クールで軽快に都市を駆けめぐるジープ コンパスの燃費を検証しよう

ジープの伝統を受け継ぐSUV ジープ コンパスの燃費について検証する前に、ジープ コンパスの概要を紹介しましょう。

ジープ コンパスは2006年1月の北米国際オートショーで発表され、同年5月に生産が開始されたジープブランドで販売される、クライスラーのクロスオーバーSUVです。2012年3月に日本国内で正式発売され、一部改良を経て現行モデルに到ってます。
ジープ コンパスのラインアップは、直列4気筒 DOHC 2.4Lエンジン搭載のリミテッドと、2Lエンジン搭載のアルティチュード スポーツがあります。

　3,024,000円～3,564,000円

さてジープ コンパスのカタログ燃費はどれくらいなんでしょうか。

　10.5km/L～10.7km/L

ジープ コンパスのカタログ燃費については可もなし不可もなしといったところでしょうか。
ただ、10.7km/Lの良い方の燃費が2.4L 4WDのリミテッドだというのが面白いですね。

それでは実際に走行している方々の、ジープ コンパスの実燃費を見てみましょう。

5.90km/L～12.16km/L

※ジープ コンパスの平均実燃費　8.54km/L (300人調べ)

上記のようなデータがありました。国産車の低燃費と比べると、やはり燃費が良いとは言えませんが、ジープという先入観で見ると、悪くない燃費だとも思えてきます。不思議ですね・・・。

ここまでジープ コンパスの燃費と実燃費を見てきましたが、ジープ コンパスの燃費に対する評価はどのようなものでしょうか。

上記の実燃費を見た限りでは、思ったほど悪くないですね。もちろん国産車の燃費と比べると良いとまでは言えませんが、「少し燃料を食うSUVだがジープだから仕方がない」という感じで見れば、許容範囲内だと思いますが。いかがでしょう。

ジープ コンパスの燃費を伸ばすエコな運転法を紹介します。これはどんな車にも言えることですので実践してみてください。

走行中は先を見ることがポイントです。車の流れや信号などを見ながら常に先の状況を把握し、なるべく一定速度で走行し、無駄なアクセルワークはしないようにします。長いストロークで一定速度で走行できるような状況の場合、アクセルはごく緩く踏みっぱなしの状態がベストです。アクセルを踏んだり離したりを繰り返すのはNGです。

走行時に先を見ていれば、その先の信号や車の流れを把握できますので、停車すると予測できる場合は早めにアクセルオフをします。かなり早めにアクセルから足を離しても、車は惰性でかなりの距離走行することができます。

それでは最後にジープ コンパスと競合するライバル車との燃費を比較してみましょう。

両車ともにガソリン車です。排気量・価格から選んでみました。
三菱 アウトランダーはプラットフォームやサスペンションの基本部分をジープ コンパスと共通化していますね。でも燃費が全然違います。

以上、ジープ コンパスの燃費について検証してきましたが、どうでしょう。
やはり国産車とアメリカ車を燃費で比較するのは酷だと思いますが。

ジープ コンパスの購入をお考えの方はぜひ参考にしてみて下さい。