スーパーカー最大のミステリー、ランボルギーニイオタとはどんな車?
2015/12/10
とっぱらや
イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニが製造するスーパーカー、ランボルギーニ アヴェンタドール。ムルシエラゴの後継車として開発されたこの車のオープントップのワンオフモデルがランボルギーニ アヴェンタドールJ(イオタ)です。このアヴェンタドールJは世界に一台しか存在しません。今回はこの世界に一台のみのアヴェンタドールJの魅力について、分かりやすくまとめてみました。
アヴェンタドールJ
世界中にこの一台のみ
普通のオープンカーとは違い、ウィンドウも何もかも取り払ったこの車。公道での走りに適するよう作られており、なんと世界にたった一台しかありません。またこのフォルムのせいで、スピードを出して走るときはヘルメットを装着したり、レース用の服を着ないと衝撃がすごいので耐えられないそうです。
赤いボディがよく似合う
今までに見たことのないフォルムです。
このアヴェンタドールJは2012年のジュネーブモーターショーに出展されたもので。ジュネーブモーターショー終了後にオークションにかけられました。そこでの落札額はなんと驚きの210万ユーロ(その時のレートで約2億2640万円)。スペインの男性が落札したそうです。気になるスペックですが、6.5L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力は515キロワット(700馬力)を発揮します。また最高速度は時速300キロを超え、やはり世界に一台しかない車にふさわしい性能を誇ります。ボディサイズは4890×2030×1110ミリ(全長×全幅×全高)となり、アヴェンタドールよりも全長で110ミリ長く、全高で26ミリ低くなっています。また、オーディオやカーナビ、エアコンは取り外されており、乾燥重量は1575kgのアヴェンタドール LP 700-4よりも軽くなっているそうです。インテリアには鍛造コンポジット製のシートを装備しています。
インテリア
コックピットの後ろのエンジンカバーも新しいデザインになっています。ドライバーとパッセンジャーの後ろには2つのポッドが置かれ、その間からエンジンカーボンフレームとエンジンが見えるようになっています。インテリアのコクピットやシートの各パーツはアヴェンタドール J用に開発したカーボンファイバー製ファブリック、「カーボンスキン」で覆われています。これは織り上げたカーボンファイバーに特殊な樹脂を含ませたもので、繊維は安定するのに柔軟性を失わないという画期的なものです。また、サイドのドアは残されており、ベースモデルと同様、上方に跳ね上げて開きます。フロントエンドにはカーボンファイバーの大型エアスクープやフィン、ウイングレット、リアエンドにはカーボンの大型スポイラーと大型のディフューザーを装着することでダウンフォースを増やしています。
この世界に一台しかないアヴェンタドールJがスペインの街中で目撃されました。いったいどんな感じで走っていたのでしょうか。詳しくは下の動画をどうぞ。
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