持費を抑える方法とは?
2015/10/20
ヒロメリー
1971年「ふたりだけのクーペ」のキャッチコピーで登場したフロンテクーペの維持費と維持費を抑える方法を紹介します!フロンテクーペとはどのような車だったのか?フロンテクーペの維持費や維持費を抑えるコツを中人に、フロンテクーペの基本情報なども含めて紹介します。
維持費を抑える方法に入る前に。
はじめに、1971年に発売されたフロンテクーペとはどのような車だったのでしょうか?
フロンテクーペの歴史と共に、基本情報を見て行きましょう。
フロンテクーペ
昭和46年9月、2シーターのみの設定で発売。排気量356ccの水冷2サイクル3気筒エンジンをリヤに搭載。最高出力37PS/6500rpm、最大トルク4.2kg/4500rpmを発生しました。
フロンテクーペ
スタイリッシュかつスポーティなルックスのそのデザインは、ジウジアーロのスケッチを元にスズキ社内のデザイナーが完成させたものである。インテリアではチルト式ステアリングが採用、バケットタイプのシートの採用、またメーターには独立単眼式の6連メーターが装備され、右から順に、燃料計、速度計、回転計、水温計、電流計、時計と並んだ。
フロンテクーペ
2シーターのみのラインナップで登場したフロンテクーペでしたが、市場の要望により後にリヤシートを追加した2+2が登場し、2シーターモデルはその後カタログから消滅した。
昭和46年2月 4人乗りの2+2・GXFを追加
昭和46年10月 2シーターを廃止
昭和51年6月 生産終了 翌年10月新軽自動車規格にあわせた後継車のセルボが登場。
そんなフロンテクーペの燃費はどれくらいでしょうか?
続いて、フロンテクーペの燃費を見てみたい思います。
フロンテクーペ
【フロンテクーペの燃費】
・実燃費で街乗りだと12km/Lと言う声が多いようでした。
非常に小柄な」軽自動車ということもあって、乗車人数によっても燃費はかなり変わってくるみたいですね。
さて、そんなフロンテクーペの当時の価格はどれくらいだったのでしょうか?
【フロンテクーペの価格】
・フロンテクーペGE 43.3万円
・フロンテクーペGX 45.5万円
・フロンテクーペGXF 46万円
フロンテクーペについて一通り基本的な概要を見てきたところで、本題の維持費!
フロンテクーペの気になる維持費について見て行きたいと思います。
【フロンテクーペの維持費としてどのような出費が予想されるでしょうか?】
フロンテクーペ
フロンテクーペの維持費として最低限かかるのは、
・毎年5月に収める自動車税(29,500円)
・ガソリン代
・オイルやタイヤ交換などのメンテナンス代
・点検や車検の冠する費用
・環境によっては駐車場代(約3,000円~50,000円になることも)
場合によっては高速道路利用時の使用料金なども掛かりますね。
このように箇条書きにして改めて見てみると、たくさんの出費が維持費として必要になりますね。
維持費を考えた時に大きな割合を占める1つに税金があります!
続いて、フロンテクーペの維持費としてかかる税金各種の金額を見てみましょう。
【維持費の中でも大きな割合を占める税金】
<フロンテクーペの1年あたりの自動車税>
・1リッター以下 29,500円
・軽自動車 72,00円~(参考)
次に車検時(2年毎)に掛かる重量税と自賠責保険料を見てみましょう。
<車検時(2年毎)に掛かる重量税>
・フロンテクーペの場合は最終の1976年式でも39年という月日が経っています。車齢18年
超という事になり「~1トン」なので、25,200円(年12,600円)となります。
・軽自動車 7,600円(年3,800円)参考
<自賠責保険料24ヶ月>
・フロンテクーペ 26,370円(年13,185円)
・軽自動車 26,370円(年13,185円)参考
税金と強制保険を見てきましたが、やはり税金、保険だけでも大きな出費となりそうですね。
続いて、毎月の維持費として欠かせないガソリン代を見てみてみると・・・。
<年間のガソリン代として予想される金額>
フロンテクーペは平均実燃費が12.0km/Lということなので、その数値で見てみました。
ガソリン代(レギュラー)122円/L、年間走行距離10,000kmで計算してみると
〔101,666円〕となります。
単純に12等分して月平均にしてみると月8,472円のガソリン代という事になります。
ちなみに、30km/L走る最近の軽自動車のガソリン代を同じく年間1万キロ走行、レギュラーガソリン(122円/L)の使用で計算してみると年間40,666円(月3,389円)のガソリン代となります。
燃費はガソリン代という維持費に直接影響してしまいます。毎月のガソリン代は少しでも安くあげたいもの。その為にも、燃費に気を使いエコ運転を心がけるようにしてガソリン代を節約すると共にガソリン自体も節約して限りある資源を大切に使いたいですよね。
普段の生活ではいろいろ出費も多いはず。車にかかる維持費や出費は少しでも抑えたいものです。
そもそも維持費の安さが魅力的な軽自動車ですが、さらに維持費や出費を節約できる方法はあるでしょうか?
