記事ID233のサムネイル画像

【ポルシェ964ターボ一覧】歴代ポルシェを画像と共に一挙紹介!

ポルシェ964はポルシェ911の3代目にあたるモデルです。911の人気が爆発的に増加し、顧客の要求に応えるために開発された車です。この車の特徴として、ボディ構造が一般的なモノコックとなっており、加えて、フロントをマクファーソンストラット+コイルスプリング、リアをセミトレーリングアーム+コイルスプリングへとサスペンションの変更がなされていることが挙げられます。この車種の登場で「最新のポルシェが最良のポルシェだ」と言われるようになりました。今回は歴代のポルシェ964ターボの画像を解説とともに紹介します。

ポルシェ964ターボの特徴

エンジンはボアφ100mm×ストローク76.4mmで3,600ccに拡大されており、圧縮比11.3で250馬力/6,100rpm、31.6kgm/4,800rpmというスペックを誇ります。フロアセンターの高さが高くなっていますが、これは4WDに対応するためです。リアスポイラーは電動格納式となっています。前述の通り、ボディ構造が一般的なモノコックとなっていて、フロントも変更されているので非常に高い評価を得ています。

歴代ポルシェ ターボ一覧

ターボ

サーキットでは最高のパフォーマンスを、公道では実用的な走りをするために作られたモデルです。そのためがらりとモデルチェンジが行われたため、当初ターボモデルの開発が追いつかず、930ターボフラットノーズやターボSに使用されていた320馬力、45.9kgmのもので代用して発表されました。エンジンは可変タービンジオメトリーを採用した3.8リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載しています。

ターボ リミテッド

このターボ リミテッドは3.3リッターモデルの限定モデルとして発表されました。バルブタイミングを変更することによって出力の向上を達成し、M30/69Sを搭載しています。インテリアはウッド素材とレザー素材が映えており、上品な感じに仕上がっています。エンジンも最高出力(355ps/5750rpm)、最大トルク(48.0kgm/5000rpm)に改良されています。最高速度は280km/hに達し、0-100km/h加速は4.7秒、 0-1000m加速は22.7秒と世界に誇れるスーパーカーにふさわしいスペックです。

ターボS IMSA

1990年代にポルシェがIMSAチャンピオンを記念し、ヴァイザッハのレース部門を中心に開発した世界に2台しかない限定車です。カムとタービンの変更などにより出力を向上させたM30/69SLを搭載しています。リアタイヤハウスの前に空けられたダクト、リアウィングの形状などが特徴的です。エンジンは3.3Lベースで0.7barから0.78barに引き上げ、カムや吸排気系を行なう事で381psを発生させています。内装はエアコンが取り除かれるなどの軽量化施策が施されています。

ターボ3.6

3.6LのM64エンジンをベースに360馬力、53kgm、M64/50エンジンを搭載しています。燃料供給は機械式燃料噴射であるKEジェトロニックにより行われています。また車高が20mm程度低めらており、RSと同タイプのリアセンターバンパーなどを新たに装備した。室内においてはターボ3.3と異なる所はほとんどなく、リアシートバックを倒した時に現れる刻印がターボ3.6と変更されている点が異なります。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