三菱のスライドドアトールワゴン ekスペース。その実力は?!
2015/11/16
日野義之
広々快適空間を掲げる注目の新型軽自動車スーパーハイトワゴン!三菱自動車が胸を張って発売したekスペースを試乗した人の「試乗して初めてわかるekスペースの走行性能や内装評価」を紹介したいと思います。購入する際は試乗した人の声を参考にしてみてはいかがでしょうか。
まずは初代ekワゴンから「いい軽」魂を受け継いだ四代目ekスペースが一体どういう車なのかを見ていきましょう。
ekスペース
ekスペースは三菱自動車と日産自動車が共同出資するNMKVが開発を手掛けた2013年の3代目ekに次ぐ第2弾の車両で、日産ではデイズルークスの名前で販売されています。
初代eKワゴンで掲げられた「いい軽(eK=excellent K-car)」を創ろう!と言う思いをそのまま受け継ぎ、現代で求められている「いい軽」とは何かを追求し、今や軽自動車市場の30%以上を超えるスーパーハイトワゴンモデルとして誕生しました。
ekスペースの室内高は1400mmを実現しているため、背の高い荷物も楽に運べ、260mmもスライドする後席は、前席から後席へ手が届き易い近さにも調整することも可能です。
またekスペースのリアシートは5:5分割可倒式でヘッドクリアランスも十分確保されているため、ゆったり座れる大きなシートとゆとりの足元スペースでくつろげる快適空間を実現しています。
また、ekスペース グレードGには後席に風を送って空気を循環させるリヤサーキュレーターも搭載されており、風向き・風量ともに細やかな調節が可能です。さらにロールサンシェードを内蔵しており、サッと引き出して使えるのが便利です。
ekスペースの燃費性能はJC08モードで
グレードGの2WDが燃費26.2km/L、4WDが燃費24.6km/L、
グレードEの2WDが燃費26.2km/L、4WDが燃費25.6km/L
環境対応車普及促進税制に基づき、ご購入時の自動車取得税と自動車重量税がエコカー減税の対象となります。またグリーン税制対象となるため、新車登録翌年度の軽自動車税が軽減されます。
3B20 MIVECエンジンを搭載し動力性能、燃費、環境性能を向上させています。さらに変速ショックがない加速性能と燃費性能を両立させる副変速機構付CVTを搭載し、軽快な走りも実現しています。
グレードG
2WD CVT 1,416,960円
4WD CVT 1,536,840円
G【e-Assist】
2WD CVT 1,447,200円
4WD CVT 1,567,080円
グレードE
2WD CVT 1,259,280円
4WD CVT 1,379,160円
E【e-Assist】
2WD CVT 1,300,320円
4WD CVT 1,420,200円
上記はいずれも消費税率8%で計算された消費税込みの価格です。
広々快適空間で様々な機能がついているekスペースですが、価格は最近の軽自動車の一般的な価格におさまっていると思います。
つまりこれってお買い得ってことですよね。
新型軽自動車スーパーハイトワゴンのekスペースは、広々とした快適空間を実現し、小さなお子様にも優しい車となっています。さらに燃費性能の良さから減税対象車にもなっているため、家計にも優しい一台です。
またカラーリングも非常に充実しているためお子様と一緒に選ぶのも楽しいですよね。
さて、今回はそんなekスペースを試乗した人の声を集めてみました!
ekスペース
ekスペースに試乗した人の走行に対する評価は
「eKスペースの走りっぷりは素直で扱いやすさ抜群。eKワゴンと同エンジンながら、実は加速性能も街乗りシーンでは必要十分なレベル。CVTの最終減速比を加速方向に変更しているためだが、さすがにeKワゴンより100kg重いため、中間加速はやや緩慢。高速走行の機会が多いなら、カスタムのみに設定されるターボモデルを検討すべきだろう。」
と言う評価がありました。
高速走行が多い方はターボモデルも検討の対象に入れるべきとのアドバイスもあり、試乗して初めて体感するエンジン性能や走行性能についての意見はとても貴重ですね。
ekスペースを購入される際は、ご自分のライフスタイルと照らし合わせて考えてみてはいかがでしょうか。
他にも
「全高が1775mmあるにもかかわらず、カーブやレーンチェンジでの車体の姿勢変化は最小限に感じられる。ペースを上げても前輪の接地感が絶妙で、リヤもしっかりふんばり、想像以上に重心が低く感じられるのが好ましく、走りやすさに直結する。全車標準のフロントスタビライザーの効果は絶大で、車両安定装置=ASCの介入も適切だ。絶対的パワーはともかく、扱いやすく、思いのほか快適で気持ちいい走りが味わえる」
と言う評価が得られました。
スーパーハイトワゴンと言うだけあって、コーナリング時にフラフラしたり、ロールしたりするのでは?と不安な方もいらっしゃると思いますが、試乗された人の評価によると、その点もサラリとクリアしているようです。
その他にも
「実際にどれほど運転しやすいか渋谷区の路地を試乗してみました。 ミニバンやワゴンでは入りたくない道 ですが、eKスペースは見通しがよくて間隔がわかりやすいので運転がすっごくラク! 細い道を走るのが楽しい! 回転半径が小さいので、大柄な車だとちょっと怖い角だって楽々。」
多くの人は狭い道では軽自動車が有利だと思っていらっしゃると思います。もちろんそうなのですが、これまでの軽自動車には意外にも死角が多かったり、視野が狭かったりと言う問題があったのです。
しかしekスペースは狭い道でもスイスイ走れて小回りがきく、その軽自動車ならではの走りに、視界の広さが融合されているため、試乗された多くの人から高い評価を得ているようです。
また
「高速道路を走行してみましたが、軽としてはパワフルで常識的な速度で走る分には追い越しするにも全く困らない充分なパワー。 加えて視界が広いので、雨だったにも関わらず道路が見やすく、視界は良好。とても運転しやすい印象でした」
と言った安全性についてもekスペースを試乗した人からは高い評価を得ています。
続いては、ekスペースの内装について試乗した人の評価を見ていきたいと思います!
