2015/11/15
YMOTOHASHI
2004年にセドリックとグロリアの後継車として産まれてきたフーガ。2009年にモデルチェンジしてY50からY51になってからの大きなマイナーモデルチェンジ。日産の誇るビッグセダン・フーガですが、今回のモデルチェンジでインフィニティーブランドに世界統一しました。
フーガ
2004年、日産が新たなブランドとしてフーガを発表、販売開始。
日産が製造・販売をする高級セダンでであるフーガ、かつて日産の高級セダンであったセドリック・グロリアの後継車として生産されました。一時はハイエンドであったシーマ・プレジデントも無くなり真に日産のハイエンドフラッグシップ車として販売されてきました。ライバルとしてはトヨタ・クラウン、BMW5シリーズです。
フーガ Y50
高級スポーツセダン、セドリック・グロリアの影を残して新たなるスタイルです。
2004年、華々しくデビューした初代フーガ。グレードは大きく分けて二つのXVとGTがあり、エンジンは2500cc、3500cc、4500ccと幅広く内装もベージュとブラックにレザーとユーザーに合わせて
選択肢も多くあります。2007年のマイナーモデルチェンジでGTのみのグレードになります。
フーガ内装
ホワイト(ベージュ)の内装でエレガントかブラックの内装でより高級感かを選べます。
ウッドパネルをふんだんに使いアナログ4連メーターでクラシカルな高級感を演出する内装で構成されています。時計もアナログ式時計を採用でフーガらしいエレガントさを強調しています。マルチモニターはタッチパネルではないがダイアル式のボタンパネルなどで操作性を向上させています。室内空間ではライバル者を大きく凌ぎます。
フーガ Y50後期
今回のモデルチェンジで人気のあった丸型LEDテールランプに統一されました。
初代フーガからの一度目のモデルチェンジでの大きな外観の変更点は少ないです。GTに統一されたためテールランプはLEDの2連丸型のみになります。前期型との外観の違いはフロントバンパーの形状とテールランプがトランク上部より低く上下に短くなりました。エンジンがVQ-DEからVQ-HRへと変更されました。
フーガ Y51
丸みを強調したグラマラスなボディー形状へと進化です。
2009年モデルチェンジされたフーガは初代フーガの和のテイスト、風雅というネーミング通り和風がイメージできる顔つきでフルモデルチェンジしながらも和のテイストは残されています。今回のモデルチェンジでボディーもさらに大きくなり今までよりもワンランク上のクラスを目指します。
2代目フーガ テール
丸型2連を廃止で、よりコンパクトにスマートに見せる演出の形状へモデルチェンジです。
車の真の顔を言えるのはリアビューとも言われております。今回のモデルチェンジで今までのGTの顔であった丸型2連ではなくなり、画像のような形状に変更です。
フーガ Y51後期
フロントマスクをより丹精にスタイリッシュなモデルチェンジで高級感を演出です。
モデルチェンジでブランドもインフィニティーへ。今回、大きく変わったところでエンブレム。今まで国内で販売されるフーガは日産のエンブレムだったことに対して欧米・北米などで使用されているインフィニティーブランドとして統一され、日産エンブレムからインフィニティーエンブレムへと変わりました。
フーガ Y51後期テール
レクサスやBMWを凌駕する存在感あるテールへモデルチェンジです。
2015年のモデルチェンジでも大きく変更されたのはテールランプ。丸型から半円に、そして三日月形へとよりスタイリッシュに、よりスポーティーなスタイルになります。
IMPAL フーガ
スポーティーな高級セダンのフーガを走りの方向へとチューンアップされています。
フーガの比較、ライバルとしてトヨタのクラウン・レクサスのGS・BMWの5シリーズ。そしてよく比較されるのが同じ日産のスカイラインです。Y50からY51のモデルチェンジされてからより一層比較されるようになりました。もともと足回りが乗り心地よりもハンドリング重視でトヨタよりBMWを対抗に意識した足回りのおかげでスポーツ色が強いのです。まさにドライバーズカー・ハンドリングカーといった印象が強いせいでありますが、スカイラインは一回りコンパクトに重心を低く設計されていて走り重視に対し、フーガはゆったりとクルーズを楽しむ大人のセダンとしてしっかり設計されています。
高級車でありながらも自分で運転することに重点を置いて、運転する楽しみをドライバーに確実に伝えられる造りです。なにより快適でありながらも地面からの情報をドライバーに伝え、自分の進みたい方向に進むことが出来るビッグセダンです。
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