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お得はどっち?ハイブリッド車と軽自動車の関連費用を比較する!

低燃費が売りで人気の高い軽自動車とハイブリッド車。販売も好調なクルマですが、それぞれにかかる費用面の違いを比較しました。賢くクルマ選びをする観点で、貴方にとってのハイブリッド車と軽自動車はどっちがお得なのか?参考にしてみてはいかがか?

ハイブリッド車と軽自動車の燃費についての比較

ハイブリッド車と軽自動車の購入を考えるユーザーで、「燃費」に着目しないユーザーはいないと思います。まずは、燃費に関して比較していきましょう。
ちなみに燃費とは「ガソリン(燃料)1リットルで、何km走れるか」という数値です。

ハイブリッド車の燃費

ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーターを組み合わせたハイブリッド車の燃費は以下のようです。

ハイブリッド車の燃費争いでは、トヨタとホンダになるでしょう。

トヨタ アクア:35.4 km/ℓ
ホンダ フィット:36.4 km/ℓ

どちらも、まずまずの燃費です。

軽自動車の燃費

軽自動車の燃費はどうでしょう?
こちらは、ダイハツ vs スズキ になりますね。

ダイハツ ミラ・イース:33.4 km/ℓ
スズキ アルト・エコ:33.4 km/ℓ

どちらもガソリンエンジンでありながら、ハイブリッド車に肉薄しています。

カタログ数値では、若干ハイブリッド車の方が優勢ですが、正直なところ、実感できるような大差ありません。

軽自動車とハイブリッド車の税金の比較

自動車に関する税金は4種類あります。
・自動車を所有していると毎年かかる:「自動車税」、「軽自動車税」
・購入時にかかる:「自動車所得税」
・購入時と車検時にかかる;「重量税」

ハイブリッド車の場合は、普通乗用車ですので、「自動車税」で排気量によって変わります。一方の軽自動車は排気量が660ccまでとなっているので、排気量によって変わる普通自動車と違って、一律¥10,800(2015年4月以後の新規検査した軽自動車)です。

「自動車所得税」に関してはエコカー減税も適用されるので、ハイブリッド車は一般のガソリン車に比べれば抑えられるわけですが、軽自動車もエコカー減税対象ですので、どちらも引き分けというところでしょうか。

「重量税」は、新車購入時に3年分、車検時に2年分の支払いになります。エコカー減税車であれば減税になるわけですが、車両重量が重いほど税金が高いので、軽い軽自動車の方が安いです。

こういったことで、ハイブリッド車と軽自動車と比較となると、購入費用に関する税金を考えると軽自動車の方が、相当有利であることには間違えありません。

ハイブリッド車と軽自動車の自動車保険の比較

自動車保険(任意保険)は、保険会社によって設定金額などが違いますので、正確な比較金額を出すことは難しいですが、人身・対物事故の確率を元に保険料が決まります。
ハイブリッド車と軽自動車での区別はなく、事故率が高い車の保険料が高くなります。
大衆車は安くなる傾向で、軽自動車でもターボ搭載のスポーティタイプの保険料は高くなると考えて良いでしょう。

車両保険は、自損事故や天災も関係してくるわけで、事故率ではなく、車両本体の価格によって保険料が決まります。
軽自動車でも高級な車種の保険料は高く、ハイブリッド車でも本体価格の安いものは自動車保険料も安くなります。
ただ、一般的に言えば、軽自動車の方がハイブリッド車よりも車両本体価格は安いので、軽自動車の方が自動車保険は安いと考えて良いでしょう。

ハイブリッド車と軽自動車の維持費の比較

ガソリン代(燃費)や自動車税、自動車保険に加えて、駐車場代や車検費などをまとめて維持費と呼びます。

ハイブリッド車と軽自動車を維持費に関して比較する場合に、価格差が発生するのは税金とガソリン代、自動車保険、車検費用となります。

燃費の比較でも見てきましたが、ハイブリッド車のホンダ・フィットは約36km/ℓ、スズキ・アルトエコは、約33km/ℓでそれほど大差ではなく、実際の走行の仕方や環境で変わってしまう誤差範囲といえるでしょう。

税金に関しては圧倒的に軽自動車が安く、車検費用の多くの割合は税金となるので、軽自動車の方が安くなります。自動車保険も前述したように大差ないので、トータル的な維持費では軽自動車の方がコストパフォーマンスが良いということになると思います。

まとめ

燃費の良さや維持費の安さなど、お金の面から比べて選ぶなら、ハイブリッド車よりも軽自動車になりますね。

ハイブリッド車と軽自動車を費用・維持費の観点から比較してきましたが、いかがだったでしょうか?参考にしてみてはいかがでしょうか?

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