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サイバーカプセルWiLLサイファ。試乗してわかるその隠れた魅力!

WiLLサイファはサイバーカプセルというテーマを掲げ注目を集めました。そんなWiLLサイファの魅力とは一体何でしょうか。試乗して初めてわかるWiLLサイファの走行評価や内装評価を紹介したいと思います。購入する際は試乗した人の声を参考にしてみてはいかがでしょうか

コンセプトはサイバーカプセル!WiLLサイファってどんな車?

WiLLサイファはWiLLシリーズ第3弾として2002年に発売されました。
第1弾、第2弾とは全く異なるコンセプトのWiLLサイファとは一体どんな車なのでしょうか。

WiLLサイファ

トヨタ自動車が2002年に発売したWiLLサイファは、2000年にWiLLブランド第1弾「かぼちゃの馬車」をモチーフに作られた4ドアセダンのWiLL Vi、2001年に第2弾「ステルス戦闘機」をコンセプトに作られた5ドアハッチバックのWiLL VSに続く、第3弾「サイバーカプセル」をコンセプトに作られた5人乗りの5ドアハッチバック車です。

サイバーカプセルってどういうこと?

WiLLサイファのコンセプトである「サイバーカプセル」。
この言葉だけ聞かされてもよくわかりませんよね?

それはこういうことなのです。

WiLLサイファはトヨタの情報ネットワークサービス「G-BOOK」の車載端末を初めて標準装備した車なのです。「ネットワーク社会とクルマとの融合」をテーマとして作られており、車の形をした携帯電話なのです。

運転中の視線移動が少ないセンターメーターを採用し、その隣にG-BOOKを配置しています。独立した通信モジュールを内蔵し、携帯電話を使用せずにネットワークに接続することが可能です。
ニュースや天気予報を調べて音声で読み上げてくれたり、メールの作成や送受信、音楽データを端末にダウンロードし再生することもできます。また、SDカードスロットを装備しているので、自宅でダウンロードした音楽やゲームなどを車内で再生することも可能です。

さらにはバージョンアップも可能で、トヨタが運営する専用のサイトから各種の情報を引き出すことができます。
利用額も定額制で安いので、気づいたら使いすぎていた!ということもありません。

また、コンビニやガソリンスタンドに設置された端末から付属のSDカードに最新地図や市街地図の追加、音楽やゲームのダウンロードも可能です。
G-BOOKはもちろんカーナビにもなり、その全国版の地図はSDメモリにあらかじめ入れられて販売されていました。この地図がコンビニの端末で書き換えることができるという点でもかなり画期的だったと言えます。

以上のことからWiLLサイファが「サイバーカプセル」と言われているのです。

当時は携帯電話の使用料が高額な時代だったこともあり、標準装備でこの機能が使えるのはかなりお得だったのではないでしょうか。

WiLLサイファの燃費はいいの?

WiLLサイファは1グレードのみでラインナップは1300㏄の2WDか、1500㏄の4WDお2種類とかなりシンプルな設定で、全車4速ATでした。

WiLLサイファの燃費性能は

1300㏄ 2WD 18.0 km/L
1500cc 4WD 14.8 km/L

となっています。

WiLLサイファの価格

WiLLサイファの販売価格は

1300㏄ 2WD  126万円
1500㏄ 4WD  148万円

G-BOOKが標準装備されていると思うと、かなり安いのではないでしょうか。

当時画期的であった通信機器の標準装備をはじめ、見た目の可愛さ、カラフルなカラーバリエーションで、乗って楽しい、見て楽しいを実現している一台だと思います。

さて、今回はそんなWiLLサイファを試乗した人の声を集めてみました!

WiLLサイファを試乗した人の走行評価

見た目が可愛いWiLLサイファ。ではそのWiLLサイファはどんな走りをするのでしょう。
実際に試乗した人の声を見てみましょう。

WiLLサイファを試乗した人の走行評価は

トヨタ車であるからして、乗り心地は悪いはずがない。かと言ってソフト一辺倒でもなく、山道でもちゃんと安定して速いペースが可能。

出典:http://www.motordays.com

やはりトヨタ!乗り心地の良さには定評がありますね。
だからと言って走れない訳ではないというところが、きちんと作りこまれている車だと言えるでしょうね。

その他の試乗者の声も見てみましょう。

ボディが小さいので、細い路地などでも走行できるので便利です。

出典:http://www.goo-net.com

狭い道が多い日本では大活躍しそうですね。
また小回りがきくので狭い駐車場なども便利という評価も多くありました。

その他の試乗者の声は

高速道路の運転もなかなか快適に走行できます。1900年代のこのサイズの車は高速運転でブレを感じたりしたものですが、Willサイファでは、そのような不安定感は感じません。

