2015/09/19
J.Kasai
日産リーフは国産の電気自動車として、販売台数が世界でNo.1の電気自動車です。リーフで実際にドライブをする際に、航続距離や充電時間は気になる所だと思います。今回はリーフという車の特徴と充電時間に関する情報を紹介していきます。
日産リーフは2010年に発売された国産の電気自動車であり、国内及び世界で今最もポピュラーな電気自動車です。30kWhのバッテリーを搭載した新型リーフでは、航続距離280kmを達成しました。(※使用環境、運転方法、整備状況などで航続距離は短くなります。)
エクステリア(フロント)
リーフの大きさは全長4445mm、全幅1770mm、全高1550mmとなっており、比較的大きい車になります。充電ポートがフロントの日産エンブレムの部分にあり、そこから充電します。
エクステリア(サイド・バック)
フロント部分と同様に独特なシェイプになっています。走行時の空気抵抗を少なくし、電費(※ガソリン車でいう燃費)向上を目的としています。
インテリア(ハンドル周り)
ツインデジタルメーターを採用し、上段に速度計、下段に航続可能距離が見やすく表示されています。
ハンドルにはECOモードスイッチがついており、運転中にも操作可能です。ECOモードにすると航続距離を伸ばすことができます。(※グレードSは電制シフトでの操作)
インテリア(電制シフト)
リーフは電制シフトを採用しています。Bモードはガソリン車でいうLモードにあたり、急な下り坂等で使います。D方向に2回入力すればBモードになります。(※グレードSではECOモード)
インテリア(サイドから)
座席スペースも広々と取られており、大人5人がゆったりくつろげる空間になっています。
①加速性能:アクセルが即座に反応し、スポーツカー並みの加速が得られます。
②操縦安定性:バッテリーが床下に搭載されており、重心が車両の中心により近いため、カーブでのコーナリング等で非常に安定した走行ができます。
③静粛性:モーターが動力源なので、ガソリン車特有のエンジンノイズがなく、車内空間は非常に静粛性があります。
日産リーフの走行性能について テクニカルマイスター加藤博義コメント
急速充電器による充電時間
急速充電器を使えば、充電時間が約30分で、バッテリーの80%まで充電が可能です。充電時間が大幅に短くなるのが最大の魅力であり、高速のサービスエリアで使えれば休憩がてらに充電も完了し、一石二鳥です。しかし、急速充電器の数が充電器設置場所に1つか2つしかないというのが現状なので、今後更に普及していくことを期待したいですね。
普通充電器及び家庭での充電時間
普通充電器及び家庭での充電(200V)では、24kWhバッテリー搭載のリーフの充電時間は約8時間、30kWhバッテリー搭載のリーフの充電時間は約11時間かかります。
急速充電とは違い、満充電まで充電してくれるので、充電後は満充電の状態で走行できます。普通充電はどうしても時間がかかるので、自宅で充電できる設備を設置できれば深夜の夜間電力で安く充電できるのでお得です。
リーフは100Vでの充電も可能です。(※100V充電ケーブルは別売り)
しかし、100Vでの充電時間は時間がかかり過ぎてしまいます。メーカーのHPに100Vでの充電時間についての記載はありませんが、口コミによると充電時間は約28時間かかると言われています。
家庭で充電するなら、200Vのリーフを充電するための配線工事を工事業者に頼む方がお得です。
電気自動車の充電器の数は、様々な施設で徐々に増えつつあります。特に充電時間を考慮すると、急速充電器の数は重要になってきますよね。現時点での充電器の数は以下の通りです。
充電器の総数
2016年4月末時点で、急速充電器が約7000基、普通充電器が約16000基設置されています。
急速充電器は日産販売店が約1800基と一番多く、こちらでの急速充電器の多くは、リーフ購入時に日産ゼロ・エミッションサポートプログラムに加入することで、月額3000円で都度課金なしで充電できるお得なプログラムになっています。
旅行等、遠出をする際は、どこで何回充電するか、充電時間も考慮して計画していけば、長距離のドライブも電欠を気にすることなく楽しむことができます。
ナビで充電スタンドを検索
リーフのナビには、現在地から近い順で充電スタンドが表示されるので、近くの充電スタンドが一目瞭然です。
リーフと充電器
リーフの特徴と充電時間について紹介してきました。今後、急速充電器がどんどん増えていけば、充電時間も短縮され、マンション住まいの人も買いやすくなると思われるので、興味を持たれたら是非ご検討されてみてはいかがでしょうか。
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