2015/10/29
Nor.M
世界初の量産ハイブリッド乗用車として人気の「プリウス」は車中泊に適しているのか。実際にプリウスで車中泊した人の声やプリウスで車中泊をするときに必要なものを紹介します。広い室内でも車中泊ではかなりストレスがかかるものです。しっかり準備しましょう。
広々とした室内空間と高級感の実現により車中泊にも使える車といえば、そうプリウス!
まずは、プリウスとはどんな車なのかということを見てみましょう。
プリウス
プリウスはトヨタ自動車が1997年に製造・発売を開始した世界初の量産ハイブリッド専用車、およびそれを中心としたハイブリッド専用車のブランド(商標)です。
プリウスは現在、世界93か国で販売されていて、車名はどの国においても「プリウス」となっています。
1995年11月、第31回東京モーターショーにて参考出品車として展示され、「人と地球にとって快適であること」というコンセプトの元に開発が行われました。
珍しい装備としては助手席およびリヤシートに組み込み式チャイルドシートや、近未来対応型マルチメディアシステム、ドームランプに設置された4方向のセンサーから発信されるマイクロ波により、駐車中の車内への侵入者を感知し、アラーム(ホーン吹鳴、ライトの点滅)で異常を知らせるセキュリティシステムがありました。
内装においてはセンターメーターではなく、運転席側にメーターを配置したオーソドックスなタイプが採用されていました。
プリウス
【プリウスの燃費】
グレードによって異なりますが、30.6~32.6km/Lです。
さすがハイブリッドカー。とても燃費が良いですね。
【プリウスの価格】
こちらもグレードによって異なります。
約223万円~約343万円となっています。
車中泊を検討する場合、一番気になるのは内装ですよね。
快適に車中泊ができるのかどうか、確認してみたいと思います。
プリウス 内装
プリウスは全席、ゆったりくつろげるインテリアとなっています。
薄くて骨格をしっかりと支えるシートを採用していますので、後部座席でも膝周りがゆったりとしています。
ヘッドクリアランスにもゆとりがありますので、圧迫感のないドライブが楽しめます。
車中泊以外に、普段使いとしても十分すぎますね。
プリウス 内装
室内は広いだけではありません。
小型のハイブリッドバッテリーを最適な場所に配置することで、ラゲージスペースは広くて平らな使いやすいデザインとなっています。
リヤシートを両側フラットにすれば頼もしい収納量となります。
広いスペースがあれば車中泊も安心・快適ですね。
プリウスの概要と内装から、車中泊への適性はかなり期待できそうです。
では、実際に車中泊をした方の感想はどうでしょうか。
プリウス
プリウスで車中泊をした方の感想ですが・・・
『AC100Vの電源オプションを付けられます。
1500Wと家庭用の大体の物が使える容量なので、ここは凄い良いと思える点ですね。』
という声がありました。
確かに普段家庭で使っているものが使えると便利ですよね。
『また、冬・夏場等にエアコンを利用しようとエンジンをかけた場合、バッテリーの電気でやるのでガソリン代が少しケチれます。』
という声もありました。
プリウスはガソリン代も節約できるようです。
さすがハイブリッドカーですね。
プリウスで車中泊をした方からは高評価が多いですが、
『でもプリウスで車中泊する時は、2人までですので、
家族で車中泊したい人にとっては不向きです。』
という評価がありました。
プリウスはセダンタイプですので、大人数の車内泊だと狭く感じてしまうのはしかたありませんね。
どうやらプリウスで車中泊は可能なようですね。
では、車中泊をより快適にするために、必要なもの前もって用意しておくと良いものをあげてみましょう。
プリウス
プリウス
プリウスはシートを倒すと広い空間ができますが、そのままだと部分的に段差、隙間が出来てしまうようです。
ですので、「ベッドマット」を用意しておくと良いと思います。
これを敷くと完全なフラットベッドとなりますので、熟睡できることと思われます。
車中泊ということを忘れてしまいそうですね。
空気を入れて膨らませるタイプもあるようなので、不要なときは空気を抜いておけば邪魔にもなりません。
これなら車中泊以外のときもトランクに常備できますね。
プリウス
キャンプ場などで車中泊をする場合は不要かもしれませんが、長距離ドライブでPAやSAなどで車中泊をする場合は外の明かりがまぶしくて寝られないということがあります。
そのようなときのために遮光カーテンやサンシェードを用意しておくと良いでしょう。
目隠し代わりにもなりますので、車中泊以外にも海やプール、スノボに出かけた際など、室内での着替えも可能となり、とても便利だと思います。
プリウス
「プリウスで車中泊」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
プリウスは工夫次第で車中泊が楽しめる車ということがわかりました。
前もってマットなど快適アイテムを用意しておくとより素敵な車中泊にすることができそうです!
ぜひ、車中泊をする際の参考にしてみてください。
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