スバリスト待望のハイブリッド!XVハイブリッドの実力を探る!
2016/05/12
koji324
累計生産台数100万台を達成したトヨタアクアは、1500ccのハイブリットエンジンを搭載しプリウスに次ぐ販売台数を誇ります。アクアは、ハイブリッドエンジンのみを搭載するハイブリッド専用車です。アクアの魅力を調べてみました。
トヨタアクアハイブリッド
2011年12月発売されました。ボディサイズは、日本の小型乗用車(5ナンバー)の5ドアハッチバックです。プリウスよりも全長が短く、燃費がよく自動車税が低減されます。2015年12月に40型(新)プリウスが発売されるまで、販売ランキング1位でした。2016年2月累計生産100万台を達成しました。
アクアハイブリットエンジン1500cc
1500cc(1NZーFXE)エンジンに、2つのモーターを組み合わせたハイブリットカーです。このエンジンを搭載した兄弟車は、トヨタカローラになります。ライバル車ホンダフィット・日産ノートです。
ハイブリッドシステム動力分散図
トヨタのハイブリット車に採用されているスプリット方式(動力分割方式)は、エンジンからの動力をプラネタリーギアを用いた動力分割機構により分割(スプリット)し、発電機と車輪の駆動へ振り分けたり、エンジンとモーターからの駆動力を自由に合成することが可能な方式です。発進時や低速走行時にはバッテリーに蓄えられた電気でEV走行、通常走行時にはエンジンを最大トルク近辺の燃料消費率の低い回転域で使用し、プラネタリーギアを介した発電機で同時にバッテリーへも充電を行いながら速度制御を行ます。燃費悪化の原因となるエンジン出力の変化を極力抑えています。
発進時・低中速走行時 低速トルク・エネルギー効率に優れたモーター走行
発進時や中速までの定常走行など、エンジン効率の悪い領域ではエンジンを停止。ⓐの駆動バッテリーの電力で高出力化したモーターのみで走行します。よって燃費向上・静かな発進が可能です。
通常走行時 エンジンを主動力とした低速燃費走行
エンジン動力は動力分割機構で2経路に分割しています。一方は発電機を駆動させて発電する経路で、この電力によってモーターを駆動(ⓑ)。もう一方は、車輪を直接駆動(ⓒ)。これらの経路の割合が効率最大になるように制御しています。効率のよい燃費向上ができます。
急加速時 2つのパワーで1クラス上の加速
急加速時は、電池からも電力を供給。エンジン駆動力とともに高出力モーターの駆動力を加えることで、レスポンスのよい滑らかな動力性能を発揮し、加速性能を一段と向上させます(ⓐⓑⓒ)
減速時・制動時 減速のエネルギーを電池に回収
電池の充電量が少なくなれば、エンジン始動により発電機を駆動させて、充電を開始。充電状態が一定に維持されるように制御します(ⓓ)。エンジンを充電に利用します。
電池充電時 電池の状態を一定に維持
電池の充電量が少なくなれば、エンジン始動により発電機を駆動させて、充電を開始。充電状態が一定に維持されるように制御します(ⓔ)。エンジンを充電に利用します。
停車時 動力系を全て停止
エンジンを自動的に停止します。しかし、エアコンはコンプレッサーが別回路のため、エンジンが止まる状態でも使用可能です。
アクアのハイブリッドシステムの説明
トヨト自動車サイトより
アクアハイブリッド側面画像
アクアハイブリッドは、天井部分の後ろが少し下がっているラインがポイントとなるデザインです。プリウスのハッチバックの斜めの大きなハッチバックではなく、まっすぐ下がっているのが特徴です。
アクアハイブリッド後部画像
アクアハイブリッドは、後ろのハッチバックドアの横にさりげなくバックランプが付けられてます。シンプルですが、小型ハイブリッドとしての特徴のあるデザインです。
アクアハイブリッド運転席
アクアハイブリッドメーター回り
上部右よりデジタル速度メーター、中央部・シフト表示・ガソリン計 左・各種表示ディスプレイとなります。コンパクトにレイアウトされたメーター類は、女性ドライバーにも好評です。
アクアハイブリッド シートレイアウト
アクアハイブリッド 後部シートを倒して荷物を搭載した図(例)
大人5人が乗車できる座席レイアウトです。ゴルフバックが2個積める余裕の後部スペースです。
アクアハイブリッドに、Toyota Safety Sense Cが搭載されました。アクアハイブリッドがさらなる進化をして、安全なクルマになりました。アクアハイブリッドは、ハイブリッドとしての省燃費だけではありません。
トヨタの「実安全の追求」から生まれた先進の衝突回避支援パッケージ。それが、“Toyota Safety Sense C”です。発生割合の高い事故に対応する3つの先進安全機能をパッケージ化しました。同時に、各機能の信頼性を高める高精度な検知センサーを新開発。いま最先端の技術革新の成果を組み入れ、ドライバーの安全運転を多面的にサポートします。
1)プリクラッシュセーフティーシステム
1)プリクラッシュセーフティーシステム
進路上の先行車をレーザーレーダーと、単眼カメラで検出します。。衝突が予測される場合、警報を発して回避操作を促します。その際、約30km/hから80km/hで走行中、ブレーキを踏むと、強力なブレーキアシストが作動。仮に踏めない時でも、自動ブレーキが約10km/hから80km/hの車速域で作動し、約30km/h減速します。追突防止に効果があります。
レーンディパーチャーアラート
2)レーンディパーチャーアラート
道路上の白線をセンサーで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱するとブザーとディスプレイ表示で、警報を発し注意をうながします。
オートマチックハイビーム
3)オートマチックハイビーム
ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者などの早期発見をサポートします。切り替え忘れを防ぐほか、手動操作の煩わしさも軽減します。
トヨタアクアハイブリッド L
メーカー希望小売価格(税込み)1,761,382円 JC08モード走行燃費37.0km/L
165/70R14 タイヤ(スチールホイル)・ウレタンステアリング
ワイヤレスドアロックリモートコントロール(アンサーバック機能付/ワイヤレスキー1本)
トヨタアクアハイブリッド S
メーカー希望小売価格(税込み)1,887,055円 JC08モード走行燃費37.0km/L
175/65R15タイヤ&15×5½Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)
塗装インパネ助手席オーナメント/サイドレジスター(ピアノブラック加飾)/アクセントカラー(助手席オープントレイ)
トヨタアクアハイブリッド G
メーカー希望小売価格(税込み)2,007,818円 JC08モード走行燃費37.0km/L
本革巻きステアリングホイール(シルバー塗装+シルバーステッチ)
合成皮革巻きインパネ助手席オーナメント(メッキモール付)/サイドレジスター(メッキ加飾+ピアノブラック加飾)/アクセントカラー(助手席オープントレイ)
トヨタアクアハイブリッド X-URBAN
メーカー希望小売価格(税込み)2,100,109円 JC08モード走行燃費37.0km/L
Gに加えて
フロントグリル・フロントバンパースポイラー・サイドマッドガード・リヤバンパースポイラー・ルーフモール(専用色塗装)
グリル・バンパーを特別仕様にしたグレードです。
トヨタアクアハイブリッドいかがでしたか?プリウスの価格より安く燃費のよいクルマを求めるなら、アクアハイブリッドはおすすめの一台です。御精読ありがとうございました。
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