出典:https://www.kuruvia.com

高速道路でも快適に走行できるようです。
少し前の年代の同じサイズの車と比較してもよくなっていることがわかりますし、なにより運転者が安心して車に乗れるというのはいいですね。

WiLLサイファを試乗した人があげた走行評価はいかがでしたか?
小さめボディーで小回りがきくため細い道や駐車場でも活躍し、高速道路でも十分な走行性能を発揮してくれるため、この一台があれば毎日の運転もたまの遠出も快適にできそうですね。

では、次はWiLLサイファを試乗した人の内装の評価を見ていきましょう。

WiLLサイファを試乗した人の内装評価

個性的な外観のWiLLサイファですが、内装はどうなのでしょうか。
WiLLサイファの売りでもあるG-BOOKについての評価もあわせて、試乗した人の声を見ていきましょう。

WiLLサイファを試乗した人の内装評価は

斬新なデザインもとても実用的。デジタルのメーター類も見やすく、空調などのスイッチ類もよく整理されていて、何の不満もない。小物入れもヴィッツほどではないが充実している。ダッシュボードにビルトインされたドリンクホルダーが使いやすく、見た目もスマート。

出典:http://www.motordays.com

何の不満もないとはすごい評価ですね。
ベース車であり、価格帯も似ている一般大衆車のヴィッツと比較されていることもわかりやすいですね。

内装色がブラックしか選べないのでせっかくボディーカラーに明るい色を選んでも車内はどうしても暗い印象になってしまっていました。内装ももっとお洒落だったらよかったです。

出典:https://www.kuruvia.com

一方で、こんな意見もあがっています。

同じ内装であっても、やはり感じ方はそれぞれ違いますね。
試乗して初めて、自分の好みと照らし合わせることができるのでしょうね。

荷室について評価をされている試乗者の声もみてみましょう。

トランクルームの収納は少し小さめです。

出典:https://www.kuruvia.com

やはりこれはコンパクトカーならではの悩みかもしれませんね。
実はWiLLサイファのベースとなったヴィッツでも同じような評価が多いのですよ。

どの車もそうですが、試乗する際は荷室も見ておいたほうがよさそうですね。

そして最後にG-BOOKについての評価をみてみたいと思います。
カタログや説明だけでは使い勝手はわからないですよね。

試乗した人がG-BOOKの位置や操作をどう感じたか見ていきましょう。

G-Bookも他の車には無い機能で、いろいろ遊べます。

出典:http://www.goo-net.com

クルマを止めてG-BOOKを操作していると、ついつい時間がたち、冬場では室温も下がってくる(当然夏は暑いだろう)。したがって、アイドリングしたまま、操作することになり、あまり環境にいいとはいえない。サブバッテリーなど、エンジンを止めていてもG-BOOKが存分に使える装備が欲しい。

出典:http://www.motordays.com

つまりG-BOOKはいろいろ使えて便利ではあるけど、運転中はもちろん操作できないのでアイドリングした状態での操作になるということですね。

便利は便利だけれど…といったところでしょうか。

試乗をしてみるとその車のいい点も悪い点も見えてきますね。
試乗した人の声を紹介してきましたが、感じ方は本当にそれぞれで違います。
つまり、ご自分で試乗されると、ここで見た試乗した人の声とはまた全然違った評価になるかもしれません。

ですが、試乗の前にいろいろな知識を付けておくと、自分が見たいポイントの整理ができるため、購入を前にただただワクワクして試乗しただけ。肝心なものを見てくるのを忘れた!と言った事態になりにくいでしょう。

そういう点においても、試乗した人の評価を見ること、ご自分で試乗されることも大切です。

WiLLサイファを試乗した人の意見を踏まえて

いかがでしたか?

今回はWiLLシリーズ第3弾のWiLLサイファに注目し、実際に試乗した人の様々な声からWiLLサイファを様々な角度から知ることができました。
カタログだけでは知ることのできない部分を知る上で、試乗の良さも見えてきましたね。

もしコンパクトカーの購入を検討してるなら、ぜひ試乗した人の声も参考にしてみてください。

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