大人気ハイブリッドカー!!ハイブリッドカーの気になる燃費は?
2016/01/04
みーこ11
発売から4年たった今でも、普通乗用車部門のランキングで1位を獲得し、ロングヒットを続けているハイブリッドカー、トヨタのアクア。「世界で最も低燃費な乗用車」と言われる、アクアのハイブリッドシステムや燃費や評価などをご紹介します。
トヨタ アクア
トヨタのアクアは2011年に発売された、小型ハイブリッド乗用車です。発売当初は、「実燃費が良くない」「乗り心地が硬い」などの悪評もありましたが、常に月販ランキングで3位以内をキープし、発売から4年がたった今でも普通乗用車部門で販売台数1位になるなど、順調な売れ行きを見せています。その人気の理由は、最新のハイブリッド性能や親しみやすいデザインなどが挙げられます。
トヨタ アクア
それではハイブリッド専用コンパクトカーアクアの、ハイブリッドシステムについて具体的に紹介します。また、モデルラインナップや評価についてもまとめてみました。
トヨタ アクア
アクアといえば、超低燃費が特徴のハイブリッドカーです。JC08モード37.0㎞/Lは世界のハイブリッドカーでもトップレベルの低燃費で、トヨタのハイブリッド技術をアクアのコンパクトなボディに凝縮しています。
ハイブリッド技術といっても具体的にどういうことか、分からない方もいると思います。まずは、アクアのハイブリッド技術について分かりやすく解説している動画を紹介します。
アクア ハイブリッドシステム紹介動画
このようにアクアはエンジンとモーター、2つの動力を使うハイブリッドシステムで低燃費を可能にしています。また、2つのモードスイッチによりさらに燃費を良くすることもできます。
エコドライブモードは、燃費優先の走行モードです。アクセル操作に対する駆動力とエアコンの消費電力などを省エネ化し、エコ運転をサポートしてくれます。
EVドライブモードは、モーターのみで走行しエンジン音が気になるときや、排出ガスを抑えたいときなどに便利です。
続いてアクアの燃費性能について、実際に購入した方はどのような評価をしているのでしょうか?まとめてみました。
市街地の平均燃費は常に25㎞~28㎞です。
当たり前のですが運転の仕方さえ上手くなれば、燃費は益々と良くなります。
長い高速でABGが68㎞/Lまで行った時は驚きまくりました。
さすがハイブリッドカー、渋滞や市街地走行に強いだけかと思いきや、がっつりとワインディングを走ってもリッター20kmという燃費を叩き出しました!燃費を特に意識することなく空調やナビも普通に使って、夏でリッター23km前後、冬場に乗ったときでもリッター18km前後です。メーターに表示されるECOメーターのおかげで(?)、エンジンに頼らない走りをしてみよう…とやっぱり思っちゃったりするわけで(笑)、そうやってエコ運転を意識すればリッター25kmくらいまでは普通に伸びます。
このように、アクアは長距離移動や街乗りでもほとんど燃費を気にする必要がないほど、ハイブリッドカーならではの素晴らしい燃費性能のようです。
ハイブリッドシステムインジケーター
また、アクアはデジタル式センターメーターにハイブリッドシステムインジケーターが表示され、常にエコ運転を意識することが出来ます。これは、ハイブリッドシステムの出力や回生レベルをリアルタイムに表示する機能です。デジタルメーターにはその他にも、平均燃費や瞬間燃費なども表示することが出来るので、エコ運転の指針となり、燃費向上につながる機能が満載です。
アクアのハイブリッドシステムや燃費性能について紹介しましたが、続いてはグレードごとの価格を見ていきましょう。
アクア X-URBAN
JC08モード燃料消費率:33.8㎞/L
新車価格:2,100,109円
2014年にマイナーチェンジされ、アクアの新しいグレードとして追加されたのがX-URBANです。最低地上高が140㎜から160㎜に高められた、大径16インチタイヤのクロスオーバーSUV風モデルです。乗り心地が洗練され、走行の安定性が向上しました。
アクア G ”ブラックソフトレザーセレクション”
燃料消費率:37.0㎞/L
新車価格:2,090,291円
スマートエントリー&スタートシステム、盗難防止システム、コンライトなどを装備し、シート表皮をスウェード調ファブリックから合成皮革に、内装色をディープブラウンからブラックソフトレザーに差し替えました。