これまで見てきたように、購入後の維持費は多くかかります。そんな維持費は少しでも抑えられるに越した事はありません。フロンテクーペのように古くなってしまった車は突然の故障なんて可能性もあると思います。そんな時の蓄えを用意しておく為にも、なるべく無駄な出費は避けたいものですよね。
今回はフロンテクーペの維持費の抑え方に注目して維持費を節約するコツを見て行きたいと思います!
【定期的なメンテナンスを心がけましょう】
フロンテクーペは40年以上の年月が経っている高齢車です。各所にダメージが出てきてもおかしくありません。走行中に突然トラブルというようなことになるリスクを少しでも減らして安心して運転したいですよね。出来る限り定期的なメンテナンスを心がけてみましょう。一般的には整備工場と言うことになると思いまが、整備代が多少かかっても、定期的に整備することで予防とダメージの早期発見に繋がり結果的に維持費の節約に繋がると思います。いつまでも元気に走ってもらえたら嬉しいですよね!
フロンテクーペ
【車検費用の節約】
車検を実施している場所は様々で、ディーラーのように少し割高でも整備は万全と言う所、
車検チェーン店などディーラーに次ぐ技術力で値段が安い所、ユーザー車検のようにとにかく
安くなどいろいろです。
まずは車検の見積もりを数社から出してもらい比較することで、安く抑えられれば維持費
節約になりますね。
フロンテクーペ
【自動車保険の見直しを検討してみてはどうでしょうか?】
任意保険料は等級や年齢、さらに車両保険の有無などで大きく変わってきます。年間数万円の人もいれば、年齢制限なしで車両保険も付ければ15万円~にもなる場合もあります。
同じ保険でも保険会社によっても保険料は変わって来ます。
インターネットなどを使い数社に見積もりを依頼してみるなどして保険料を比較することで、自分にあった保険プラン、保険料金を見つけて維持費節約に役立てたいですよね!
フロンテクーペ
最後に、維持費を節約する為のポイントの1つの、自動車保険の選び方について紹介してみたいと思います。
自動車保険の加入の仕方を大きく分けると、「車を買ったディーラーなどでの代理店型に入る」と「インターネットを経由して通販型のダイレクト自動車保険に入る」という2つの方法があります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
・「車を買ったディーラーなどで代理店型に入る」
1. 担当者と補償内容を相談しながら入れる
2. 担当者がいるので安心感がある
3. 保険料は通販型に比べ高くなる
疑問点や不安な点の説明をすぐに聞くことが出来るなど、安心かつ納得してから契約出来ますね。
・「インターネットを経由して通販型のダイレクト自動車保険に入る」
1.加入は主にネット経由で行われる
2.ネットの利点を活かして複数の会社の見積もりを比較できる
3.代理店型と比べて保険料が安い
入力ミスをしても気が付ないでそのまま決定されてしまった、疑問点を質問しづらいなど、1人でインターネット上で契約するということで、多少の不安も否定出来ませんよね。
任意保険と言えども必ず加入しておきたい保険だけに、維持費を考えた時には無視できない存在ですよね!
各社の任意保険の価格を比較してみたい時にはインターネットでの一括見積もりを利用してみるのも1つの方法かもしれません。
同じ保険なら、上手に保険会社を選んで節約したいですよね!
いかがでしたか?
フロンテクーペの維持費にかかる諸費用をまとめてみました。
フロンテクーペのように絶版車となってとても時間の経っている車の場合、部品が無いなどメンテナンス代が思っている以上にかかってしまうかもしれません。
今でもフロンテクーペに乗り続けられている方は、きっとすごく好きで愛着があると思います。
少しでも長く付き合えたら嬉しいですよね!
今後フロンテクーペを維持していくにあたって、少しでも参考になれば幸いです!
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