プリウスαの燃費と実燃費ってどれくらい？その実力に迫ります！

今回はプリウスファミリーの一員であるプリウスαの燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介しますが、そもそもプリウスαとは一体どんな車なのでしょうか。
まずは簡単にプリウスαについてまとめてみます。

プリウスαはトヨタが2011年5月から製造・発売を開始したハイブリッド専用車です。
2列シートで5人乗りタイプのステーションワゴンと3列シートで7人乗りタイプのミニバンの2つのラインナップがあります。

エンジンやモーター、足回りの形式など基本的なメカニズムはプリウスと同じですが、車両重量が増加したことに伴い、トレッドがフロントとリヤでそれぞれ15mmと25mm拡大されています。
ちょっとした変更に思えるのですが、プリウスαの室内は非常にゆったりしています。

また乗車定員の違いによって、搭載される電池が違います。
使用されている電池は5人乗りがニッケル水素電池、7人乗りがリチウムイオン電池となっていて、それぞれの電池の特徴を活かしたものとなっています。

様々な技術が盛り込まれた結果、プリウスαは5人乗りと7人乗りの車両重量の差が10kg以内にとどまるという驚きの結果が出ています。
これなら7人乗りを選んだほうがもしかすると得なのかもしれませんが、プリウスαのカタログ値での燃費や実際の燃費はどうなのでしょか。

次はプリウスαの燃費をご紹介します。
トヨタが公式に発表しているプリウスαの燃費とはどのくらいなのでしょうか。

トヨタが公式に発表しているプリウスαの燃費は全車種JC08モードで26.2km/Lとなっています。
プリウスファミリーなのにこれくらい？と感じた人もいるでしょうが、この車格からすると驚きの低燃費で、そのおかげもあり売れ行きはかなり好調です。

どのグレードを選んでも同じ燃費であるということは、やはりたくさん乗れる7人乗りの方がお買い得ということになるかも知れませんね。
家族構成や使用用途に応じて乗車定員を選ぶのがいいということですね。

次はプリウスαの実燃費をご紹介します。
実際に走らせてみたとき、プリウスαはどこまでカタログ値に迫ることができるのでしょうか。

プリウスαの実燃費を調べていくと、15～25km/Lの中で数値を上げている人が多くいました。
平均してみると約18km/Lがプリウスαの実燃費のようです。
この車格でこれだけの燃費が実現するなら家族での遠出も心配ありませんね。

しかし、実燃費は運転の仕方や交通状況によって大きく変化します。
急発進や急加速、ストップ＆ゴーを繰り返していると燃費は伸びません。
反対にスムーズな運転や高速道路での走行が中心となると燃費が伸びます。

またエアコンの使用状況によっても燃費の伸びが変わるので、エアコンを使用することが少ない時期では燃費が向上します。
自分でエコ運転の方法を模索するのも楽しいですね。

最後にプリウスαオーナーによる燃費評価をご紹介します。
オーナーによる評価とは一体どのようなものなのでしょうか。

プリウスαオーナーによる燃費評価を見ていくと「燃費がいい」、「さすがプリウスファミリー」など、燃費には高い評価が付いていました。
またプリウスαの燃費の良さを裏付ける評価として「ガソリン代が減った！」、「遠出する機会が増えた」などの評価もありました。

プリウスαはプリウスよりも車両重量も車両全長も長いのですが、基本的な作りが同じであることが大きく作用して、低燃費を実現することができているようです。
低燃費なら家族での遠出も楽しみになりますよね。