2015/11/15
YMOTOHASHI
日本での生産・販売は2013年に終了したエリシオン。現在は中国専売車として売り出されています。しかし、日本の中古車市場では今でも人気があります。今回はそんなエリシオンの走行性能や内装・乗り心地の評価、さらには燃費に関する評価もご紹介します。
今回はホンダ・エリシオンの様々な評価をご紹介します。
紹介する評価の内容は走行性能、内装・乗り心地、燃費に関するものですが、そもそもエリシオンとはどんな車なのでしょうか。
まずは簡単にエリシオンについてご紹介します。
エリシオンは2004年から2013年までホンダが販売していた上級ミニバンです。
大海原を疾走するクルーザーをモチーフにデザインされた車種で、オデッセイより全長・車幅は一回りほど大きいサイズ設定となっています。
エリシオンに搭載されているエンジンは、当初2.4Lと3.0Lの2種で、3.0Lの方はハイオク仕様です。
後に追加された「PRESTIGE」には3.5Lエンジンが搭載され、最高出力が300PSを達成し、日本国内製ミニバンの最大値となり、話題となりました。
まずはエリシオンの走行性能の評価をご紹介します。
最高出力が当時の最大値となったエリシオンの走行性能はどのようなものなのでしょうか。
エリシオンの走行評価は「パワーは問題なし」、「非常に満足のいくもの」、「低床なのでミニバンが苦手なカーブも得意」、「長距離走行も疲れにくい軽快な走り」、「ミニバンの中では一級品」と、非常に高い評価がついていました。
エリシオンの走行評価を調べていて思ったのは、エンジンに関しても、走行性能に関しても良い評価ばかりだったということです。
特にエンジンはホンダらしい、高回転が気持ちのよい吹け上がりのエンジンで満足している人が多かったです。
次は内装や乗り心地の評価を調べていきましょう。
上級ミニバンと言われるだけあって、乗り心地や内装にも期待が持てそうですが、実際はどうなのでしょうか。
エリシオンの内装・乗り心地評価は「ダブルサンルーフで解放感がプラスされていい感じ」、「シートは3列目までしっかり座れて良かった」、「家族からの受けも抜群なほどの乗り心地」と、ここでも非常に高い評価が付いていました。
走行性能と同じで、内装や乗り心地に対する評価もかなり高いものとなりました。
足元や荷室は少々狭いものの、シートアレンジを工夫すれば十分にスペースが確保できるようですし、使い方次第ではもっと満足度が高くなるようです。
最後にエリシオンの燃費評価をご紹介します。
ここまでの評価が非常に高かったエリシオンなので、燃費評価も期待できそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。
まずは参考になるようにエリシオンの燃費と実燃費をご紹介します。
ホンダが公式に発表しているエリシオンの燃費は8.0~10.2km/Lで、オーナーが算出している実燃費の平均は8.2km/Lでした。
この結果を踏まえたうえで、オーナーの燃費評価を見ていきましょう。
その評価は「街乗り比率が高いと少し燃料代が掛かります」、「この車体で4WDなので満足している」、「車重を考えればまぁまぁ」、「気持ちよく走れば散々ですが、低燃費運転に徹すれば意外と伸びる」となっています。
ここまで順調な評価だったエリシオンですが、燃費評価に関してはまぁまぁという感じの印象でした。
しかし、走り、乗り心地などが燃費の悪さをカバーしているようで、気にしていない、むしろ満足しているという人が非常に多かったことにも驚きました。
燃費競争が激化し、車は燃費で選ぶ!という方が増えている昨今でこの評価がつくのは、エリシオンが本当に素晴らしい車だからではないでしょうか。
オーナーの多くは「またこんな車を作ってほしい」と願っていました。
開発者冥利に尽きるとはまさにこのことではないでしょうか。
いかがでしたか。
中古車市場でも今でも人気が高いエリシオンの魅力は伝わったでしょうか。
気になる方は是非、試乗して良さを体感してみてください。
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