2016/05/19
Mive
トヨタの看板を支えてきた主力グレード カローラにハイブリッドが追加されました。現在あまり人気のない4ドアセダンであるアクシオとステーションワゴンのフィルダーの2タイプのハイブリッドが、カローラで発売中です。その魅力を調べてみました。
トヨタ カローラ 初代モデル
トヨタの数あるモデルの中で、クラウン・ランドクルーザー・現在のNO1カー プリウスと有名モデルの中で、庶民が買える大衆車として発売されたのが、「カローラ」です。現在の11代目モデルで、50年の歴史を刻んでいるベストセラーカーです。
(Corolla)と言う名前は、ラテン語で「花で作った冠」です。トヨタの車名は、Crown Coronaと (C)で始まる名前が多く、カローラも(C)で始まります。
1966年、日本の高速道路の建設に伴い、高速道路走行が可能な小型大衆車として発売されました。エンジンは、水冷4気筒 1077cc OHVで、最高出力 60PS/6000rpmでした。ライバル 日産サニーが、1000cc 4気筒エンジンのため、100ccの余裕のエンジンとして、ライバルに勝ちました。
現行 カローラ アクシオ ハイブリッド(11代目)
以後、50年の歴史の中で、つねに販売台数NO1の位置は不動であり、1966年発売から、2001年の33年間販売台数1位のベストセラーカーでした。2002年に、ホンダ フィットに抜かれるまで、大衆車=カローラでした。
現行 カローラ アクシオ ハイブリッド(11代目)
現行4ドアセダンであるカローラ(11代目)のアクシオ ハイブリッドは、2013年に発売されました。いままでのカローラが、大きくなりすぎた事を反省しサイズをダウンさせ開発されました。
サイズは、全長4,400mm 全幅1,695mm 全高1,460mm ホイルベース2,600mmと日本の(5ナンバー)に収まるサイズになりました。
現行 カローラ フィルダー ハイブリッド(3代目)
カローラのステーションワゴンであるフィルダーハイブリッドは、3代目として、2013年 アクシオと同時に発売されました。以前は、カローラ ツーリングワゴンと言う名称でした。
サイズは、全長4,400mm 全幅1,695mm 全高1,460mm~1,485mm ホイルベース2,600mmと日本の(5ナンバー)に収まるサイズになりました。アクシオとほぼ同じサイズです。
3ナンバー サイズのハイブリッドでは、プリウスαがありますが、5ナンバーサイズでは、カローラ フィルダーがトヨタ ハイブリッドカーとしては、初導入でした。
トヨタ カローラ アクシオ ハイブリッド・カローラ フィルダー ハイブリッドのエンジン1NZ-FXE
エンジンは54kW(74PS)を発生する1.5Lの「1NZ-FXE」型で、それに45kWを発生する1LM型電気モーターと、144V/6.5Ahのニッケル水素電池(駆動用バッテリー)が組み合わされ、こちらも小型軽量化されたPCU(パワー・コントロールユニット)によって最大520Vまで昇圧され、ハイブリッドシステムの総出力はおよそ75kWです。
ZVW30型プリウスより新たに採用された電動ウォーターポンプに排出ガス再循環システム(クールドEGR)や排気熱回収システムなど、トヨタ製ハイブリッド車に取り込まれいる最新技術がフィードバックされています。同じエンジンであるW30型プリウスに比べて300kg以上も軽いエンジンです。
トヨタ Safty Sense C 最新の安全装置が装備されました。
トヨタ Safty Sense C
トヨタの「実安全の追求」から生まれた先進の衝突回避支援パッケージ。それが、“Toyota Safety Sense C”です。発生割合の高い事故に対応する3つの先進安全機能をパッケージ化しました。同時に、各機能の信頼性を高める高精度な検知センサーを新開発。いま最先端の技術革新の成果を組み入れ、ドライバーの安全運転を多面的にサポートします。
1)プリクラッシュセーフティーシステム
1)プリクラッシュセーフティーシステム
進路上の先行車をレーザーレーダーと、単眼カメラで検出します。。衝突が予測される場合、警報を発して回避操作を促します。その際、約30km/hから80km/hで走行中、ブレーキを踏むと、強力なブレーキアシストが作動。仮に踏めない時でも、自動ブレーキが約10km/hから80km/hの車速域で作動し、約30km/h減速します。追突防止に効果があります。
2)レーンディパーチャーアラート
2)レーンディパーチャーアラート
道路上の白線をセンサーで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱するとブザーとディスプレイ表示で、警報を発し注意をうながします。
3)オートマチックハイビーム
3)オートマチックハイビーム
ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者などの早期発見をサポートします。切り替え忘れを防ぐほか、手動操作の煩わしさも軽減します。
カローラ アクシオハイブリッドの室内装備説明
世界グローバルカーであるカローラ アクシオは、室内装備も抜かりありません。
カローラ フィルダーハイブリッドの室内装備説明
カローラ フィルダーハイブリッドは、スポーティな2眼メーターを装備してます。
トヨタ カローラ アクシオ ハイブリッドG
ハイブリッドの上級グレードです。トヨタ Safty Sense Cが標準装備 ステアリングが、本革巻仕様になります。
2WD 電気CVT 2,207,127円
トヨタ カローラ アクシオ ハイブリッド
ハイブリッドの標準グレードです。トヨタ Safty Sense Cがオプション装備 ステアリングが、ウレタン仕様になります。
2WD 電気CVT 2,030,400円
カローラ フィルダー ハイブリッド G
ハイブリッドの上級グレードです。トヨタ Safty Sense Cが標準装備 ステアリングが、本革巻仕様になります。
2WD 電気CVT 2,298,437円
特別仕様車 HYBRID G+Red
フロントロアグリル(ブラック塗装+ドットパターン+レッド加飾)
Bi-Beam LEDへッドランプ メーター(レッド加飾)
G仕様に、加色したグレードです。
2WD 電気CVT 2,413,309円
HYBRID G“AEROTOURER”
ドットパターンフロントロアグリル カラーサイドマットガード リアロアガーニッシュ
G仕様に、エアロパーツを加えたグレード
2WD 電気CVT 2,373,055円
フィルダー ハイブリッド
ハイブリッドの標準グレードです。トヨタ Safty Sense Cがオプション装備 ステアリングが、ウレタン仕様になります。
2WD 電気CVT 2,298,437円
カローラ フィルダー ハイブリッド
トヨタ カローラ アクシオ ハイブリッド・カローラ フィルダー ハイブリッドいかがでしたか?50年の歴史と聞いて驚かれたと思います。プリウスより低価格のハイブリットで、5ナンバーにこだわる方は、おすすめのクルマです。
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