2016/11/30
takayuki0722
シボレー コルベットはアメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズがシボレーブランドで製造・販売しているスポーツカーです。シボレー独特の「小型ボディーでありながら力強い走り」を体現した車で、オープンエアモータリングを楽しめる車でもあります。その後登場したシボレー カマロとともに大衆車としてシボレーのブランド価値を上げることに大いに貢献しています。
今回はこのシボレー コルベットC7の魅力や細かい情報について詳しく解説します。
シボレーコルベットはアメリカでもっとも強力なエンジンを搭載することができる上に、走行性能の優れた小型プレステージ2シーターカーとして売り出されていきました。軽量でコンパクト、それでいながら高出力のV8エンジンを搭載しています。その力強いV8エンジンによるパワフルな走りが特徴で加速の速さやレスポンスの良さが高く評価されています。また、コルベットはその性能の高さゆえ、初代の時期から様々なレーシング仕様が製作され、数多くの功績を挙げていることでも有名です。
「スティングレイ(=エイ)」の名前で親しまれているこのコルベットC7。新しく設計されたフレーム構造とシャシー、パワートレーンを採用しています。そして先代のものより重量が45kg軽減されているのも魅力です。エクステリアはがらりと変わっており、クーペモデルではC3形の後期から採用されていたラップアラウンド形のリアウィンドウが廃止され、通常のノッチバック式となっています。8インチ・デュアルドライバー・インフォテイメント・スクリーンは設定を自由に変えることができます。エクステリアだけでなくインテリアもこだわっています。カーボンファイバーとアルミニウム、ハンドメイドのレザー素材を使用しており、サポート性に優れた軽量マグネシウムフレームを持つ2種類の新型シートが用意されています。ところどころにウッドやカーボンなども組み合わされているので、全体的に上品な仕上がりになっています。
コルベットC7は新型6.2リッターLT1型V8エンジンを搭載しています。直噴システムとアクティブフューエルマネージメント、連続可変バルブタイミング、パワーと低燃費を両立させた先進的燃焼システムを採用し、最大トルク610N・m、最高出力335kW(450hp)を発揮し、0-60mph加速は4秒以下という性能を誇ります。また、スポーツカーというと「燃費が悪い」というイメージがありますが、このシボレーコルベットC7に搭載されたエンジンはスモールブロック・エンジンと呼ばれるエンジンで、直噴と可変バルブタイミング、そしてゼネラル・モーターズ史上初の気筒休止システムAFM(アクティブ・フューエル・マネジメント)を備えています。つまり、高速巡航時などの軽負荷時には自然と3,1リッター V4エンジンになり、128ps/ 300Nmに出力が抑えられるということです。これによってシボレーコルベットC7はパワフルな走りをするスポーツカーでありながら、低燃費というなんとも魅力的な車になっています。
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