ブリオ!ホンダのアジア新興国向け小型乗用車。その性能や価格は?
2015/11/12
tace
ホンダよりアジア市場向けに新型車が発売されました。その名も『ブリオ』。今回は新型ブリオアメイズとブリオサティヤについて紹介します。ホンダブリオの発売日や他車との比較等、ホンダの新型ブリオについて纏めています。興味のある方必見ですので、参考にしてみてください!
ホンダからアジア市場向けに『ブリオ』の新型車が発売されました。まずはじめに、新型ブリオとはどのような車なのか見ていきましょう。
また、新型『ブリオアメイズ』・『ブリオサティヤ』についても見てみましょう。
ホンダ:ブリオ
ブリオは、本田技研工業がアジア向けに生産・販売している、5ドアハッチバック型の小型乗用車です。タイおよびインド向けとして開発され、2011年5月にタイ、同年9月にインドで発売開始されました。使用される鋼材を含め80%以上の現地調達部品を使用し、現地生産で供給されています。『ブリオ』という車名ですが、イタリア語で「元気」「陽気」を意味しています。
ホンダ:ブリオアメイズ
フロントフェンダーからシャープに伸びるラインをもつ5ドアのブリオに対して、ブリオアメイズは、コンプネーションランプから伸びるラインが加わり、2本のシャープなラインでサイドビューが形成されている、小型4ドアセダンです。フロントフェイスは、ほぼ同じですが、サイドビューやトランクになったリヤビューなど違った印象に仕立てられています。独自性のあるデザインと、運転席まわりを充実させたゆったりとした室内空間、容量400Lのトランクスペースを実現し、セダンとしての機能もシッカリと持たせています。
ホンダ:ブリオサティヤ
新型ブリオサティヤの最大の特徴は樹脂製リアハッチです。車内はシートや内張を明るいベージュ色、ダッシュボードやドアグリップ付近をグレー色としたツートーンの配色。リアシートはヘッドレスト一体型で充分な広さがあります。 「誠実」を意味する「サティヤ」という語は、このクルマがインドネシアのお客様の誠実なパートナーとなってほしいという開発時の想いを込めてネーミングされています。この新型ブリオサティヤですが、すべてインドネシアの工場で生産され、85%の高い現地調達率を達成しています。
そんなホンダが発売した既にアジアで人気のブリオですが、エンジンスペックや車体の大きさ等、性能詳細はどれほどのものなのでしょうか。
そこで、新型ブリオアメイズ・ブリオサティヤの性能詳細について調べてみました。
ホンダ:ブリオアメイズ
【ホンダ:ブリオアメイズ詳細】
・ エンジン:1.2L i-VTECエンジンを搭載
・ 全長3,990mm×全幅1,680mm×全高1,495mm
・ 45万4,000バーツ(約118万400円)※1バーツ=約2.6円換算
・ 燃費 JC08モード 20km/L
ホンダ:ブリオサティヤ
【ホンダ:ブリオサティヤ詳細】
・ エンジン:4気筒1.2L i-VTECエンジンを搭載
・ 排気量65kW(88PS)
・ タイプA:1億600万ルピア(約90万4,000円)
タイプS:1億1,100万ルピア(約94万6,000円)
タイプE:1億1,700万ルピア(約99万7,000円)※1バーツ=約2.6円換算
・ インドネシア政府の低価格エコカー普及策「ローコストグリーンカ―(LCGC)」政策に適合※LCGC政策は、認定された低価格・低燃費車に対して税制上の優遇措置を与えるというもの
ホンダの新型ブリオアメイズとブリオサティヤは既に発売されています。気になるホンダ新型2台の発売はいつだったのでしょうか?
ホンダ:ブリオ
【ホンダ:ブリオ発売日】
2011年3月17日 タイで新型小型車「BRIO(ブリオ)」を発表
2011年9月27日 インドで小型車「BRIO(ブリオ)」を発表
ホンダ:ブリオアメイズ
【ホンダ:ブリオアメイズ発売日】
2012年11月23日にタイ市場にて発売開始
ホンダ:ブリオサティヤ
【ホンダ:ブリオサティヤ発表日】
2013年9月11日
ここまでホンダのブリオと、新型ブリオアメイズ・新型ブリオサティヤの性能等を紹介してきましたが、アジアの方たちの評価はどのようなものでしょうか。
ホンダ:ブリオ
ホンダのブリオシリーズは、どれも低価格で満足との声が多かったです。コンパクトで、でも広く、かつ低燃費というのも人気の一つですね。内装もかっこよく、「ホンダのコンパクトカーの中では一番インテリアがかっこいいけれど、日本では発売されていないのが残念」との日本人の声がありました。確かにかっこいいインテリアです。
残念ながら、ホンダのブリオ・新型ブリオアメイズ・新型サティヤは、現地タイをはじめ周辺の東南アジア各国、インドや南米で販売されているだけで、国内での販売はありません。
なので、国内で購入可能な、同タイプの車種を探してみました。
ホンダ:フィットハイブリッド
まずは、同じホンダから、こちらも新型のフィットハイブリッドです。同じホンダからということで、大きさ等もブリオと似ており、ハイブリッド車ですので低燃費です。価格もハイブリッド車でなければ130万円程からと、とてもお手頃価格です。
日産:ノート
こちらも同じような車体タイプの車です。ノートも低価格・低燃費を実現している車です。国内でも走っている車をよく見かけます。人気車種の一つですね。
トヨタ:ヴィッツ
トヨタのヴィッツも人気車種の一つで、低燃費・低価格車です。コンパクトでも走りに満足という口コミが多い車です。カラーバリエーションが豊富で、自分のお気に入りの1台を選べますね。
さて、ブリオの詳細について見てきましたがいかがでしたでしょうか。ブリオの新型、新型ブリオアメイズ・新型ブリオサティアについて、とても興味が湧きますが、アジアでしか販売されていないということ。とても残念ですね。でも国内で、よく似たタイプの車を見つけることはできます。
また、ブリオシリーズは、低価格・低燃費がうけて、アジアで大人気のようです。日本車が海外で喜ばれることは、とても誇れることですね。
ますますの、海外での日本車の活躍を願うばかりです。
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