アクア G
燃料消費率:37.0㎞/L
新車価格:2,007,818円
グレードSをベースとした上級仕様のグレードGは、ワイヤレスドアロックリモートコントロールやクルーズコントロールなどが装備されています。
アクア S
燃料消費率:37.0㎞/L
新車価格:1,887,055円
標準仕様のグレードSは、ワイヤレスドアロックリモートコントロールやUVカットガラスなど、グレードLと比べて多数の装備が追加されます。
アクア L
燃料消費率:37.0㎞/L
新車価格:1,761,382円
最廉価モデルのグレードLは、パンク修理キットや高遮音性ガラスなどが装備されており、タイヤサイズは最も細く、他グレードより30kg軽い1050㎏の軽量モデルです。
アクア G's
新車価格:2,431,963円
アクアのスポーティーグレードであるG'sは、グレードGをベースとしていますが、アームレスト付センターコンソールボックス以外は、エクステリアや内装もほぼすべてがG's専用パーツで構成されています。
トヨタ アクア
安定した人気のアクアですが、実際に購入した人はどのように評価しているのでしょうか?ハイブリッドカーであるアクアの走行性能や乗り心地について評価をまとめてみました。
ハイブリッド車の特徴ですが電気モーターとガソリンエンジンですから、当たり前にガソリン車より走行性能は高いです。エコモードは燃費重視ですがアクセルさえ踏めばモタツクことも無く、信号待ちからでも勢い良く加速します。
またエコモードを外せば尚更に加速し、高速走行でもスイスイで十二分に力のあるコンパクトカーです。
信号待ちの発進ではスーと加速して気持ち良い。意外に出足が良くて嬉しい。坂道もヒルスタートアシストでずり落ち無く便利。高速の80キロ以上ではエンジンがかかりっぱなしだけど、さほど燃費は悪くない。
燃費重視のセッティングのためか低速トルクが細いです。アクセル開度が多いときはエンジン+モーターになりますので、そうなるとよく走ります。通常の燃費を気にした走りの場合は・・・遅いです。モーターだけで60キロくらいは出せますが、もう少しモーターにトルクがあるセッティングにしてくれた方が田舎道には合います。おそらく蓄電バッテリーの消費を抑えるために意図的に電流を制御してると思います。
アクアは燃費重視のエコモードで走ると、遅いと感じるようですが、ノーマルモードにするときびきびと走り加速も十分なようです。ハイブリッドカーならではの走行性能のようですね。
乗り心地はちょっと固く感じるけど揺さぶられることの少ない上質なものでした。静粛性も高く、騒音計の値は60キロで56~60dB程度。ただし舗装の悪い路面では急激にロードノイズが高まるように感じました。内装の建付けは大したことなく、時折インパネからガタつき音が聞こえていました。まあ評価するなら「軽自動車よりはマシ」程度でしょうか。
前に進む、カーブを曲がる、狭い道路をすれ違う、このへんはアクアは100点満点。アクアは前が広くて見やすい。フロントの視野角が広めで左右の死角もきにならない。レスポンスの良い、だれにでも簡単に操作できるクルマだと思います。
アクアは、静粛性に優れており、走りやすいコンパクトカーのようです。長時間シートに座っていても、あまり疲れない乗り心地だと思います。ただ、内装の安っぽさや後部座席の狭さなどが指摘されていました。
トヨタ アクア
トヨタ アクア
アクアのハイブリッドシステムや、燃費や評価についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
新車のハイブリッドカーやコンパクトカーが次々登場する中、アクアは安定して販売台数1位を獲得し続けています。その理由は、やはり親しみやすいデザインや圧倒的な燃費の良さが一番の理由だと思います。アクアはコンパクトなサイズで女性でも運転しやすく、近所でも、旅行でも、どこにでも行ける使いやすさが魅力です。さらに、完成度の高いハイブリッドシステムや機能が備わっており、アクアならではの魅力がたくさんありそうですね。購入を検討している方は参考になったでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!
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