マツダのプレミアム・コンパクトカー、ベリーサの燃費が気になる！

ベリーサの燃費を見ていく前に、まずはベリーサがどのような車なのかご紹介したいと思います。

ベリーサはマツダが日本市場において製造・発売していたコンパクトカーです。

アクセラが発売されたことで廃止となったファミリアとデミオとの中間帯を補完するため、日本国内専用車としてベリーサは開発されました。

ベリーサはデミオと差別化をはかるために、このクラスとしては例を見ない本革シートのオプション採用、インテリジェント・キーを標準装備などプレミアム・コンパクトカーという位置付けを狙った車となっています。

2004年には日本カー・オブ・ザ・イヤーベストバリュー賞を受賞するなど高く評価されていましたが、発売後10年以上も大幅なモデルチェンジはせずに細かな改良や特別仕様車を発売するといった継続販売をしていましたが、2015年9月に生産が終了となりました。

ベリーサに後継車はなく、生産終了前年にフルモデルチェンジしたデミオに統合される形となっています。

ベリーサの価格はグレードによって異なりますが、153～192万円という価格帯になっています。
コンパクトカーだけあって手ごろな価格ですね。

それではベリーサの燃費についてみていきたいと思います。

まず最初にベリーサのカタログ燃費を確認してみたいと思います。
プレミアム・コンパクトカーであるベリーサの燃費はどれくらいなのでしょうか。

ベリーサのカタログ燃費はJC08モードで15.2～16.4km/L、10・15モードで16～18.4km/Lでした。
コンパクトカーにしてはやや物足りない燃費性能ではないでしょうか。

次にベリーサのオーナー達の標準的な実燃費を見てみましょう。
カタログ燃費と実燃費では差があるのが一般的ですが、ベリーサの実燃費はカタログ燃費と比較してどの程度の差となっているのでしょうか。

ベリーサの標準実燃費はレギュラーで11.94 km/L、ハイオクで12.27 km/Lでした。
カタログ燃費に比べるとかなり差がでてしまいました。

コンパクトカーでこの燃費は厳しいですね。
ベリーサは燃費ではなく、プレミアム感で他のプレミアムカーと競争することになりそうです。

では次にベリーサオーナーの燃費評価をご紹介いたします。
ベリーサオーナーは実燃費をどのように感じているのでしょうか？

ベリーサに乗っている方も燃費は良くないと感じているようです。
ただ、基本設計が10年前なので、今の車と比較するのは可愛そうという声もありました。

確かに、近年の燃費性能の向上は著しいものがありますので、それと比べると劣ってしまうのは仕方ありませんね。

それでは最後にベリーサのライバルと考えられる車と燃費を比較してみたいと思います。

JC08モード燃費：14.2～18km/L
10・15モード燃費：14～20km/L

JC08モード燃費：15.2～36.4km/L
10・15モード燃費：16.2～24.5km/L

10・15モード燃費：12～17.2km/L

ベリーサのライバル車種の燃費をご紹介いたしました。
やはりコンパクトカーと比較してしまうとベリーサの燃費では歯が立ちませんね。

ですが、この燃費性能を引き合いに出すことで、ベリーサ購入情報資源室に車体価格の値引きが期待できるかもしれません。