女性が乗りやすい小型ミニバン！パッソセッテを試乗して魅力を解明！

パッソセッテ は、ダイハツが製造しトヨタが販売していた小型ミニバンのことで、ブーンルミナスの姉妹車です。

ではこのパッソセッテとは一体どんな車なのでしょうか。
試乗した人の評価を見る前に、パッソセッテの基本的な情報を見ていきましょう。

パッソセッテは「広くて使いやすい7シーター スタイリッシュ コンパクト」をコンセプトに開発され、女性をメインターゲットにしたため運転しやすい車を徹底追及しています。
そのためサイズは女性が扱いやすいサイズに設定され、5人がゆったり乗れ、たまに7人が乗るというようなファミリー向けの車両です。

パッソセッテは2003年発売の初代シエンタに代わる車と期待され、2008年に発売されました。
1500㏄の3列シート・7人乗りミニバンという点ではシエンタと同じなのですが、シエンタはリア両側スライドドアを採用していたため、当面の間は併売の措置が取られていました。

パッソセッテは外観は背の低いワンモーションフォルムで、スペース効率を大幅に向上させて大人7人がゆったりと座れるようにするために、ベースであるパッソよりも全長を+580 mm、全幅を+20 mm、全高を+85 mm拡大しました。
ホイールベースも2440 mmから2750 mmへと大幅に延長されました。

パッソセッテのボディカラーは全9色で、エアログレードでは前後エアロバンパーとリアスポイラー・ドアミラーウインカーやフォグランプを装備していました。

インテリアは左右に弧を描くデザインで広々とした印象を演出しました。
シート表皮はグレードによって異なり、廉価版はグレージュのジャージ生地、中間グレードはグレージュのトリコット、エアロ仕様車はダークブラウンのジャージ生地を採用しました。
シート形状はフロントはグレードによってベンチタイプとセパレートタイプの2種類、それ以外は全グレード共通が共通で、シートはグレードによって特徴があるものとなっていました。

2列目は3人掛けシートですが、5：5の分割型でシートスライドと背もたれの角度調整が個別に行なえます。3列目は短時間の定員確保用のため小ぶりで平板なベンチシートとなっています。

2列目、3列目の背もたれを前に倒した際にほぼ同じ高さで平らになるため、荷室としての使い勝手もよいものとなりました。そのために背もたれは低くなっていて、その分ヘッドレストのステーを長くして衝突安全性を確保していたのも特徴です。
ヘッドレストは定員分備わっていますが、シートベルトは2列目中央のみが2点式となっています。

安全面は、GOAボディ・EBD付ABS、2段ブレーキアシスト、デュアルSRSエアバッグ、サイド＆カーテンシールドエアバッグ（Xグレードを除く）、VSC＆TRCで安全装備を充実させました。

エンジンは3SZ-VE型直列4気筒DOHC16バルブの1500ccのVVT-iエンジンを搭載しています。
トランスミッションは全てインパネシフトの電子制御4速ATで、ＭＴ感覚の変速操作が楽しめるシーケンシャルシフトマチックを採用していました。
また登坂制御により、上り坂での変速のくり返しを抑え、長い下り坂では状況に応じてシフトダウンすることでなめらかな坂道走行が可能になりました。

パッソセッテはホンダのフリードとライバルとされていましたが、フリードの装備や機能性のほうが優勢となりました。
その分パッソセッテは販売価格を下げていましたが、エコカー減税の対象外であったことや、リアドアがスライドドアでなかったことが影響して大苦戦を強いられ、2012年に販売とカタログ掲載が終了しました。

パッソセッテの燃費は14.6km/l～15.6km/lです。

パッソセッテの価格はミニバンとしては安めの1,490,000円～2,033,000円です。

ここまでパッソセッテがどういう車であるか見てきました。
次はパッソセッテを試乗した人の評価を見ていきます。

まずはパッソセッテを試乗した人の走行評価から見ていきましょう。

ではここからは試乗した人の評価を見ていきます。
試乗した人が評価したのはパッソセッテの走行性能、パッソセッテの内装、そしてパッソセッテを総合的な評価の3点です。

さっそく試乗した人の走行評価を見ていきます。

試乗した人の走行評価は

パッソセッテだけではありませんが、ミニバンは車体が長くてハイルーフなため、どうしても車重が重くなりがちです。
その車重を快適に走らせるために、最近のミニバンは排気量がとても大きくなっていますが、パッソセッテは1500㏄ですから、少し物足りないと言うところですかね。

その他の試乗した人の評価は

パッソセッテはミニバンなのでやはりホイールベースが長いのでどうしてもハンドルが重く感じるのかもしれません。
ですが、評価にもあるようにいつも曲がりにくいわけではないようですね。

その他の試乗した人の評価は

やはりパッソの名を受け継ぐだけあり、小回りはきくみたいですね。
ミニバンを初めて乗る方は駐車場にうまくとめられるか不安と言う方が多いのですが、パッソセッテは小型ミニバンなので、初めてのミニバンと言う方には向いているかもしれませんね。

試乗した人の走行評価ではさほど悪い評価はなかったですね。

次は試乗した人の内装評価を見ていきます。

次は試乗した人の内装評価を見ていきます。
3列シートのことやリアドアがヒンジドアなことについてはどのように評価されているのでしょうか。

さっそく試乗した人の内装評価を見ていきましょう。

試乗した人の内装評価は

やはりリアドアがスライドドアではない点の評価はマイナスですね。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、特にスライドドアが便利だと感じていらっしゃるようです。

その他の試乗した人の評価は

二列目、三列目の使い勝手を高く評価している試乗者の方は多くいらっしゃいました。
普段は三列目を荷室にしていて家族5人で出かけていますが、祖父母と出かけるときは三列目をシートにすれば一台で移動できるので購入を検討していますという方もいらっしゃいました。

その他の試乗した人の評価は

シートの色はグレードで変わるものの、内装はすべてシックな落ち着いたカラーリングのため、まさにファミリーカーにはうってつけの一台と言えそうですね。

試乗した人の内装の評価はリアドアの問題を除けば、高い評価を得られていると思います。
特にお子様が中学生以上のご家庭ならスライドドアでなくても全然大丈夫！と評価されている方も多かったです。

最後は試乗した人の総合評価を見ていきましょう。

ここまで試乗した人の走行評価と内装評価を見てきました。
どちらもマイナス評価はあまりなかったように思います。
最後に試乗した人の総合評価を見ていきます。

試乗した人の総合評価は

剛性が高いのは事故の面でも、走りの面でも安心ですし、長く乗っていてもボディに歪みが生じにくいのも利点ですね。

その他の試乗した人の評価は

やはりメインターゲットを女性にしているだけあって、女性からの評価は高かったです。
特に可愛い！乗りやすい！という評価が多く、狙い通りの評価となったようです。

その他の試乗した人の評価は

ヒンジドアやハイブリッドではないものの、だからこその低価格設定が喜ばれているようです。
2列目3列目がフラットになる為、家族でキャンプに行かれたという方もいらっしゃいました。

いかがでしたか。

パッソセッテの魅力は、女性にも乗りやすいその走行性能やシートの使い方にかなりの自由度があること、他社よりも劣勢になった部分を補うべくとられた低価格設定ではないでしょうか。

小型ミニバンのご購入を検討中の方は、ぜひパッソセッテを試乗した人の評価も参考にしてください。