ekスポーツの「33の機能」、この中にはもちろん上記した走行に関する機能も含まれているが、やはり内装に関する機能も気になりますよね。
ということで、次は、ekスペースの内装はどうなのか?
注目の内装について試乗した人の声を集めてみました!
ekスペース
ekスペースを試乗した人によると
「低床かつ天井高があるため、フロントガラスが軽とは思えない大きさです。窓が天井近くまであり、ピラーも細く工夫されているので視界がとんでもなく広いです。身長173cmなのですが頭の上にはまだかなりのスペースがありました。また運転席を一番後ろに下げても後部座席にはまだまだスペースがありました。タクシーよりも全然快適です」
カタログを見ているだけではわからない、車内の圧倒的な広さを試乗で体感されたようですね。ekスペースの室内空間は軽自動車とは到底思えないほどに広々しているようです。
試乗する価値は十分にありそうな評価ですね。
他にも
「スッキリと洗練されたデザインのコンソール。安っぽいイメージは微塵もなく、収納やドリンクホルダーも充実しています。エアコンもフルオートで、先進的なデザインのインジケーター、タッチパネルスイッチ、光沢仕上げとかなりの高級感を感じます。また、ルームミラーにバック時に自動でオンになるリヤビューモニターを搭載していて、上位のカスタムグレードなら、上から見下ろしたようなマルチアラウンドモニターもメーカーオプションで搭載できるそうです。さらには自動防眩ルームミラー(後ろからライトで照らされると自動で暗くなる)も標準搭載。 ドアのロック時にはミラーは自動で格納、ライトも自動消灯。 ミラーを見ればロック済みかわかりますし、ショッピングモールの駐車場でライトを消し忘れて呼び出されることもないとても便利な機能ですが、この価格でこの機能が付いてるってちょっと驚きです。天井に設置されたリヤサーキュレーターも個性的。 後部座席のロールサンシェードも個性的。窓の明るさを2段階に変えられるって、なかなか気が利いてますよね。高級車のようでした」
と内装の完成度が高いという軽自動車では珍しいほど高い評価を得ています。
内装に関してはある程度、性能や機能、配置をカタログでも知ることは可能ですが、やはり質感や使い心地、操作のしやすさは実際に試乗して体感してみないとわかりませんよね。
もちろんお店で見て操作することも大切なのですが、実際走行し始めるとハザードをつけたり、エアコンの調節など、様々な機能を使うようになります。小さいお子様がいる場合なら、なおさらエアコンの調節、音量の調節はよく行いますよね。
そのため、スイッチの場所がわかりにくく一回一回停車しないといけなかったやスイッチが近接していて指の太い自分には操作がしにくかったなど、個々で問題は違うものの様々な問題点が出てきます。
しかし、そういった問題は試乗して、とにかくいろいろと操作してみることで解決することができます。
また車の知識が少ない方は試乗した人の声を読んでいても疑問に思うことがでてくるかと思います。
しかし、試乗した人の声を聞いてから試乗したり、見学したりすることで、カタログで見て知っているだけの車よりももっと細部まで見て感じ取ることができ、ただの車からよく知っている車になると思います。
さらには、事前に試乗した人の声で得た知識を試乗して確かめることもできますし、それでも疑問に思ったことをディーラーに聞くこともできます。
そういうところが、試乗の良いところだと思いました。
いかがでしたか?
今回は注目の新型軽自動車のekスペースということもあり、燃費や価格だけでなく、ekスペースの売りである33の機能がどういった評価を受けているのかを、実際に試乗した人の様々な声で知ることができました。
カタログだけでは知ることのできない部分を知る上で、試乗の良さも見えてきましたね。
もしハイトワゴンの購入を検討してるなら、ぜひ試乗した人の声も参考にしてみてください。
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