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フレンチコンパクトC2! 可愛いのに結構スポーティって本当ですか?

シトロエンのコンパクトカーC2。とってもコンパクトでかわいい見た目ですが、実は中身はなかなかスポーティらしいんです。今回は、シトロエンC2の走行評価や燃費評価、乗り心地評価からオーナーの方によるシトロエンC2の総合的な評価までたっぷりとお届けします。

スーパーミニ シトロエン C2とは?

フランスのシトロエン社が販売するC2はフランスらしいコンパクトカーです。
具体的な評価のご紹介の前に、シトロエン C2について少しおさらいしておきましょう。

シトロエン C2

C2は2004年~2008年まで日本で発売されたフランスはシトロエン社のコンパクトカーです。
75馬力の1.4Lエンジン搭載モデルと110馬力の1.6Lエンジン搭載モデル、125馬力で可変バルブタイミングシステムの1.6Lエンジン搭載モデルの3つのモデルで展開されていました。

全車FFで可変バルブタイミングシステムを搭載したモデルのみ5MT,他の2モデルはシトロエン独自の2ペダルセミオートマ「センソドライブ」を搭載しています。

評価の前にシトロエンC2の価格をご紹介しておきましょう。

【シトロエンC2のメーカー希望小売価格】
1.4Lエンジン搭載モデル 199万円
1.6Lエンジン搭載モデル 219万円
可変バルブタイミングシステム付き1.6Lエンジン搭載モデル 236万円

現在は販売を終了していますが、中古車価格としては20万~90万円台で取引されているようです。

シトロエン C2の走行評価

さぁ、お待たせしました。
シトロエンC2の評価に入りましょう。
まず最初の評価項目はシトロエンC2の走行性能に対する評価です。

シトロエン C2

「センソドライブと丁度良いパワーのテンロクエンジンを駆使して街中や峠を走るのは面白いですね。」

「ミッションは2ペダルタイプのMTなので、街中を走る場合はAT感覚で走れます。走りを楽しみたい時はパドルシフトにすればほとんどMTのように走れるところがgood。」

「本質的にはMTなので、ブレーキを離すと少しずつ進むということもありません。坂道発進ではサイドブレーキを緩めつつアクセルを踏むというという作業が必要です。」

「動力性能は抜群です。
テンロクのパワーとは思えないほどモリモリ加速します。」

やはり可愛いのは見た目だけで、シトロエンC2はかなりよく走るという評価が多くありました。
「センソドライブ」は慣れが必要だというコメントもちらほら見かけます。

が皆さん、シトロエンC2の走行性能には概ね満足しておられるという評価でした。

シトロエン C2の燃費評価

2つ目のシトロエンC2への評価項目は燃費性能に対する評価です。
シトロエンC2はエコロジーが車社会の大きな課題になってからできた車ですから、それなりの燃費を出してくれるのではないか、と期待しています。

シトロエン C2

シトロエンC2の燃費評価をお届けする前に、シトロエンC2の燃費と実燃費をご紹介しておきましょう。

【シトロエンC2の燃費】
残念ながら、シトロエンはC2の燃費をカタログで公表していません。

【シトロエンC2の実燃費】
平均11.7km/L

期待していたほど、シトロエンC2 の燃費は伸びないようですね。少々期待外れな気がします。

「燃費は街中だけだと10㎞/l程度、郊外や高速になると一気に延びて15~16㎞/lはいきます。輸入車なのでハイオク仕様ですが。」

「残念なのは燃費で、NB6Cの時は街中のみでも9km/lは走った環境で、7km/l台である点です。」

シトロエンC2の燃費に関する評価は割れています。
乗り換える前の車の方が燃費が良かったという方と、高速走行では燃費が伸びるし普段もそう悪くないという方の2つです。
おそらく、運転の仕方によって燃費がかなり変わってしまう車なのではないかと思います。
特に、日常的に渋滞する市街地を多く走る方にとっては、シトロエンC2の燃費は高評価を出しにくいのかもしれませんね。

シトロエン C2の乗り心地評価

シトロエンC2への3つめの評価項目は乗り心地への評価です。
走行評価が高かったので、乗り心地への評価がどう出るのか、興味津々です。

シトロエン C2

「足も硬めですが、社外品(車高調とか)に変えたことある人なら気にならない程度でしょう。」

「この車のキャラクターに合う少し固めのサス、大きめのホイール、扁平タイヤ 」

「足回りがかっちりしていて、タイヤ幅、45のロープロファイルのためか、やや路面のうねりを拾いやすいですときがありますが、オンザレールのハンドリングです。」

シトロエン C2

「芯はしっかりしているけれど表面はソフトで形状も良い、フィット感のあるシート(サスやタイヤのかたさを良く吸収してくれます) 」

シトロエンC2の乗り心地への評価はヨーロッパ車らしく「少し硬め」というものでした。
ただ、乗り心地を損なうほどではないようで、シトロエンC2のシートへの評価も高かったのが印象的です。

シトロエン C2の評価

シトロエンC2の最後の評価項目は総合的な評価となります。

シトロエンC2オーナーの方からの評価の声をお届けしましょう。

シトロエン C2

「リッターカーのサイズにできのよいエンジン。
運転して楽しい車です。
ライン取りのミスをカバーしてくれる余裕のある足回りは素晴らしい。」

「軽快なドライビングフィールやちょっと堅めの足回りなど走らせて楽しい車でした。」

「センソのATモード、ATと言いつつ、スムーズに走らせるのにはかなり気を使うので、最近はMTモードしか使いません。でも、全体的には満足しています。特に高速や山道をMTモードで走ると、このクルマを選んでよかったと思います。」

シトロエンC2のオーナーの方の評価としては、少しクセがあるけれど、それを補って余りある運転の楽しさがある。ということですね。

今回、フランス車なので、シトロエンC2の内装や外装のデザイン面での評価の声があまり聞こえてこなかったのは意外でした。でもそれだけ、誰にでも乗りやすい車ということが言えそうです。

シトロエン C2

いかがでしたか?

シトロエンC2の評価をいろいろお届けしてきました。
可愛いのに中身は結構スポーティーなハッチバックは「ホットハッチ」と呼ばれて、ヨーロッパ車の得意とするカテゴリーですね。

みなさんも、ぜひ自分好みのホットハッチ、見つけてくださいね!

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