試乗できない幻のスポーツカー!?ホンダS360とはどんな車?
2015/12/15
ゴンタ
世界で20台の限定販売というプレミアムカー!ランボルギーニ・レヴェントン。レヴェントン・ロードスターはさらに少ない限定15台!そんな希少なランボルギーニ・レヴェントンに試乗した人の評価は?レヴェントンの魅力を徹底解剖してみました。
レヴェントンは20台限定、レヴェントン・ロードスターは15台限定。
幻の車ともいわれるレヴェントンとは、いったいどんな車なのでしょうか?
試乗評価を見る前に、レヴェントンについてご紹介したいと思います。
レヴェントン・ロードスター
イタリアのランボルギーニが製造・販売した、ムルシエラゴをベースとしたスーパーカー。
デザインのモチーフはステルス戦闘機で、車名の由来は闘牛の名前である。
2007年フランクフルトモーターショーで公開。20台限定で販売された。
価格は100万ユーロで、日本円では約1億6000万円。日本には1台が輸入されている。
21台目はランボルギーニ・ミュージアムに展示されている。
2009年フランクフルトモーターショーでロードスターバージョンを公開。15台限定で販売された。
価格は110万ユーロで、日本円では約1億5000万円。
さすが究極のスーパーカーということで、燃費もすごい!
2009年の記事では、燃費ワーストランキング3位に入っていて、市街地で3.8km/L高速で5.95km/Lとなっています。
その他、希少価値の高いレヴェントンにまつわる、レプリカ詐欺事件や、日本に1台しか輸入されていないとされるレヴェントンの噂など、ネットでは事実と憶測が飛び交っているようです。
レヴェントンの概要を見てきましたが、これだけの希少価値のあるレヴェントンに試乗した人って・・・ホントに貴重だと思います。
そんなレヴェントンの試乗評価をまとめてみました。
まずは、走行性についての試乗評価を見てみましょう。
レヴェントン
この試乗は、発表前の試乗車で、リミッターが130km/hに設定されています。
発表前の車輌は、公道でテストしないということです。
スピードリミッターの付いた状態でしかドライブしていないので、半分以下のパフォーマンスについてしか答えられません。街中ではコンフォートですが、スピードアップすると硬くなっていきます。同時にダウンフォースが効いて、路面に吸い付くように走ります。低速から高速にかけての伸びもあり、ドライブの感覚は実にイイですね。
動き始めた第一印象を正直に書けば、やはりLP640の雰囲気そのままだな、というもの。アクセルを踏み込んだときのクルマの動き方、ステアリングを切った感触。いずれも初めて触れるものではなく、違和感は全く覚えない。でも……何かが違う。
セダンのような快適さというよりは、足まわりんのセッティングの良さだろう。バタバタ感もなく収まりがいい。タイヤはサイズこそ同一だが、銘柄はサーキットに対応するピレリのハイパフォーマー、Pゼロ・コルサに変更している。ならば足まわりは硬く……というのがこれまでのモディファイだったが、近年のトレンドは柔らかくともスポーティなアシ。具体的に明かされてはいないが、おそらくビルシュタインの仕事だと思われる。
エンジンパワーはさすがにフルには試せないが、バルブクリアランスが合っているのか、その振動や音がきめ細かい。この手のデモカーは不特定多数のドライバーが乗るため、このあたりは荒れることも多々ある。しかしこのシャシーナンバー*ZHWBE77S08LA02751*を持つレヴェントンは、過去に乗った中のでも最高レベルの好感触を各部から得ることができた。このように、ひとつひとつの“仕立て”がいいのがレヴェントンというクルマなのだ。
この試乗では、発表前の試乗車ということで130km/h制限でした。
なので本当の速さについては分からなかったようですね。
試乗した人は、ムルシエラゴLP640と比較されているようですが、どちらにしても庶民には理解できない感覚なので想像すらつきませんが、レヴェントンに実際に試乗された希少な評価となっています。
続いては、レヴェントンの内装について、試乗評価をみていきたいと思います。
こちらも少ない試乗評価の中から集めてみました。
レヴェントン
一歩コクピットに足を踏み入れると、室内もまたレヴェントン独特の雰囲気。素材はレザーとアルカンターラを組み合わせているが、前者はダークブラウン、後者はカーキとグリーンの中間色をそれぞれ採用している。
基本デザインはLP640と同様だが、航空機をモチーフとしたメーターや、アルミから削り出し周辺をカーボンで包み込んだというメーターハウジングなどは、実に凝った造りとなっている。カーボン素材はステアリング下部、パドル、センターコンソール、シートなどにも採用され、ランボルギーニがいうところの軽量化に貢献していると思われる。
