海外車は燃費が悪いと思っていませんか？ＢＭＷの燃費ランキング

国産車と比較すると海外車は燃費が悪いと言われています。
確かに一昔前の海外車は燃費があまり良くありませんでした。

その理由の一つが海外車は車体サイズが大きいこと。
車種によっては夏場にエアコンをつけて走るとすぐにガソリンがなくなってしまうと言われています。

もう一つの理由が海外と日本の道路事情の違い。
海外の大都市は日本に似て信号が多いため停止・発進が多くなりますが、大都市以外は殆ど直線で信号も少なく高速道路のような状況になっています。

そのため車を開発する上で室内装備や車内空間の確保、馬力が優先されて燃費性能の優先度が低くなっていると考えられています。

とはいえ原油価格の高騰や環境破壊が国際的な問題となっていることから、次第に燃費の悪い車が売れなくなり、海外車も燃費性能が良い車を開発するようになっています。

ということで今回はＢＭＷに限定した燃費ランキングをご紹介したいと思います。
ＢＭＷで最も燃費が良い車種はどれ位の燃費性能となっているのでしょうか。

それではＢＭＷ燃費ランキングをご紹介していきますが、第4位には2車種がランクインしました。
はじめにご紹介するのは320dです。

320dはＢＭＷ3シリーズの6代目モデルのディーゼルエンジン車です。
搭載されるエンジンは1,995cc 直列4気筒ターボディーゼルエンジン。

75%エコカー減税対象とエコカー補助金対象車種となっています。

続いてご紹介する燃費ランキング第4位の車種は320dツーリングです。

320dツーリングは320dのステーションワゴンタイプ。
320dツーリングは販売が開始された当初、ＢＭＷ3シリーズツーリング全体の8割をしめる程、人気の車種でした。

第2位にも2車種がランクインしています。
まずは218dアクティブツアラー ラグジュアリー。

218dアクティブツアラー ラグジュアリーはＢＭＷ発のMPVである2シリーズ アクティブツアラーのディーゼルエンジン搭載モデル。

搭載されるエンジンは新世代2リッター直列4気筒エンジンで最高出力は150ps、最大トルクは330Nmです。ガソリンエンジン車の218iに比べ燃費が130%も向上しています。

218dアクティブツアラー ラグジュアリーはエコカー減税対象車に認定され、自動車取得税・重量税が100%免税となっています。

燃費ランキング第2位のもう1車種は118d スタイル。

118d スタイルは2代目モデルのＢＭＷ1シリーズのディーゼルエンジン車。
搭載される新世代2リッター直列4気筒エンジンは最高出力150ps、最大トルクは32.6kg-m。

「スタイル」はグレードの名称で他に「スポーツ」、「Mスポーツ」というグレードが設定されています。

ＢＭＷ燃費ランキング第1位に輝いたのは「i3レンジエクステンダー 装備車」です。

ＢＭＷ・i3BMWの電気自動車で2013年11月から欧州市場で発売が開始されました。
車体を軽くするために車体の大部分に炭素繊維強化樹脂が使用されています。

ＢＭＷ・i3で発電用エンジンを搭載したものがレンジエクステンダー装備車と呼ばれます。

とうとうＢＭＷからも電気自動車が出てくる時代になったのですね。
今後、ＢＭＷからどんな高燃費の車が出てくるか楽しみです。