どれくらい走るの？ホンダの人気シリーズＮ-ＯＮＥの燃費と実燃費！

今回はホンダで大人気のＮシリーズのＮ-ＯＮＥの燃費に関する情報をまとめてご紹介します。
Ｎ-ＯＮＥの燃費と実燃費、燃費評価を見る前に、まずＮ-ＯＮＥがどんな車なのかを簡単にご紹介します。

Ｎ-ＯＮＥはホンダの軽自動車シリーズ「Ｎシリーズ」の第３弾です。
Ｎシリーズは2012年11月に発売したＮ-ＢＯＸから展開がスタートし、今やホンダの大人気のシリーズとなりました。

Ｎ-ＯＮＥはホンダ初の市販軽乗用車N360をモチーフにされており、「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」の基本思想を受け継ぎつつ、新しいベーシックカーの創造を目指して開発されました。

では、さっそくＮ-ＯＮＥの燃費と実燃費を見ていくのですが、Ｎ-ＯＮＥにはＮＡエンジンとターボエンジンの２種類のエンジンがあり、それぞれに４ＷＤとＦＦがラインナップしています。
まずはＮ-ＯＮEのＮＡエンジンの燃費と実燃費をまとめてみます。

Ｎ-ＯＮＥは2014年にマイナーチェンジが実施されました。
そこでマイナーチェンジ前とチェンジ後の燃費も比較してみますので、どれだけ燃費が向上したかも参考にしてみてください。

まずはマイナーチェンジ前の燃費と実燃費をご紹介します。
2012年11月に販売されたJG2（4WD）の燃費はJC08モードで25.0km/L、実燃費は19.23km/Lです。
またJG1（FF）の燃費はJC08モードで27.0km/L、実燃費は19.59km/Lとなっています。

では、マイナーチェンジ後はどうなっているのでしょうか。
2014年5月発売のJG2（4WD）の燃費はJC０８モードで25.8km/L、実燃費は17.84km/Lです。
またJG1（ＦＦ）の燃費はJC08モードで28.4km/Ｌ、実燃費は19.98km/Lとなっています。

マイナーチェンジ前後のＮ-ＯＮＥの燃費を比較すると、ＦＦの燃費の向上が特に目立ちますね。
一方で実燃費はそんなに向上していないようですね。
しかし実燃費はあくまでも平均値で、運転の仕方や交通状況で大きく変わってくるので、あくまでも参考値としてください。

次にＮ-ＯＮＥのターボエンジンの燃費と実燃費をご紹介します。
マイナーチェンジ前後の燃費と実燃費の比較はもちろんですが、Ｎ-ＯＮＥのＮＡエンジンとの比較もしてみたいと思います。

まずはマイナーチェンジ前のＮ-ＯＮＥのターボエンジンの燃費と実燃費を見ていきましょう。
2012年11月発売のJG2（4WD）の燃費はJC08モードで21.8km/L、実燃費は15.54km/Lです。
そして、JG1（FF）の燃費はJC08モードで23.2km/L、実燃費は17.30km/Lとなっています。

次に2014年05月に行われたマイナーチェンジ後のJG2（4WD）の燃費はJC08モードで23.0～24.0km/L、実燃費は16.55km/Lです。
そしてJG1（FF）の燃費はJC08モードで23.4～25.4km/L、実燃費は17.80km/Lとなっています。

Ｎ-ＯＮＥのターボエンジンの燃費と実燃費はどちらも向上していることがよくわかります。
ＮＡエンジンと比較するとやや伸びが悪いものの、そんなに差があるような印象ではありませんね。
つまりＮ-ＯＮＥはＮＡでも良し、ターボでも良しということですね。

最後にＮ-ＯＮＥオーナーの燃費評価についてご紹介します。
実際にＮ-ＯＮＥの乗っている人たちはＮ-ＯＮＥの燃費をどのように評価しているのでしょうか。

「最近の軽自動車としては燃費はやや悪い方だと思うが、乗っていて楽しいと思えるのでさほど気にならない」
「Ｎ-ＯＮＥはあのスタイルが売り！燃費を気にするような車じゃない」
などの評価がありました。

他にも
「カタログで見比べるとＮ-ＯＮＥの燃費は悪いけど、実燃費を比較するとそうでもない。むしろカタログに近いくらいの燃費が出せているから信頼できる」
という評価もありました。

Ｎ-ＯＮＥオーナーの多くは燃費よりも、あのフォルムが気に入っているという人が多かったです。
燃費ばかりが気にされる昨今では珍しい傾向ではないでしょうか。
それだけ魅力のある一台なのだということがよくわかりますね。