2016/05/19
Mive
トヨタのSUV、新型RAV4がニューヨークオートショー2015で発表されました。待望のハイブリッド車が追加です。評価の高い現行RAV4ですが、ハイブリッド車は日本で発売されるのでしょうか。気になるRAV4ハイブリッド車の、現行車との比較等、紹介していきます。
新型RAV4ハイブリッドの紹介をする前に、トヨタのRAV4とはどんな車なのでしょうか。
RAV4について見ていきましょう。
トヨタ:RAV4
RAV4(ラヴフォー)は、トヨタ自動車で生産されているクロスオーバーSUV車です。
モノコック構造の乗用車をベースにしたクロスオーバーSUVの先駆となった車種で、初代RAV4は、日本でいう5ナンバーサイズに収まるコンパクトなサイズのクロスオーバーSUVでしたが、主に北米市場の要求から、モデルチェンジのたびにボディサイズを拡大し、2代目以降3ナンバーサイズとなりました。
RAV4は、狭い場所での荷物の出し入れに便利な、横開きバックドアが特徴で、後ろに余裕のない場所での荷物の出し入れに役立ちます。
現在4代目まで発表されてはいますが、日本では2013年に公式発表された3代目ハリアーが4代目RAV4のプラットフォームを使用した兄弟車として優先販売する関係で現在のところ4代目は未発売です。
RAV4がどんな車か分かったところで、新型RAV4ハイブリッド車について見てみましょう。
マイナーチェンジでどこが進化したのでしょうか。
トヨタ:RAV4ハイブリッド
先日、トヨタ新型RAV4がニューヨークオートショー2015で発表されました。日本で現在発売中なのは3代目RAV4、北米・欧州では4代目RAV4という差が現在生まれています。その4代目RAV4からのマイナーチェンジで生まれた車が、RAV4ハイブリッド車です。
トヨタ:RAV4ハイブリッド
フロントのデザインは、マイナーチェンジしたオーリスと同じように、グリルが小さく逆台形のヘッドライトレンズを採用したフェイスに変更になっています。リア周りも、ライン発光のブレーキランプが採用され、よりシャープな印象のデザインになっています。全体的にはRVからクロスオーバーに近い雰囲気に仕上がっています。
横・後ろはパッと見ただけではそんなに変更はありませんが、フェイスは違う車種のようですね。これは好みが分かれそうです。
トヨタ:RAV4ハイブリッド
基本的には大きな変更はありませんが、USB電源やリアに電源ソケットが追加されたり、取っ手のついた背の高いマグカップが使えるように改良されたカップホルダーへ変更されたりするなど、使い勝手の向上をメインに細かな変更がされています。
こういう細かい変更でも、使いやすい室内になるのは嬉しいですね。
トヨタ:RAV4ハイブリッド
欧州モデルではディーゼルエンジンが採用されていますが、今回のマイナーチェンジでは、ディーゼルではなくハイブリッドモデルの追加となりました。
ハイブリッドモデルのハイブリッドユニットは、2.5Lの4気筒アトキンソンサイクルのガソリンエンジンとモーターが組み合わされたユニットです。トランスミッションは、eCVTが組み合わされ、FF走行をベースに必要時のみ4WDに自動的に切り替わるAWD-iが採用されています。
やはり、各車種からハイブリッドモデルが出ている今、ハイブリッドモデルは当然のように登場です。嬉しいですね。
トヨタ:RAV4ハイブリッド
残念ながら、ハイブリッドモデルの燃費は今回公表されませんでしたが、SUVは比較的燃費が良くないモデルが多いので、ハイブリッド化での燃費向上を期待しましょう。
ちなみに、現在発売されているRAV4の燃費は・・・・・
JC08モード 11.8km/L
ハイブリッドモデルの燃費がすごく気になるところですが、きっと満足できる数字が出ることでしょう。発表が待ち遠しいです。
日本国内で販売されているRAV4は3代目RAV4です。ハイブリッド車はまだ発売されていませんので、現行RAV4がどのような評価なのか見ていきましょう。
トヨタ:RAV4
はじめは少々戸惑いましたが、乗る度に愛着が。。大き目なガソリンエンジンですが、かなり燃費も良く、気に入ってます。リッター2桁の走行結果は、ここしばらく経験していない数字です。ECO表示が有るからでしょうか。常にECO運転を意識するようになりました。 現在運転が楽しく、休暇をとって長距離クルージングを計画しています。
現行RAV4の評価はすごく高いですね。評価の高いRAV4のハイブリッド車となれば、とても期待ができます。
ハイブリッドカーはエンジンとモーターそれぞれの長所を活かして走ります。エンジンが燃料を多く消費する状況やエンジンだけではパワー不足の状況でも、モーターのアシストを借りて、同一排気量車以上の低燃費・低排出ガスと、力強い走りを可能とします。また、減速時にブレーキで捨てていたエネルギーを、モーター発電で電気エネルギーとしてバッテリーに回収できるため、更なる低燃費・低排出ガスが実現できます。
モーターとエンジンで車輪を駆動、
発電機で発電し自分で充電することも可能
シリーズ・パラレル・ハイブリッドは、モーターとエンジン2つの動力で車輪を駆動すると共に、モーター走行をしながらの発電も可能とする方法です。
走行条件によって、モーターのみでの走行と、エンジンとモーターの両方を使った走行を切り替えることが可能です。また、発電機を搭載しているので、走りながらバッテリーを充電できます。
基本的な構造は、モーター・エンジン・バッテリー・発電機・動力分割機構・パワーコントロールユニット(インバーター・コンバーターから成る)構成です。エンジンの動力を動力分割機構で2分割し、一方は直接車輪を駆動し、もう一方は発電に使用して、モーターへの電力供給やバッテリーへの充電に使います。
低速から力を発揮するモーターと高速で力を発揮するエンジン、それぞれを理想的に制御することが可能であり、あらゆる条件下で効率的な走りを実現できます。
トヨタは進化を続けていますね。環境にも配慮している点はトヨタらしいです。環境にやさしい車はやはりカッコイイですね。
トヨタ:ハリアーハイブリッド
トヨタのハリアーハイブリッドは、高級クロスオーバーSUV「ハリアー」の2代目モデルに設定されていたハイブリッド仕様です。
V型6気筒3,310ccの3MZ-FE型エンジン(最高出力211PS)、フロントモーター(最高出力167PS)とを統合制御するハイブリッドユニット(システム出力272PS)を搭載。
【ハリアーハイブリッドの燃費】
10・15モード 17.8km/L
ホンダ:ヴィゼルハイブリッド
ホンダヴェゼルは、3代目フィットをベースに開発された小型クロスオーバーSUVです。ハイブリッド仕様は「SPORT HYBRID i-DCD」を採用し、エンジンのLEB型に直噴技術を取り入れたことでハイパワーを実現するとともに、JC08モードで27.0km/Lの低燃費を達成しています。
さて、ここまでトヨタのRAV4と新しく発表されたRAV4ハイブリッド車についてみてきましたがいかがでしたでしょうか。
RAV4ハイブリッドは、ニューヨークオートショー2015で発表はされたものの、日本国内での発売は未定です。が、RAV43代目がこれだけ評価がいいと、RAV4ハイブリッド車も期待ができます。4代目RAV4よりもハイブリッド車の方が人気が出るのではないでしょうか。
もし日本国内での発売があるとしたら・・・2015年内でしょうか?!2016年になるのでしょうか?!燃費の発表や金額、もちろん乗り心地等の口コミも楽しみですね♪
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