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人気のミドルサイズハッチバック シトロエンC4の評価、どうですか?

世界的に人気のあるミドルサイズのハッチバック、中でも優しい乗り味で乗り心地の良いシトロエンC4は外国車ながらオーソドックスな外観も含めて人気の車種です。今回はC4の走行性能の評価、燃費性能の評価、乗り心地の評価を通して、C4の総合評価をお届けします。

シトロエンC4とは?

C4の評価をお届けする前に、シトロエンC4がどのような車なのか、簡単に説明しておきましょう。

シトロエンC4

C4はフランスのシトロエン社が発売するミドルクラスハッチバックです。ミドルクラスハッチバックは「Cセグメント」と呼ばれることもあります。

2015年9月にモデルチェンジをして3気筒の1.2Lターボエンジンを搭載しましたが、執筆時点ではまだ納車されていないため、今回は直近まで販売されていた1.6L直列4気筒エンジン搭載モデルについて、ご紹介していくことにします。

C4は4速ATで1.6L直列4気筒エンジン搭載モデルの「セダクション」と6速EGSで1.6L直列4気筒ツインスクロールターボ搭載モデルの「エクスクルーシブ」の2グレードとなってます。

C4のメーカー希望小売価格は

1.6L直列4気筒エンジン搭載モデル 256~273万円
1.6L直列4気筒ツインスクロールターボ搭載モデル 287万円

となっています。

シトロエンC4の走行評価

さあ、ここからはいよいよC4の評価をご紹介していきましょう。
まず最初の評価項目はC4の走行評価です。

シトロエンC4

「スムーズに運転するにはマニュアルモードでパドルシフトをカチカチと操作するのが一番簡単で慣れやすく手っ取り早いです。クラッチの動きがイメージできる人なら慣れるのも早く、スムーズに運転するのは簡単ですが、オートマ限定の方やオートモードでイージードライブを望む方だと正直言ってつらいと思います。」

6EGSについてはやはり少々クセがあるという評価がありました。

「動力性能は必要にして十分」
「ステアリングの応答性は意外なほどシャープ。ワインディングではスポーティな走りも楽しめる。」

と走行性能全体としては概ね良好な評価が多いです。

シトロエンC4の燃費評価

2つめの評価項目は燃費です。シトロエンC4の燃費評価についてご紹介します。

シトロエンC4

【シトロエンC4の燃費】
1.6L直列4気筒エンジン搭載モデル 12.1km/l
1.6L直列4気筒ツインスクロールターボ搭載モデル 13.5km/l

ともにJC08モード燃費

カタログ値を見る限り、国産のミドルクラスハッチバックに比べるとC4の燃費性能は少々物足りない印象を受けます。

実際にC4を購入された方はこのあたりどう評価されているのでしょうか。

「満タン法でまだ一度しか計測していませんが、高速7割、市街地3割程の走行で14.5km/lでした。
実感としても悪くない感じがします。」

14.5km/Lは相当良い燃費ですね。

「12.6Km/L(平均値)
町乗りでは7Km/L前後、高速で16Km/L前後です。比較的遠乗りすることが多いので、カタログ値に近い値が出ていると思います。」

と、カタログ値を上回る燃費を記録して満足という評価をしておられる方がおられる一方で

「街乗りでリッター9キロくらいしか走らない」

と街乗りだと燃費が伸びない点を不満だと評価しておられる方もおられる様です。

シトロエンC4の乗り心地評価

一般的にフランス車は乗り心地が良いことで知られています。
特にシトロエンは「ハイドラクティブサスペンション」というまる浮いているような感覚を受けると評判の先進技術を持っています。
残念ながらシトロエンC4には「ハイドラクティブサスペンション」は搭載されていませんが、乗り心地の評価はどうなのでしょうか。
3つめの評価項目として、乗り心地の評価を見てみましょう。

シトロエンC4

「高速道路や田舎道での乗り心地は最高です。」

凹凸の多い路面での乗り心地の評価はとても高いです。

「全体的にゆったりとした振幅で、これが俗にいう空飛ぶ絨毯、シトロエンライドという感じなのかな~、と感心しています。」

ハイドラクティブサスペンションは搭載されていないはずなのですが、これはかなりの高評価ですね。

「硬くはないものの、しっかりしています。結構な峠道を走っていても、安定していることが実感できます。」

オーナーの方々のC4の乗り心地への評価を見ると、かなり満足度が高そうです。

シトロエンC4の総合評価

最後に、シトロエンC4のオーナーや試乗された方が総合的にどう評価しているのかをご紹介していきましょう。

シトロエンC4

「同じグレードの国産車というのが何になるのか良くわかりませんが、車体価格とスペックからしてコストパフォーマンスが高いのではないかと思います。
デザイン的には「シトロエンらしくない」と評価されていることもあるようですが、シトロエンビギナーの方には向いているかもしれません。
趣味の車としても、普段使いの車としてもとても満足しています。」

という評価や

「6EGSのクセとブレーキの過敏さに慣れるのに少し時間が掛かりましたが、慣れると忘れかけていた運転してる感がとても楽しいし、低速でのノッキングとか教習所以来の現象に苦笑しつつも今時の最新安全性能の車でこれだけ車の本質的な楽しさが味わえて、なおかつ乗り心地もデザインも最高、と本当に地味ながら良い車に巡り合えたと感じています。」

と、慣れれば最高、という評価が多い印象です。

いかがでしたでしょうか?

シトロエンC4はフランス車らしい乗り心地と必要充分な動力性能を持ち、トランスミッションは少々クセがあるものの、慣れれば楽しく満足度の高い車だと言えそうです。

C4をはじめとするミドルクラスのハッチバック車の購入を検討されている方は、これらの評価をぜひ参考にしてください!

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