ミディアムクラスサルーンBMW5シリーズ。525Iの2.5Lは170馬力を発生
2016/02/05
とっぱらや
BMW325Iは、伝統の直列6気筒を搭載したモデルです。BMW3シリーズにおいて325Iは、現行ラインナップにはありませんが、その人気は衰えることを知りません。前モデルまで存在したBMW325Iの人気に秘密に迫ってみます。
BMW325Iは、いつまで発売されたのでしょうか。
BMW325Iは、セダンタイプ E90が2012年、クーペタイプE92,E93が2013年まで発売されていました。現行モデルでは、BMW325Iのラインナップは残念ながらありません。BMW325Iに搭載された伝統の直列6気筒エンジンは違う形で継承されることとなります。
BMW325Iのエンジンポテンシャルはどのようなものだったのでしょうか。
BMW325Iのエンジンポテンシャルはどのようなものだったのでしょうか。
2010年モデルは、直列6気筒 2,496CC 最大出力218馬力、最大トルク25.5Kg・mを発生しました。
2011年モデルは、直列6気筒 2,996CCと前年モデルと比較して500CCアップされています。最大出力は同じ218馬力、最大トルク27.5Kg・mとアップしています。最終モデルとして1年のみBMW325I 3Lモデルが販売されたことになります。
BMW325Iの中古車価格はどれくらいで推移しているのでしょうか。
BMW325Iは、最終モデルとなる2011年式はいまだ高値で推移しています。150万円~300万円の価格帯で販売されています。Mスポーツ仕様になるとノーマルより高値となっています。前述の直列6気筒エンジン 3.0Lが希少となっているためファンが探している状況にあるようです。
BMW325I Mスポーツとノーマルモデルとは何がちがうのでしょうか。
BMW325I Mスポーツとノーマルモデルとの相違点は、前後バンパー、サイドスカート、17インチホーイル、専用サス、専用ステアリングホーイル、シフト、パーキングノブ、アルカンタラースポーツシート、ルーフライニング(天井がブラック)、スカッフプレート(ドア開けるとMスポーツの文字があります。)となっています。BMW325I Mスポーツ専用サスペンションがスポーツマインドを掻き立てる仕上げとなっています。
BMW325I Mスポーツは、コーナリング時に車体が路面に食いつくという表現が合い、高いコーナーリング性能を発揮します。これと17インチタイヤがマッチし、スポーツモデルとしての味付けがなされています。BMW325Iのハンドリングがノーマルモデルと違ってシビアになるため路面の凹凸を広い易いと言う難点があります。
BMW325I Mスポーツに限らず、スポーツモデルは、足回りがしっかりしているため乗り心地重視であれば避けるべきです。ドイツ車は、日本車と比較してもともと足回りがしっかりしているため、コーナリングのふわふわ感がないのが特徴です。
BMW325Iは、現行ラインナップから外されていますが、後継モデルはどれにあたるのでしょうか。
BMW325Iは、現行モデルの340シリーズへのと引き継がれています。
BMW340Iラクジュアリーが直列6気筒ターボエンジンで326馬力を発生し、BMW325Iとはワンランク上のポテンシャルを有することになっています。
BMW325Iの直列6気筒NAエンジン時代にあった、車重の重さからくる立ち上がりの鈍さをターボエンジンで補う役目をしています。またJC08モード燃費13.5Km/L(実走行で10Km/L前後)をクリアしているあたり、ただのハイパワースペックだけでなく、環境にも配慮した設計になっています。
BWM325Iは、BMWファンのみならず車ファンもうならす一台であることに間違いありません。現行品のラインナップは、時代の流れによりクリーンディーゼル、ハイブリットのラインナップもなされており、選択枠が広がっています。
BMW325Iに見るBMW伝統の直列6気筒に魅せられている人も少なくないのではないでしょうか。日本車と違い伝統のフォルムをある程度引き継いでいる点が日本でも根強い人気の要因であります。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局