長い歴史を持つトヨタのトラック ダイナカーゴの魅力に迫ります!
2015/12/10
Tantosan
スバルには魅力的なクルマを数多く製造してきましたが、サンバートラックもそのなかの一台です。さまざまな軽トラックの中でも、サンバートラックはこれまで独自の進化を遂げてきました。そんなサンバートラック、これまでの歴史を振り返ってみます。
サンバートラックとは、スバルが販売している軽トラックのことです。最初に製造を開始したのは1961年のことで、非常に歴史のあるクルマなのです。
サンバートラック
スバルから販売されている軽トラがサンバートラックです。現在もスバルで販売が続けられています。
サンバートラックのエンジン
リヤエンジンレイアウトが特徴のサンバートラック
エンジンが後ろにあることで振動が運転席まで伝わりにくく、長時間運転していても疲れにくいメリットがあります。また空荷での重量バランスもよく、他の軽トラックにはない特徴を持っていました。
リアエンド床下にエンジンを横置きに搭載した「リアエンジン」レイアウトを採用してきた。特に積空差の大きい軽トラックにとっては、荷台の床下にあるエンジンは格好のバラスト役を果たすことから、空車時でも十全なトラクションが確保され、安定した走行、登坂能力を得ている。
多くの軽トラックがアンダーフロアエンジンであることにたいし、サンバートラックは2012年までスバルで自社生産していた時代は、一貫してこのリヤエンジンレイアウトを採用していました。
古いサンバートラック
ここまで来るとノスタルジックカーの領域?古い年代のサンバートラックです
「サンバー」とはインドの水鹿を意味するもので、スバルの中でももっとも長い歴史を持つ車種でもあります。サンバーは8代に渡ってモデルチェンジを繰り返し、今でも販売されている軽トラックです。
スバルといえばインプレッサやレガシーなど、歴史的な名車を作ってきたブランドです。それだけに「スバリスト」と呼ばれる熱狂的なファンも多く、その興味の対象は軽トラックにも及びます。ここではサンバートラックのドレスアップを紹介していきます。
ラリーカー風サンバートラック
熱狂的なスバリストにもサンバートラックは愛されています。
メタリックボディに全塗装して、ゴールドのアルミホイールを履いたWRC風サンバートラック。4灯フォグランプのほか、荷台にはインプレッサそのもののリヤスポイラーを取り付けています。
サンバートラックのカスタムカー
リフトアップしたサンバートラック
マットに塗装されたワイルドなサンバートラックです。タイヤのサイドウォールに刻まれたロゴマークもセンスが良いですね。荷台の囲いは木製でドレスアップしているのがオシャレ。
サンバートラックは生活に欠かせないクルマ。それだけにミニチュアカーも販売されています。サンバートラックの代表的なミニチュアをご紹介しましょう。
サンバートラック(トミカ)
ミニカーの定番、トミカにはさまざまなバリエーションのサンバートラックが発売されました
ミニカーといえばトミカ。子供の頃は誰もが一度は遊んだことがあるのではないでしょうか。もちろんサンバートラックもしっかりとラインナップしています。歴史を紐解けば、これまで歴代さまざまなサンバートラックが製品化されてきました。いかに国民の生活に密着した軽トラックであるのか?それを証明したといえるでしょう。
サンバートラック(プラモデル)
アオシマから発売されている1/24スケールプラモデル
自分で組み立てる精密なプラスチックモデルです。特徴的な外観だけでなく、室内や足回りなども再現されており、子供だけでなく大人も楽しめます。
最初に説明したとおり、1961年に初代サンバートラックが発売されてから、今現在も販売が継続して行われている歴史あるサンバートラック。しかし2012年に製造終了した6代目を最後に、サンバートラックの歴史は大きく変わりました。
現行型サンバートラック
現在スバルはダイハツのOEMを受けて軽トラックを販売しています。
7代目サンバートラックからは、ダイハツが製造しているハイゼットトラックをOEM供給することになったのです。伝統的なリヤエンジンレイアウトも、一般的なアンダーフロアレイアウトに変更。スバリストにとっては残念なことではありますが、サンバーの名は、これからも継続することになりました。
サンバートラックまとめ
OEM製造にはなりましたが、歴史ある軽トラ、サンバートラックはこらからも引き続き日本の産業を支えるクルマとして活躍してくれることでしょう。
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