記事ID227のサムネイル画像

【シボレーコルベット スティングレイ】スティングレイが魅せる最高の走り

シボレーコルベット スティングレイはレース用の車であったスティングレイレーサーという車種をモデルに作られた車です。「スティングレイ」というのは「エイ」を意味します。一般に2代目コルベットがそのように呼ばれますが、2013年のデトロイトモーターショーで7代目コルベットが「シボレーコルベット スティングレイ」として発表されました。
今回は歴代のシボレーコルベット スティングレイがどのような車なのか詳しく説明します。

スティングレイの歴史

スティングレイというのはもともとレース用として作られた車のことを言います。この車のデザインをもとに作られたのが2代目シボレー コルベットです。2代目はクーペをメインに据えているもので、デザインはダイナミックなものからシャープで尖ったものへと変更が加えられています。この2代目は先代に採用されていたエンジンをさらにチューニングしたものを搭載しており、排気量は5,358ccと大幅に拡大されています。キャブレターの違いで300馬力、340馬力、インジェクション仕様の360馬力のものが設定されています。360馬力仕様は事実上、レーシング用のものであり、公道での走行向きのものではありませんでした。また1965年には、6,489ccという排気量を持つ、通称ビッグブロックユニットが搭載されたレーシングスペックのZ06が登場しました。この車種は425馬力、約64kgmという高性能を誇りました。後にビッグブロックは更なる排気量拡大を受け、427立方インチ (6,997cc) まで拡大されています。 第3代目のコルベットも、初期のうちはコークボトルの名前で呼ばれていましたが、のちにスティングレイの名前で呼ばれてるようになりました。そして2013年のデトロイトモーターショーで、7代目コルベット スティングレイが発表されました。

新登場したシボレーコルベット スティングレイ

このスティングレイには5つのドライブ・モード・セレクターが装備されています。ウェザー、エコ、ツアー、スポーツ、そしてトラックの5つ、加えて、スロットル・レスポンス、ステイリング・アシスト、トラクション・コントロールなどを12の要素を自在に変更することが可能です。また、ボディはカーボンファイバー製のボンネットと取り外し可能なルーフだけで17kgの軽量化を行っており、その結果、先代のものに比べて45kgの軽量化に成功していますが、強度は57%上昇しているいます。新型6.2リッターLT1型V8エンジンを搭載しており、直噴システムとアクティブフューエルマネージメント、連続可変バルブタイミング、パワーと低燃費を両立させた先進的燃焼システムを採用することで最大トルク610N・mと最高出力335kW(450hp)を発揮します。低負荷走行時に8気筒のうちの4気筒を休止する機能を実装しており、米国EPA予想高速燃費は26mpg(約11.05km/リットル)と、歴代コルベット最高の燃費を実現しています。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