ホンダn-one マイナーチェンジで何が変わったの? 評価は?
2015/09/01
Kanon.A
ダイハツタントのライバル車となるのがスズキスペーシアです。販売台数ではダイハツの後塵を拝していますが、マイナーチェンジによるたゆまぬ改良で、上質な軽自動車に進化しているのです。そんなスペーシア、マイナーチェンジのポイントについてまとめました。
スペーシアはホンダN BOXやダイハツタントなどと同じカテゴリーに属する、スズキのハイト系軽ワゴン車です。
スズキスペーシア(マイナーチェンジ)
販売の主力車種となるスペーシアX(価格138万2400円〜)全モデルに2WDと4WDを設定しています。
スペーシアの初代モデルは2013年にデビューしましたが、その後モデルチェンジが行われエクステリアから安全性まで、大幅な改良が行われたのです。
スペーシアカスタム
モデルェンジではターボモデルにもS-エネチャージを搭載するスペーシアカスタム(価格152万8200円)
モデルチェンジによってスペーシアカスタムはよりいっそう精悍さを増し、ライバル車に勝るとも劣らないルックスを手に入れました。外装関連ではLEDポジションライトを内蔵したヘッドランプ、スケルトン構造の専用フロントグリル、専用フロント&リアバンパー、専用アルミホイール、ブラック基調内装などを装備しています。
スペーシア イメージ画像
写真は上級モデルのスペーシアカスタムXSリミテッド。
スペーシアの車両重量は850kgと、このクラスとしては非常に軽量に仕上がっています。新しいエンジンの採用で、磨きの掛かった燃費性能にも注目ですね。
マイナーチェンジで改良されたことで、安全性が大幅に向上したのがポイントです。
デュアルカメラブレーキサポート
モデルチェンジのトピックとなる安全装備。カメラとレーダーで事故を未然に防ぐアシストをしてくれます。
マイナーチェンジでは正面ガラスの上にカメラを設置しました。ふたつのカメラで瞬時に障害物の距離や大きさを把握。その輪郭からコンピューターがクルマや歩行者を判断。さらに道路のセンターラインも読み取り、認識します。
デュアルカペラサポートのイメージ
自動ブレーキの作動範囲も拡大し、下道から高速道路まで安定してドライブができるようになりました。
従来のモデルでは最高速度30キロまでしか自動ブレーキが作動しませんでしたが、マイナーチェンジによって100キロまで拡大。重大な事故につながりやすい速度域にまで範囲を拡大し、事故率を大幅に軽減することができました。
ブザーとメーター内の表示により衝突警報を行い、その後、衝突の可能性が高まると自動的に弱いブレーキが作動。運転者がブレーキを掛けた際のブレーキアシストや、ブレーキ操作がない場合の自動ブレーキ作動など、段階的にシステムが働くようになっている。
自動停止機能は段階的に警報システムが作動し、最終的に自動でブレーキがかかるようになっています。
マイナーチェンジで進化したポイントはエンジンです。マイルドハイブリッドシステムともいえるS-エネチャージを搭載しているのです。これで燃費性能が大幅に向上しました。
スペーシア エンジン
マイナーチェンジで待望のS-エネチャージが採用されました
660ccエンジンは圧縮比を高めるなど先進の高効率技術が取り入れられています。なにより注目なのがブレーキをかけたときに発電し、シート下に装備したバッテリーに蓄え、その電力でモーターを回すS-エネチャージが搭載されています。加速した時に約30秒間モーターでアシストし、燃費を従来の29km/リッターから32km/リッターに向上させました。
ナノイー搭載フルオートエアコン
マイナーチェンジによって改良されたフルオート式エアコン。髪や肌にやさしい微粒子イオンで室内も快適です。冬は暖房の効きが早くなっているのも好印象。
さらにマイナーチェンジモデルのトピックとなるのがエアコンです。上位機種となるスペーシアXとスペーシアカスタムXSには、ナノイー(弱酸性の微粒子イオン)を採用したオートエアコンを標準装備。髪や肌に優しく、女性にも大変好評です。
マイナーチェンジ後のエクステリア
ライバル車に負けないルックスをマイナーチェンジで手に入れました。特にスペーシアカスタムは精悍なスタイリングで迫力を増しています
販売台数でライバル車に負けている理由は、エクステリアのデザインが要因でした。そこでマイナーチェンジではエクステリアデザインを大幅に変更。フロントグリルにメッキを入れて、バンパー下の形状も洗練されています。
スペーシアマイナーチェンジのまとめ
快適で安全性で低燃費。車に求める重要な要素が全面改良されました。マイナーチェンジによりハイト軽のライバル車を凌駕する魅力的なクルマに仕上がっています。
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