3ナンバーのクルマと5ナンバーのクルマとでは何が違ってくるの？
2016/02/12
とっぱらや
「5ナンバー」「3ナンバー」てよく聞くけど、何か知っていますか？
ナンバープレートを見るとその自動車が「5ナンバー」か「3ナンバー」かわかるのをご存じでしょうか？ナンバープレートには様々な情報が盛り込まれています。今回は「5ナンバー」「3ナンバー」とは何か分かりやすく説明してまいりたいと思います！
目次
「5ナンバー」「3ナンバー」の説明に入る前に、ナンバープレートについて少しまとめておきたいと思います。ナンバープレートのことどれくらい知っていますか？
自動車に付いているナンバープレートの正式名称は「自動車登録番号標」と言います。ちなみに軽自動車や二輪車についているナンバープレートは「車両番号標」と言って名称が異なります。
①地名
ナンバープレートの左上には地名が表記されています。これは管轄運輸支局・自動車検査場を表す地名です。
②地名の横に表記されている数字
こちらは分類番号になります。分類番号で大まかな自動車の用途が分かるようになっているようです。
③ひらがな
自動車が事業用なのか自家用なのかわかる用途表示になっています。
④ひらがなの横に表記されている数字
この番号は一連指定番号と言います。こちらの番号は希望すると好きな番号を表記することが出来ます。人気の番号は抽選になっています。
⑤ナンバープレートの色
自動車の種類によってナンバープレートの色も異なってきます。
白地に緑字は普通・小型自動車（自家用車）、緑地に白字は普通・小型自動車（事業車）、黄地に黒字は軽自動車（自家用車）、黒地に黄字は軽自動車（事業車）になります。
「5ナンバー」「３ナンバー」以外の情報もたくさんあるね！
ナンバープレート一つでも様々な情報が盛り込まれていますね！
ナンバープレートには「5ナンバー」「3ナンバー」の表記はありませんでしたね。ではどの数字で「5ナンバー」や「3ナンバー」か判断できるのでしょうか？
「5ナンバー」と「3ナンバー」はどこ？
それでは「5ナンバー」「3ナンバー」の表記はどこにされているのでしょうか？
地名の横に表記されている数字、分類番号が「5ナンバー」「3ナンバー」か判断できるようになっています。
分類番号が５００なら「5ナンバー」3００なら「3ナンバー」と言っています。分類番号の一番左の数字で自動車のナンバーが分かるようになっています。
ちなみに「5ナンバー」や「3ナンバー」の他にも「1ナンバー」や「2ナンバー」もあります。このナンバーは自動車の「種類」や「用途」が判断出来るようになっています。
「5ナンバー」「3ナンバー」の分類方法は・・・？
では、どのような基準で「5ナンバー」「3ナンバー」などの分類が行われているのでしょうか？
大まかな分類をまとめました。
1ナンバー・普通貨物車 2ナンバー・普通乗合車 3ナンバー・普通乗用車 4ナンバー（6ナンバー）・小型貨物車と軽貨物車 5ナンバー（7ナンバー）・小型乗用車と軽乗用車 8ナンバー・特別用途自動車 9ナンバー・大型特殊自動車 0ナンバー・大型特殊自動車のうち建設機械
6ナンバーは4ナンバーの払い出しがなくなった時に払い出しが開始されます。同様に7ナンバーも5ナンバーが払い出され時に払い出しが開始されます。
「5ナンバー」「3ナンバー」の違いを細かく見ていこう！
上で表記したように「5ナンバー」は小型乗用車、「3ナンバー」は普通乗用車という分類になっています。
全幅１７００mm以下、全高２０００mm以下、全長４７００mm以下で排気量は２０００cc以下のものが「5ナンバー」の自動車になります。
どちらか一方でもこの数値から超えると「3ナンバー」になります。
見た目が小さめな自動車でも排気量が多いと「3ナンバー」の自動車になるということですね！
「5ナンバー」や「3ナンバー」で自動車税が分かると思っている方もいるかもしれませんが、「5ナンバー」や「3ナンバー」では自動車税の金額は分かりません。
「5ナンバー」や「3ナンバー」ではわからない？！
自動車税は排気量で金額が異なるので、「3ナンバー」だから自動車税が高くなるとは一概に言えません。
自動車保険料も現在は「5ナンバー」か「3ナンバー」かは関係はなくなっています。車種や用途などによって変わるようです。
「5ナンバー」「3ナンバー」のまとめはいかがだったでしょうか？「5ナンバー」「3ナンバー」の違いも分かりましたか？意外と知らない車の豆知識だったのではないでしょうか？
あの車は「5ナンバー」かな？「3ナンバー」かな？
街中で自動車が「5ナンバー」なのか「3ナンバー」かつい目がいってしまいそうですね！
あまり見ないほかの分類番号も探してみてくださいね！
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
