ポルシェの美しきスポーツクーペ ポルシェ ケイマンをレビュー
2016/02/17
里ちゅーん
今春発売！ケイマンGT4の秘密に迫る！
2015年3月3日に発売されることが決まったケイマンの新型、「ケイマンGT4」。この新型ケイマンは、911カレラSや911GT3などの特徴を持った車であり、ファンの間ではその機能性に注目が集まっている。
今回はそんなケイマンGT4にスポットを当て、発表されている情報を含め注目すべき機能についてまとめる。
2015年の春に姿を初めて現したケイマンGT4。
その資質はなんと911をもしのぐほどとか？！
スポーツカー好きの間で話題沸騰中のケイマンGT4に迫ります！
ポルシェGTスポーツカーの一員となるケイマンGT4は、385馬力の3.8リッター水平対向6気筒エンジンなど911 GT3のコンポーネントを備えたミッドシップGTスポーツカーです。
トランスミッションは6速MTを設定。スポーツドライビングエクスペリエンスを予感させる、そのGTスポーツカーは、ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは7分40秒を達成、ポルシェのGTスポーツにふさわしく、セグメントのベンチマークとなるパフォーマンスを達成しています。
フロントにダウンフォースを生み出す大きな開口部を持つフロントバンパーを設け、固定式となったリヤウイングが外観の特徴となっているケイマンGT4。ケイマン・シリーズとしては初めて前後車軸にダウンフォースをかけるエアロダイナミクスを取り入れている。拡大された３つの開口部を持つフロント周りやリアの固定式ウイングによる前後エアロダイナミクスは、911 GT3の特徴を強く受け継いでおり、大型のブレーキシステムと標準モデルよりも車高が30mm低いシャシーには、911 GT3のコンポーネントがほとんどそのまま流用されているという。また、最高出力385psを発生する3.8リッター水平対向６気筒エンジンは、911カレラSと基本的に共通だ。オプションとしてポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ（PCCB）、カーボンファイバー強化プラスチック（CFRP）製フルバケットシートなどが設定されるらしい。
クラッチは近年では珍しくかなり重くなっている。ご承知のように最新の911 GT3もPDKのみとなっている。MTを持っている、ここにケイマンGT4の楽しみがある。
ギアボックスはドライブモードをスポーツに変えると、シフトダウン時に中ブカシを入れてエンジンの回転数を一致させる、ここに痺れる。
タコメーターのレッドゾーンは7600rpmから始まる。速度計は330km/hまで。
公式のスペックは最高速度295km/h、0-100km/h加速4.4秒である。多くのスポーツカーが300km/hを越えていくなか、ケイマンGT4は超えていない。とはいえ公道を走れるスポーツカーとしての性能は最高レベルだ。
GT4は排気量がアップしたためトルクに余裕がある。
ワインディングロードを曲がるときは気分爽快である。
クラッチは近年では珍しくかなり重くなっている。ご承知のように最新の911 GT3もPDKのみとなっている。MTを持っている、ここにケイマンGT4の楽しみがある。
ギアボックスはドライブモードをスポーツに変えると、シフトダウン時に中ブカシを入れてエンジンの回転数を一致させる、ここに痺れる。
タコメーターのレッドゾーンは7600rpmから始まる。速度計は330km/hまで。
公式のスペックは最高速度295km/h、0-100km/h加速4.4秒である。多くのスポーツカーが300km/hを越えていくなか、ケイマンGT4は超えていない。とはいえ公道を走れるスポーツカーとしての性能は最高レベルだ。
GT4は排気量がアップしたためトルクに余裕がある。
ワインディングロードを曲がるときは気分爽快である。
0-100km/h加速は4.4秒、最高速295km/h。このミッドシップGTスポーツのメーカー希望小売価格は1064万円。ステアリング位置は左右それぞれが設定されている。
さらに興味深い情報として、ポルシェはケイマンGT4がニュルブルクリンク北コースで、7分40秒というラップタイムを達成した発表している。これは「997」型911 GT3の後期モデルと同タイムだ。なお、ポルシェは現行「991」型911の正確な記録を公表せず「7分30秒以下」とだけ言っているが、インターネット上では開発中の新型「911 GT3 RS」が７分20秒を記録したという噂もある。偉大な兄がさらに先へ行くことは仕方ないとはいえ、資質に優れた弟の努力もたいしたもの。ポルシェはそのタイムを「セグメント最速」と言って憚らない。
