試乗できない幻のスポーツカー!?ホンダS360とはどんな車?
2015/12/15
ゴンタ
発売当時は、まだミニバンというジャンルが存在していなかったが、ミニバンの先駆けともいえるスタイルの日産プレーリー。そんな日産プレーリーに実際に試乗した人は、どのように評価しているのでしょうか。日産プレーリーに試乗した人の声をきいてみましょう。
元祖ミニバンともいえる日産プレーリーですが、試乗評価を見る前に、プレーリーの歴史を振り返りつつ、どのような車なのかをご紹介します。
プレーリー
1982年に誕生。高い居住性と使い勝手の良さをコンパクトにまとめられて作られた車。
当時はミニバンというジャンルが存在していなかったので、日本流ミニバンの先駆け的存在だったといえる。3列シートのJW系(JW、JW-L、JW-G)、2列シートのRV系(RV、RV-S)、2列シートのSS系(SS-G)、商用車のNV系(3人乗り、3 / 6人乗り)という4タイプのバリエーションがあった。
1995年にマイナーチェンジされプレーリージョイという車名になった。
2.4Lエンジンとコラムシフトやベンチシートが廃止され、運転席SRSエアバッグが全車標準装備となる。ストラット・タワー部の張り出しがなくなり3列目の居住空間が改善され、ファミリー層や高齢層に人気があった。
1998年にモデルチェンジされ、プレーリーリバティという車名になった。
時代を先取りしすぎたスタイルで人気が出なかったプレーリーの、乗用ミニバンに求められる資質が改良された。
2001年にマイナーチェンジされ、プレーリーが消滅しリバティという車名になった。
10・15モード燃費 8.2~11.6km/L
現在のプレーリーリバティの中古車価格は平均価格16.6万円、価格帯1円~35万円となっています。
プレーリーの概要を見たところで、本題のプレーリーに試乗した人の評価を見ていきましょう。
まずは、プレーリーに試乗した人の、走行性に対する評価を集めました。
プレーリーリバティ
CVTはトルコンでクリープが付いているので、普通のATとの違和感を抱くことなく扱えるもの。シフトショックのない滑らかな加速は、ドライバー以外の乗員にとっても満足できるものだ。トルクがあるため、エンジン回転と速度のズレといった違和感も少ない。微速からの加速時などに、カクッというショックが見受けられる場面もあったが、非常に注意深く走らせてみないと感づかないものであり、あえて不満箇所として指摘するまでもないだろう。
この試乗では、プレーリーリバティのシフトショックのない走りは、ファミリーミニバンに最適という評価をされています。
ステアリングを握るだけではっきりとわかるほど、アイドリング時の振動は大きめだった。このあたりはもう少し洗練されていてもいいのでは。 タイヤの切れ角を多く取ったことで最小回転半径がFF車で5.3mという、イプサムの5.5mを凌ぐ数値を実現している。
この試乗では、プレーリーリバティのアイドリング時の振動が気になる点として評価されています。
小回りのよさは良いようですね。
ハンドリングは、ファミリーミニバンの性格を反映させて、ややダルな味付けで女性ドライバーにとっても馴染みやすいものとしている。対して足回りは硬め。試乗車が走行300kmというバリバリの新車ということを差し引いても、この硬さだけはちょっといただけない。常に路面がゴツゴツと伝わってくるので、安っぽい走りに思えてしまう。ただこの硬さがコーナーや高速巡航時の安定感をもたらす。
この試乗では、プレーリーリバティのハンドル操作性は、女性向けと評価されていますが、足回りが硬めでファミリーカーとしては、もう少し柔らかい方がよいと評価されているようです。
その他の試乗評価では、
「両側スライドドアと室内の広さ 視界がよく運転しやすい 大勢乗るにはいい」
「スピードを出すとエンジン音がうるさくラジオが聞こえない」
などがありました。
両側スライドドアが便利で使いやすいといった意見は多いようです。
実際に試乗してみないと分からない、走行や運転性能は貴重な意見ですね。
次に、プレーリーに試乗した人は、内装についてどのように評価しているのかを集めました。
プレーリージョイ
インパネやドアトリムのデザインを大きくラウンドさせ、3ナンバーミニバンに慣れた人でも、5ナンバーの狭さを感じさせないものとなっている。また、サイドシルの段差がないので、乗降性の良さにも気付かされるはずだ。ただし、後席のシートが理想的というよりやや高めの感じに位置しているので、少しよじ登るに感じになってしまうのが残念。
この試乗では、窮屈さのない空間が評価されています。
3列目シートを補助用と割り切っただけに、フレキシブルなラゲッジールームを実現できている。3列目シートはレバーひとつで簡単に倒せるというのが嬉しい。座面部をフロアに収納し、さらに330mmのスライド量を持つ2列目シートを前方にスライドさせれば、24インチのジュニアマウンテンバイクが積載可能のフラットなスペースが確保される。またリアハッチには狭い場所でも荷物が出し入れできるガラスハッチも装備される。1、2列シート間のフルフラット、2、3列シート間のフルフラットなどのシートアレンジも多彩に用意される。
こちらの試乗では、必要に応じて広さを変えられるラゲッジルームや、シートアレンジの多さが評価されています。
こういった機能性の良さは、ファミリー向けといえますね。
プレーリージョイ
その他の試乗評価では、
「内装がチープなので、あまり高級感はありません」
「シートのはだざわりが、とても良いクルマです」
などの意見がありました。
シートの肌触りは、実際に試乗した人にしか分からない感想ですね。
最後に、プレーリーに試乗した人は、総合的に見てどのように評価しているのかを見てみましょう。
日産 プレーリーリバティ
乗用車的で、普段の使い勝手は圧倒的によい。ただ、エスティマクラスの広い空間を利用することを覚えてしまうと、リバティクラスの空間はかなり中途半端なものに思える。
この試乗では、広い空間のミニバンに慣れた人には物足りないけど、使い勝手はとても良いと評価されています。
小さなお子さんがおられるような「ファミリー・ユース」としては、大変便利な車だと思います。 さすが大人サイズのサードシートはきついですが・・・わずかな距離なら大丈夫です。
この試乗では、やはりサードシートはあくまで補助的な役割と考えた方がよいと評価されています。
形はミニバンですが、用途も含めて乗用車。少し柔らかすぎるショックと相まって、乗り心地は悪くない。ただ、すぐに飽きがくる。実用性を考えたら、7人乗りは無茶な車。
この試乗では、ミニバンというより広めの乗用車といった評価でした。
当時としてはいい車だったと思いますがはっきりいって今の普及していろいろ改良されたミニバンたちにはまったくかないませんな・・・ただ中古で買えば激安なんで値段のわりに結構使えるんじゃないかな
この試乗では、今の価格ならばコスパ的には良い車といえるのではないかということです。
試乗した人の総合評価を見てみると、7人乗りとしては厳しいけれど、小さなお子さんのいる家族向けと感じます。
足回りが硬く乗り心地が悪いといった評価と、乗り心地は悪くないといった意見に分かれているのは、グレードや年式の違いもあるのでしょうか。
プレーリーを試乗した人の評価をいろいろ見てきましたが、いかがでしたか?
実際に試乗しないと分からない、試乗した人ならではの評価は、中古車を購入検討するにあたってとても参考になりますね。
プレーリーは年式は古いですが、中古車価格はかなりお手頃となっていますので、ファミリーカーやちょっとした荷物が積める車をお探しの方は、お手軽に購入できますね。
格安ファミリーカーを検討している方は、この試乗評価を判断材料にしていただければと思います。
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