欧州仕様ミドルワゴン購入者が教えるトヨタ アベンシスの評価とは?
2015/11/07
YMOTOHASHI
レトロ感溢れる個性的な外観で未だに人気のあるシトロエン2CV。街中で見かけるとつい目が行ってしまいますね。いかにも古い車なのですが、今回はシトロエン2CVの走行評価や燃費評価、乗り心地評価と2CVオーナーの総合評価をお届けします。
とっても古い車にしか見えないシトロエン2CV、日本ではアニメーション監督の宮崎駿の愛車でもあり、ご自分の工房の名前である「2馬力」は2CV を日本語に直訳したもの、というのも有名な逸話ですね。
具体的な評価をお届けする前に、ちょっと2CVについておさらいしておきましょう。
シトロエン2CV
2CVは1948年にフランスで生まれました。非力なのに、簡潔軽量な構造により、優れた走行性能と居住性、経済性を発揮し一躍「国民車」として親しまれました。
「ランスという国とその文化を象徴するアイコン」と言わしめる車です。
1990年の生産終了まで大きなモデルチェンジがなく、390万台近い2CVが生産され、単一のモデルとしては世界有数のロングセラーを記録しています。
ここでシトロエン2CVの価格を見ておきましょう。
もちろん、新車はもう販売されていません、と言いたいところですが、実は今でも新車が買えます。
フランスの会社がシトロエンから2CVの部品を買い取って組み立てていて、受注生産のため組み立てる際に細かいオーダーが利くのだそうです。
そのお値段は340万円。
シトロエン2CVの人気の高さを物語っていますね。
シトロエン2CV
シトロエン2CVは空冷水平対向2気筒OHVのガソリンエンジンを搭載しています。排気量は9馬力の375cc~29馬力の602cc、4速ミッションのFF車です。
全長×全幅×全高は3,830×1,480×1,600mmでリッターカー程度の車格を持っています。車重は最終モデルの602ccエンジン搭載モデルで590kgしかありあません、これは軽自動車の中でも小型のスズキアルトよりも軽量な車だということです。
シトロエン2CVのスペックだけをみると、とても走行性能がイイとは言えないのですが、実際の評価はどうなのでしょう、大変興味をそそりますね。
「結構峠も結構楽しいです ロールはしますが結構粘るねこあしです。」
「真っ直ぐ走る時のハンドルにまるで、分銅が付いているかのような、落ち着き。」
「軽やかに、まるで自転車に乗っているかのように走ることができます」
シトロエン2CVの運転席
「とにかくシンプルで機能的です。一旦運転席に座ったら、すっと手を伸ばしたところにシフトレバーがあり、目の前に必要最低限の計器があります」
ポルシェから乗り換えたが運転するのは2CVが楽しい、というオーナーの評価がシトロエン2CVの良さを表しているように思います。
シトロエン2CVの評価項目は燃費性能に対する評価です。
古くて非力なエンジンの2CVですが、国産軽自動車よりも軽い車重を持っているので、普通なら燃費は悪くないのでは、と考えるところなのですが、今回ばかりはあまりにも設計が古い車なので燃費性能はあまり期待できないのでは、と予想します。
シトロエン2CV
燃費評価をお届けする前にシトロエン2CVの燃費情報を見ておきましょう。
【シトロエン2CVの燃費】
残念ながらシトロエン2CVの公式スペックでは燃費は公開されていません。
【シトロエン2CVの実燃費】
1.40~24.70 km/L (平均 13.78 km/L)
シンプルな造りが幸いしてかなり燃費は良いようです。
「ハイオクだが、リッター10kmは走ってくれる。」
「エコカー並みです。とても早く走ります。燃費も 驚くほど良いのです。」
やはり、シトロエン2CVの燃費評価はなかなか良好です。
シトロエン2CVの3つめの評価項目は乗り心地への評価です。
とってもシンプルな造りのシトロエン2CVなので、乗り心地はかなり割り切った意見が出てくるのでは、と予想しますが、どうなのでしょうか?
シトロエン2CV
「独特の前後関連する足回りによる、強制的に車体をフラットに保とうとする、乗り心地。この乗り味は他のメーカーでは決して味わえません。」
「トヨタカローラと比べたら、速さでは、勝負になりませんが、田舎道を長距離、走れば2CVの方が、遥かに、快適でしかも疲れないことに、驚きました。」
「シトロエンのショックを知ると 他の車に乗れません」
シトロエン2CVのシート
「乗り心地も抜群で、シートのクッションは、なんと輪ゴムでできているのですが、値段が何倍もする高級シートより数段座り心地が優れていて、どんなに長距離を乗っても疲れません。」
「実に卵の割れない乗り心地フカッとするすわり心地でもしっかりサポート」
シトロエン2CVの乗り心地評価はとても高評価でした。
意外にも、シートを絶賛する声多数で驚きでした。
シトロエン2CVの最後の評価項目はオーナーの方の2CV に対する総合評価です。
さあ、オーナーの皆さんの2CVへの見事な惚れっぷり、ご覧頂きましょう。
トロエン2CV
「一度でも所有し運転するならば、きっと違う世界が広がる。少なくともいつも走っている道路とは違う感覚を与えてくれる。ただただ、道路を走るならばこれでも十分と思わせるだけのものがあるということが、この車の魅力のひとつでもある。」
「四輪界のスーパーカブ!!
電気仕掛けで動く部分は、ワイパーのみ。
空冷なので、水漏れ知らず。
腰痛知らずのハンモックシート。
取り外し、持ち出し自由の後部座席で花見もグー。」
「2CVは走る文化遺産であり、クルマ好きが最後にたどり着くクルマの一つだと思います。」
「満足です。今のコスト高のハイブリッドには 興味もありません。ランニングコストも とてもやすいです。」
シトロエン2CVの総合評価、予想通りとっても高評価でした。
オーナーの皆さん、見事な惚れっぷりです。この評価を読むだけで、ますますシトロエン2CVへの興味が沸いてきます。
シトロエン2CV
いかがでしたか?
シトロエン2CVの概要から走行評価や燃費評価、乗り心地評価とオーナーの方の総合評価をお届けしました。
シトロエン2CVは人生観をも変えてしまいそうな、シンプルかつ機能的な車でしたね。
オーナーの方の評価コメントを見て行くにつれ、とても素敵な車だと思うようになりました。
車の購入をご検討の方は、ぜひ評価を参考に、素敵な車を見つけてくださいね。
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