2016/02/02
みーこ11
昨年シカゴで開催されたIMTS(インターナショナル・マニファクチャリング・テクノロジー・ショー)で、世界初3Dプリンターで、できた3Dプリンタカー『Strati』が出品された。デトロイトショー15でも走行デモンストレーションが行われ、世界初の3Dプリンターカー話題となっている。
出典:response.jp
3Dプリンターカー『Strati』を作り上げたのは、アリゾナ州フェニックスにあるローカル・モータース社である。もともとは、少量生産の車を作り上げる会社として始めたが、研究機関であるオークリッジ・ナショナル・ラボラトリーとの共同で、制作し完成させた。
3Dプリンターは、最近どんどん身近な存在になり、技術進歩とともに、複雑な形のものができるようになってきた。こうしてできた3Dプリンターカー『Strati』は、ミニチュアカーではなく、リアルサイズでできていて実際に運転することもできる。2シート、最高時速は40kmだ。重さは約800kgであり、これはだいたいアメ車の半分でだという。フレームとパネルは、カーボンファイバーを配合し、200層以上も蓄層して造られた樹脂素材を使用している。
出典:gigazine.net
平均寿命は、5~6年であり、ガレージに駐車し酷使しなければ、もう少し長くなる。そして、3Dプリンターカー『Strati』の凄いところは、なんといっても壊れたり傷んだ時、3Dプリンターで再びプリントすれば直すことができる。今年中に発売予定で、値段は200万円~340万円である。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局