アイドリングストップ専用バッテリーって必要ですか?ご紹介します!
2016/04/14
lalala.rararaura
万が一、バッテリーが上がってしまった場合に、ブースターケーブルを使った「ジャンピングスタート」というエンジン始動方法を紹介します。バッテリー上がりで、慌ててロードサービスを呼ばなくてもブースターケーブルを使って、自力で解決できるように覚えておきましょう。
ライトなどの消し忘れだけでなく、エアコンなどの使用で電力を多用する夏場、低温下でバッテリー内の化学反応が鈍る冬場もバッテリー上がりを起こしやすい季節です。
今回は、バッテリー上がりを自力で解決するブースターケーブルを使った「ジャンピングスタート」の仕方を説明します。
ジャンピングスタートには、ブースターケーブルとともにバッテリーが上がってしまった車(故障車)と同じ電圧の救援車が必要です。乗用車のほとんどは12Vですが、トラックや一部のSUVなどは24Vなので注意しましょう。
配線の太いブースターケーブルを常備しておきましょう!
バッテリーが上がってしまった場合は、他のクルマから電気を一時的に分けてもらってエンジンを始動させる「ジャンピングスタート」を行います。
ジャンピングスタートには、ブースターケーブルという赤(+)と黒(ー)の2本の専用コードが必要です。
ブースターケーブルの配線は、太ければ太いほどエンジンが掛かりやすくなります。逆にケーブスが細いとケーブル自体が一瞬で高温になるなどの現象が起きやすくなり危険度が増します。
ケーブルの表記としては、100A以上(¥2,000〜3,000程度)が太く、50A以下(¥1,000程度)が細い部類だと思ってください。
不意のバッテリー上がりに備えて、トランクルームには常備しておきましょう。
ブースターケーブルを繋ぐ前に、故障車に救援車をできるだけ近づけます。
この際には、両方の車のバッテリーの位置を確認して、両方の車のバッテリーがブースターケーブルである程度余裕を持って繋がる位置に配置してください。
一番重要なブースターケーブルを繋げる手順
①故障車(バッテリーの上がった車)のバッテリーの+端子に赤いケーブルを繋ぎます。
②救援車のバッテリーの+端子に赤いケーブルを繋ぎます。
③救援車のバッテリーの−端子に黒いケーブルを繋ぎます。
④故障車(バッテリーの上がった車)のバッテリーの−端子に黒いケーブルを繋ぎます。
最後の故障車のバッテリーの−端子にブースターケーブルを繋ぐ時には、どうしても火花が飛びますが、ビビらずに繋いでください。
ブースターケーブルを接続したら、5分程度救援車をアイドリングさせてから、故障車のエンジンを始動させます。
この時、スターターは10秒以上回さないようにします。一度で始動しない時は、30秒以上時間をあけてから、再度スターターを回してください。
エンジンが始動したら、ブースターケーブルは繋いだ時と逆の順番「④故障車の−端子(黒いケーブル)→③救援車の−端子(黒いケーブル)→②救援車の+端子(赤いケーブル)→①故障車の+端子(赤いケーブル)」で、外していきます。
ジャンピングスタートして、エンジンを始動させたら、しばらくはエンジンを止めずに充電しましょう。1時間ほど走らせるのが良いかと思います。
ただ、バッテリー自体が寿命だったり、損傷している場合は、エンジンを止めると再び始動できない場合もあります。ディーラーや専門店・整備工場で早めに点検してもらいましょう。
救援車との電圧も一緒で、ケーブルも接続の手順も問題がないのにエンジンがかからない、一度かかってもすぐにバッテリー上がってしまうという時は、オルタネーター(発電機)の故障やバッテリー自体がダメな場合があります。
その際は、オルタネーターやバッテリーの交換が必要ですので、ロードサービスなどに連絡する方が得策でしょう。
ただ、こうなる前に日頃からバッテリーは点検をしておくことがポイントです。
いかがでしたでしょうか?
万が一、バッテリーが上がってしまった時の応急処置として、他の車のバッテリーとブースターケーブルで繋いでエンジンを始動する「ジャンピングスタート」を注意点とともに紹介しました。
なお、ハイブリッド車、電気自動車などはこのジャンピングスタートができない車種もあります。あらかじめ確認しておきましょう。
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