試乗できない幻のスポーツカー!?ホンダS360とはどんな車?
2015/12/15
ゴンタ
まるで外国映画に出てくるようなかっこいいスポーツカー、アルファロメオSZ!あこがれですよね。試乗だけでもしたいものです。実際に試乗した方々、乗っている方々の感想を交えながらアルファロメオSZの魅力にせまります!きっとあなたもSZに試乗したくなるはず!
Alfa Romeo SZ 3
SZはイタリアの自動車メーカーアルファ・ロメオが製造・販売していたクーペまたはオープンタイプのスポーツカーでです。コンセプトは1代限りで終わり、後継車種は現在のところ登場していません。
1989年のサロン・アンテルナショナル・ド・ロトでコンセプトカーの「ES-30」(Experimental Sportscar 3.0L)を発表しました。車体のデザインと制作はザガートが担当、しかしドライブトレインは含まれておらず、エクステリアのみのプロトタイプでした。同年、SZを発売。「SZ」とは、Sprint Zagatoの略です。
SZはザガートによる「ES-30」のデザインが採用されず、フィアット・デザインセンターの主導で行わました。「zagato milano」と刻印されたZ印のエンブレムだけは残されています。
SZ ザガートのエンブレム
SZのエンジンは75にも搭載されていた2,959cc V型6気筒 12バルブエンジンであり、最高出力は75の188hpに対して210PS(207hp)/6,200rpm、最大トルク25.0kgf·m/4,500rpmというスペックは当時のアルファ・ロメオでは最もパワフルでした。いい音なんでしょうね・・・試乗して体感したいですね!
トランスミッションは5速MT、駆動方式はトランスアクスルFRです。後輪駆動ですね。
SZは1989~1992にかけて1000台のみ生産されたアルファ・ロメオのスペシャルモデルです。限定車ですよ!日本には何台存在しているのでしょうか・・・果たして試乗できた幸運な人はどれくらいいるのでしょうか・・・調べれば調べるほど試乗してみたい!
SZ クーペ
SZのボディタイプは2ドアクーペです。クーペとは本来、「主座席は一列」とされ、後部座席は元から存在しないか、あっても補助的なものとして設置されています。現在では、クーペと呼ばれる車種の多くは後部座席を持ち、4人乗りまたは5人乗りとなっています。しかしその座席空間は狭い場合が多いです。スポーツクーペにおいての後部座席は補助席程度の窮屈な空間、子供用、あるいは事実上の手荷物置き場としてしか活用できない場合すらあります。試乗するときは運転席か助手席しかないですね!
SZはFRですが、フロントヘビーを解消する為にトランスミッションをリアに移動するトランス・アクスル方式を採用しています。
SZのようなスポーツカーやGTカーでは運動性と操縦性を高めるため、重量物を車両の中心に集めるとともに前輪・後輪それぞれにかかる荷重を等しくすること(前後重量配分の均等化)が求められますが、一般的なFRレイアウトの車は、重量物であるトランスミッションを最大重量物であるエンジン直後に配置するため、重量配分がフロント寄りとなりやすのです。トランスミッションをリアアクスル直前に配置する方法が考えられ、小さく軽くまとめるためにトランスミッションとディファレンシャルギアを一体化したものがトランスアスクル方式です。
レクサス・LF-Aのドライブトレイン
左側がフロントカウンターギアASSY、トルクチューブを介した右側がリアトランスアクスル
この方式はコスト高となることやプロペラシャフトの回転慣性力(イナーシャ)のために、迅速なギヤチェンジがやや困難であること、居住性・快適性が悪化することなど欠点が多々あります。しかしアルファロメオでは、SZはもちろん一般的な4ドアセダンにもこの方式を採用していました。
SZと同じトランスアスクル方式のアルフェッタ2000
スポーツカータイプの車は、特に車に興味がない人でも、試乗してみたいと思うはず。特に、SZは男女問わず目を奪われること間違いなしです。
しかし、SZは限定車だったので手に入れることはほとんど不可能に近い?庶民には高嶺の花と言われています。部品なども入手困難で維持するにも相当の覚悟が必要ですね。でも試乗だったら・・・幸運にも試乗できたみなさんの感想を集めてみましたのでご覧ください。
アクの強いエクステリアデザインから、「イル・モストロ」(Il Mostro 「怪物」の意)というあだ名が付けられているSZ。まだ試乗していないのに、どう表現したらいのかわからないほど、強烈なインパクトに圧倒されました!
ベースは75ですが、その面影はどこにも感じられません。 全く別もの?フェンダー横にザガートのエンブレムがあります。見たことのないデザイン、すさまじいオーラーを放っています。 試乗前にすでに夢心地です・・・
SZのサガートのエンブレム
SZのベースといわれている75
いよいよ試乗!エンジンパワーはそこそこですが、何というか・・・とにかくドライバーを夢中にさせます!最大トルクポイントの4500回転かららレッドゾーンの6500回転までいくと、言葉にできない感動を与えてくれました!ずっと試乗していたい・・・
試乗しました!少しアクセルを踏むとV6 3リッター 210psのアルファエンジン音が聞こえてきます。アルファエンジン最高! ブレーキも急速な減速を可能としていて、ワインディングハイスピードで興奮します。 試乗ではなくオーナーになりたい!
試乗前に調べた情報では、ブレーキのフィールがよくないらしいです。効き自体も甘く、放熱性があまり良くないのかな?リアはブレーキ自体がセンターに設置されていて、風を受けにくくなっています。試乗してみると、まるで感じることなくスムーズな走り!この時間がずっと続いて欲しい・・・試乗最高!
いかがでしたか?SZの試乗、したくなりましたか?アルファロメオSZに魅力、画像を見ればみるほど、実物を目にしたいという衝動にかられませんか?試乗はいったいどこでできるのでしょうか?前述したように、限定車であるため、扱うディーラーも少なく、試乗するなら持ち主とお友だちになって、試乗が無理ならせめて助手席でエンジン音を聴きたいですね。一人でも多くの方がSZに試乗できますように!そうしたら是非試乗レポートを出して下さいね。
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