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姉妹車からの脱却!独立した新型ビスタの詳細をまとめてみました!

新型ビスタは従来のカムリの姉妹車と言う位置付けから脱却し、独立車種となりました。新型ビスタとはどんな車なのでしょか。新型ビスタの燃費、価格、特徴、先代との比較から魅力を探りたいと思います。購入希望者必見の記事となっていますので、参考にしてみてください。

5代目!新型ビスタの誕生

新型ビスタは5代目でV50系として1988年に販売されました。
全高の高い独特のパッケージングを採用し、5ナンバーセダンにおけるもっとも優れたユーティリティ性能を追究しています。
さらにこのモデルから従来までのカムリの姉妹車としての位置づけを脱却し、独立した車種となりました。

グレードはエンジンではなく排気量で分けられ、2Lエンジン搭載車は直噴、通常燃焼に関係なくN200、1.8LはN180というネーミングになっています。

N200には標準タイプのほかに、ステアリングでシフト操作が可能なステアマチックなどを備えるSセレクション、マルチインフォメーションディスプレイなどの付くLセレクション、豪華装備のGセレクション、4WD専用のEセレクションがあります。

N180も標準のほかに2種のセレクションモデルが用意されています。

安全装備として全車にデュアルエアバッグ、ABS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準で装着していました。

このモデルでは「ビスタアルデオ 」が設定されました。
ビスタアルデオは歴代のビスタ史上、最初にして最後のステーションワゴンとなりました。

ビスタアルデオ

ビスタアルデオは全高が1,500mm台に達し、セダン、ワゴン共にコラムシフトを採用するなど、ミニバン市場を意識したかのような造りとなっています。
全車4速ATを採用し、ホイールのハブ穴は5穴に変わりはないものの、ホイールのP.C.Dが3代目と4代目の114.3mmから初代と2代目と共通の100.0mmに変更となりました。

内装はセンターメーターを採用しており、その中にはマルチインフォメーションディスプレイが埋め込まれています。また、上級グレードにはバーグラフ式のタコメーターが標準装備となります。

ビスタアルデオ内装

1999年7月に追加された特別仕様「ExcellentEditionV」に、6人乗り仕様の「マルチパーパスベンチシート」が設定されました。

2000年4月にマイナーチェンジが行われ、前後のデザイン・内装の意匠変更が行われました。
マルチパーパスベンチシート仕様がセダン、アルデオ共に正式追加されました。

ここまでが新型ビスタの詳細スペックです。
ここからはエンジンスペック、燃費、価格、先代との比較、発売日を見ていきながら、新型ビスタの魅力に迫りたいと思います。

まずは新型ビスタの燃費性能から見ていきましょう。

新型ビスタのエンジンスペック

まずは新型ビスタのエンジンスペックについて見ていきます。

新型ビスタにはFFモデルと4WDモデルの2種類が用意されています。
FFモデルの搭載エンジンは145馬力を発生する筒内直接噴射(D-4)の2L4気筒と、130馬力のハイメカツインカム方式1.8Lの2種です。
そして4WDモデルが搭載しているのが135馬力の2Lの1種となっています。

2000年4月には1800ccの1ZZ-FE型エンジンが大幅に仕様変更され、若干出力が向上しました。

2001年8月には2000ccのD-4エンジン搭載車のエンジンがこれまでの3S-FSE型から新開発の1AZ-FSE型に換装されました。

2002年4には4WDの3S-FE型エンジンを1AZ-FSE型のD-4に換装しました。

このように新型ビスタになってからもエンジンはどんどん進化していきました。
この進化が安定した走行性能や燃費向上につながっていると言えそうです。

次は新型ビスタの燃費性能について見ていきましょう。

新型ビスタの燃費性能

次は新型ビスタの燃費性能を見ていきます。
新型ビスタの燃費はどれくらいなのでしょうか。

新型ビスタの燃費は9.0km/l~15.4km/lです。

当時のセダンとしては普通の数値だと言えます。

次は新型ビスタの価格を見ていきましょう。

新型ビスタの価格

次は新型ビスタの価格を見ていきます。
セダンタイプとなったビスタの価格はどれくらいなのでしょうか。

新型ビスタの価格は1,119,000円~2,605,000円です。

安価で買える仕様もあるようですね。

次は新型ビスタの特徴と4代目との比較です。

新型ビスタの特徴と先代との比較

次は新型ビスタの特徴と4代目ビスタとの比較です。

新型ビスタの特徴はやはりこれまでラインナップも主力であった4ドアハードトップが廃止され、4ドアセダンをラインナップの中心に据えたことです。
さらには新型ビスタのモデルでビスタアルデオ という、ステーションワゴンが設定されたことです。

新型ビスタはフルモデルチェンジの際、従来モデルから大きく変貌を遂げ、今までのカムリとの姉妹車関係を解消し、完全な日本国内専用の独立した車種となりました。

つまりは先代までの姉妹車という位置づけではなくなったということです。
これは4代目と新型との大きな違いといえます。

4代目ビスタ

4代目ビスタは3代目ビスタのホイールベースが50mm延長された以外コンセプトの変化はなく、上記した通りボディバリエーションはハードトップをメインに据え、セダンはαXに集約されていました。

新型ビスタの特徴は姉妹車という位置づけから脱却し、セダンをメインとしたことと、ビスタアルデオというステーションワゴンが設定されたことの2点だと言えそうです。

最後は新型ビスタの発売日を見ていきます。

新型ビスタの発売日

最後は新型ビスタの発売日を見ていきます。

新型ビスタの発売日は1998年7月1日です。

新型ビスタは2003年10月6日に英国工場製のアベンシスの販売されたことにより製造が終了しました。21年の歴史に幕が下ろされました。
翌年には同モデルの車名を冠したトヨタビスタ店もネッツ店に統合され、ビスタという名前はなくなりました。

いかがでしたか。

新型ビスタはすでに生産・販売が終了している車種ですが、姿かたちを変えながら21年も愛されてきた1台となりました。
自動車購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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