2016/05/19
Mive
マーチとならび日産を代表するコンパクトカー、ノートにようやくハイブリッドモデルが追加されるとの情報をキャッチ。取り回しがよく使い勝手の良いノートだけに、ハイブリッド化したことで燃費も期待大。ますます魅力的なクルマに仕上がりそうです。
日産の中でも人気の高いコンパクトカー、ノートに待望のハイブリッドモデルが発売されるのではという憶測が飛び交っています。発売時期は11月。安全性を高めるエマージェンシーブレーキを標準装備し、前輪を駆動するFF方式でリリースされるとのことです。
日産ノート
日産の主力コンパクトカー、ノート。現在のところハイブリッドモデルがラインナップされていませんでしたが…
ノートは日産の主力車種のひとつですし、ユーザーからもハイブリッドモデル導入の要望が高かったようです。日産独自に開発したe-Powerシステムを採用し、ノートのマイナーチェンジに合わせて発表される見込み。
SNSで拡散されたノートハイブリッド試作車
ライト部分はマスクで覆われていますが、おおまかなフォルムは確認できます
すでにネットユーザーの間では、SNSによってノートハイブリッドのプロトタイプカーが目撃されています。現行モデルをベースにしているのは明らかですが、フォグランプの形状が従来の丸型タイプから角形タイプへ変更されていました。
やはり気になるのはノートのハイブリッドシステム。日産e-Powerシステムはさらに磨きをかけて、低燃費を実現しています。
ノートハイブリッドシステム図
エンジンとCVTの間にクラッチを介してモーターを搭載するノートハイブリッド
エンジンとモーター、CVTにはそれぞれクラッチを介して接続しており、これがさまざまな制御を可能にしています。エンジンを切り離しモーターのみの走行も可能ですし、アイドリングストップからの再スタートではこのモーターでエンジンを始動してスムーズな発進が可能。セルモーター独特の始動時の振動もまったくなく、自然にエンジンがかかります。
ノートハイブリッド予想エンジン
ダウンサイジングエンジンが搭載されるノートハイブリッド。車体重量の軽量化にも貢献します
パワーユニットはヨーロッパから広まったダウンサイジング技術がノートハイブリッドに採用されます。HR12DDR型エンジンは直列3気筒で、スーパーチャージャーによって過給されます。ハイブリッドシステムと組み合わせたパワーはゆとりあるもので、高速道路でもストレスなく走行することが可能です。
ノートハイブリッドはレンジエクステンダーに!?
エンジンは動力につかわず、発電専用に使用する可能性も
これは不確定な情報ではありますが、ノートにはレンジエクステンダー方式のEVになる可能性もあります。これはエンジンを発電機のみに使用し、動力はモーターで行うものです。基本的に走行はEVとなり、燃費はリッターあたり40キロに達する見込み。TVCMのキャッチフレーズ「やっちゃえ日産」が実現するかもしれませんね。
パワーユニットがガラリと変わるため、デザインにも期待したいですね。ノートハイブリッドはどのようなスタイリングになるのか?大胆予想してみました。
ノートハイブリットコンセプトカー
ノートハイブリッドと思われる、モーターショー向けに作られたコンセプトカー
こちらはコンセプトカーですので、コンパクトカーがここまで斬新なフォルムになることは考えにくいですが、コンセプトのモチーフとしては、このようなイメージになる可能性もあります。
ノートハイブリッド予想デザイン
次期ノートは日産のVモーショングリルが採用されるかもしれません。※写真はティーダ
ノートと基本プラットフォームを共通にするティーダのデザインは次期ノートの参考になるかと思います。なめらかで力強いスタイリングは、次世代パワーユニットの搭載を、象徴しているかのようです。
ノートハイブリッド予想スペック
ノートハイブリッドモデルの予想価格は198万円。ノートレンジエクステンダーは250万円とされています。
すでに予想価格の情報も出回っています。やはりノートはあくまでも大衆車。ハイブリッドとはいえ、手軽に購入できる価格帯に収めるようです。レンジエクステンダーEVは、デビューすれば世界中から注目を集めること間違いなしですね。
ノートハイブリッドまとめ
ハイブリッドカーに革命を起こしそうな日産ノートハイブリッド。早ければ2016年中にもデビューしそうで、今後の日産の動向から目が離せません。
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