コペンの中古車を新旧で比較。お買い得感はやっぱり初代モデル!
2016/06/05
x308_8800
ダイハツ コペンは、日本の自動車メーカー・ダイハツが製造、販売する2人乗りの軽オープンカーです。現行モデルは2代目で、軽自動車の市販車では世界初となる電動油圧ポンプの開閉式ルーフのアクティブトップを搭載しています。この車は大人気車種ということもあり、価格や燃費などといった評価が気になる方もいると思います。
この車は「感動の走行性能」、「自分らしさを表現できるクルマ」というコンセプトのもと開発されました。初代モデルは、2002年から2012年の10年間販売されており、新型モデルは販売前から大きな期待を持たれていました。「軽乗用車をベースにしたオープンスポーツ」という点は初代モデルと共通となっています。新型の大きな特徴として、「Dフレーム」いうフロント・サイド・リア・フロアを切れ目なくつないだ構造を採用したことで剛性を高めており、高い走行性能とルーフオープン時の剛性確保を行っています。車両後端をダックテール形状にすることで高速走行時の揚力を大幅に低減することに成功し、走行安定性を高める優れた空力性能を実現しています。ドレスフォーメーションという脱着構造も採用しており、ボディ外板の一部を樹脂化したことによって着脱が可能になっています。これによって、購入した後でもユーザーの好きなタイミングでルーフとバックパネルを除く11か所のパーツを着せ替えできるようになりました。
コペン ローブは初代のJB-DET型とは異なり、DVVTを採用したKF型(KF-VET型)エンジンを搭載しています。また、最大トルクがスペックダウンされていますが、低排出ガス性能を高めたため「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」に認定されています。JC08モード燃費はCVTが25.2㎞/L、5速MTが22.2km/Lで、トランスミッションは7速スーパーアクティブシフト付CVTと5MTとなっています。CVT車にはアイドリングストップシステム「eco IDLE(エコアイドル)」が実装されており、CVT車は「平成27年度燃費基準+20%」を、MT車も「平成27年度燃費基準」を達成しているという、燃費の点からみても非常に優秀な車です。
このコペン ローブの魅力は走りやすさという点にあると思います。車体は外板の一部にこの車種と同じ樹脂を採用しているタントよりも軽くなっており、加速フィールも軽やかになっています。力強い加速としっかりした足回りが愛好家の間では人気であり、ライトウエイトスポーツカーと呼ぶに相応しい機敏なハンドリングを味わうことができます。加えて、維持費や信頼性についても心配の要らない車です。
コペンローブのカスタムパーツも多数販売されておりますので、軽スポーツカーとして存分に満足いただける1台かと思います!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局