インテリアに関しては、ネット上に動画などが公開されていて、見た目での評価はいろいろされているようです。
試乗した人もムルシエラゴと比較していますが、基本デザインはLP640と同じのようです。
レヴェントン
米軍ラプター戦闘機を元にデザインされたと言うメーターパネルはいいとして、ステアリングまでムルシェラゴと同じというのは…100万ユーロを払うには物足りないのではないか・・・といった評価もあります。
試乗された人は、カーボン素材を使ったディテールを評価されているので、そういった素材や質感の違いが値段の違いとなってくるのでしょうか。
素材や質感などは、実際に試乗しないと分からないことですので、限られた試乗評価は貴重ですね。
レヴェントンに試乗した人の、走行性や内装についての評価を見てきましたが、総合的に見るとどう評価されているのでしょう。
レヴェントンに試乗した人の総合評価をまとめてみました。
「今はスチールだけど、生産時にはドアもアルミになるはずだ」と証言。このデモカーがまだ完成前であること、そしてまだ進化する可能性があることを示唆した。間違いない、レヴェントンはLP640よりも確実に軽い。
モレノさん(デモカーの管理担当者)にもう一度ステアリングを委ね、峠アタックをお願いする。このデモカーはトラコンもオフに出来ないようになっている。するとモレノさんは猛烈な加速でスタートし、コーナー手前では強力なブレーキング。時にはトラコンが作動する様子がわかるように走ったりと、レヴェントンのさまざまな表情を私に見せてくれた。その時のレヴェントンは文字どおり、峠を舞うような雰囲気だった。お恥ずかしながら、あまりの舞い方に途中でクルマ酔いしてしまったが……。
レヴェントンはランボルギーニの伝統、いや伝統を自ら伝える最後のモデルなのだ。そのフィナーレを迎えるために、その先の明るい未来を大いに予感させるオリジナルデザインのボディをワンオフで造り上げ(しかもこれは外部デザインの力を借りない初めてのランボだ)、わずか20台だけ生産する。ワンオフでボディを造るということは、それだけでも大いなるコストがかかる。そう考えれば、100万ユーロという価値は創立から考えれば約45年に渡る歴史への対価であり、これを高いと考えるか安いと考えるかは、ランボルギーニへの思い入れ次第なのではないか。そして市場はそれだけの価値があると、既に答えを出しているのである。
結論としてレヴェントンは、LP640の足まわり、エンジンなど、全ての精度を究極まで高めたモデルだった。これぞ最上級のランボルギーニ。まさに“伝統の頂点”に相応しい。
2010 Lamborghini Reventón Roadster Start Up, Exhaust, and In Depth Review
これは、試乗レビュー動画で有名なユーチューバーが公開している動画です。
レヴェントン・ロードスターは最高出力670馬力の6.5リッターV12エンジンを搭載し、0-100km/hの加速はわずか3.4秒、最高速度は330km/hと公表されており、発表から5年以上経った現在では、オークションなどで億単位の価格で取引されているようです。
デモカーということではありましたが、実際にレヴェントンを試乗したという数少ない評価を聞くことができました。
庶民にとっては雲の上の話なので、試乗評価を見ても正直ピンとこないと思います。
そういった意味では、試乗レビュー動画で有名なユーチューバーさんの動画は、少し試乗した気分が味わえるのではないでしょうか。
Lamborghini Reventon
最後に、2007年11月23日にブレシアの軍事空港で行われた、前代未聞の加速レース。
ランボルギーニ・レヴェントン VS トルネード戦闘機(A200-A)の動画です。
軍事空港内の滑走路を使って、3kmの加速を競い合うというこのレース、序盤はレヴェントンがリードを保ったものの、最後の数mでトルネードが追いつき、レヴェントンの最高速である340km/hを超える速度でかわして離陸した、とされている。
航空機をモチーフにしたレヴェントンをアピールするための催しだったそうですが、やることが桁外れですね。
さて、レヴェントンについての試乗評価や、試乗の動画などをまとめてみましたが、いかがでしたか?
この試乗評価や動画で、少しでもレヴェントンの魅力を身近に感じていただければと思います。
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