2015/11/15
YMOTOHASHI
1978年に発売され、2002年で生産を終了したミラージュが、2012年世界戦略車として復活しました。非常にコンパクトで低燃費で低価格を謳ったミラージュの評価を調べてみようと思います。走行性能や内装に関する評価はもちろん、燃費についてもご紹介します。
今回は復活後の三菱・ミラージュの様々な評価をまとめてみたいと思います。
紹介する評価の内容は走行性能、内装や乗り心地、燃費に関する3項目です。
その前にまずは簡単にミラージュについてご紹介します。
ミラージュは、三菱が1978年3月から2002年8月まで製造・販売していた小型乗用車で、世界戦略車として復活した2012年4月からはタイで生産・販売しているコンパクトカーです。
コンパクトで低価格で低燃費が話題となり、売れ行きも好調でした。
しかし、2016年8月末に実際よりも良い数値を届け出していたと燃費偽装を三菱が発表しました。
これにより、しばらくは製造および販売の停止を余儀なくされ、同時にホームページも一時閉鎖という状況になっています。
ミラージュは復活した当初は様々なグレードが設定されていましたが、現在では走る喜びを追求した最上級グレードGと、エコアシストやフルオートエアコンなど充実した装備のグレードMの2グレードのみのシンプルな構成となっています。
そんなミラージュの新車販売価格はGが148万5000円、Mが138万240円となっていて、軽自動車並みの価格で新車に乗ることができます。
コンパクトカーでこの価格は魅力的ですよね。
まずはミラージュの走行性能の評価をご紹介します。
低燃費で低価格な1.2Lエンジンのコンパクトカーはどのような走りをするのでしょうか。
ミラージュの走行性能の評価は「坂道でも普通の運転で十分」、「低めの馬力の割にはスムーズに走」、「力強い走りで満足」、「ハンドリングがぐっと向上し剛性感がある」、「クラスを超えた走行性能」となっています。
ミラージュの走行性能に関する評価を見ていくと、マイナスな評価はほぼ見つかりませんでした。
プラス評価が多い理由としてはおそらく、三菱自動車特有のロングストロークのおかげでトルクがあるため、発進や加速がスムーズだからだと考えられます。
次はミラージュの内装・乗り心地評価を見ていきたいと思います。
低価格なコンパクトカーの多くは内装が安っぽい、狭いなどの評価が目立つのですが、ミラージュはどうなのでしょうか。
ミラージュの内装や乗り心地の評価は「シンプルで余計な装飾などもなく視界が良い」、「すっきりしていて良い」、「Gは多少高級感があるが、Mは営業車っぽい」、「長時間乗っていても疲れない」、「程よい硬さのシートと乗り心地」となっています。
走行性能や内装・乗り心地に関する評価はコンパクトカーにありがちな評価ではなく、結構高く評価されていることが分かりました。
では、最後は燃費偽装で揺れた三菱の世界戦略車の燃費評価をご紹介します。
最後はミラージュの燃費評価をご紹介します。
修正後の燃費やオーナー算出の実燃費、そして燃費評価の順に見ていきたいと思います。
まずは三菱が公式に発表している燃費を見ていきましょう。
修正されたミラージュの燃費はG、Mの両グレードとも23.8km/Lとなっています。
ガソリン車のコンパクトカーとしては平均的な数値だと言えますね。
次にミラージュオーナーが算出している平均実燃費を見ていきましょう。
平均実燃費は20.14km/Lとなっています。
予想以上にカタログ値に近い燃費データが出ていることが分かりました。
では、その評価は「燃費がいい」、「高速走行中心だからとても経済的」、「給油回数が減った」など喜びの声が多いことがわかりました。
燃費偽装で揺れたミラージュですが、低燃費であり、オーナーを満足させる数値は出せているようですね。
いかがでしたか。
燃費偽装の問題にも負けることなく実力を発揮した新型ミラージュは、コンパクトで乗りやすく、低燃費で低価格です。
愛車選びの参考にしてみてください。
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