ミニバン人気車種日産セレナの燃費性能に迫る！実燃費はどうなのか？

今回はミニバン売上台数Ｎｏ1を何年も獲得していた人気車種、日産セレナの燃費性能にスポットを当てていきたいと思います。
そのためにまずはセレナとはどういう車なのかを紹介します。

セレナ（SERENA ）は、日産自動車が販売するミニバンです。ルーツを遡ると1960年代の登場のダットサン・サニーキャブ/日産・チェリーキャプまでたどり着きます。

この初代セレナはバネットコーチのフルモデルチェンジ版で、「バネットセレナ」として販売開始されました。この初代はトヨタ・エスティマと共に、走行性能の良さをミニバンにもたらした草分け的モデルとなります。

この初代セレナが誕生したのが1991年、競合車種のホンダ・ステップワゴンに対抗して従来のFRレイアウトからFFレイアウトに変更したのが1999年に出た2代目セレナ、2005年に誕生し内空間の広さや1BOXとは思えない運転のしやすさではミニバン販売台数1位を獲得した3代目セレナとなります。

そして現行のセレナは2010年にフルモデルチェンジにて誕生し発売当初から連続でミニバン販売台数1位を獲得し続けました。

しかし2014年からはミニバン国内販売台数でなかなか1位になれずトヨタヴォクシーやトヨタシエンタに後れをとっております。

ではその実情を踏まえたうえで本題に入りましょう、それではセレナの燃費性能について調べてみましょう！

では日産セレナのカタログ燃費から調べていこうと思います。
どのような燃費性能になっているかというと・・・・

普通車…12.6～13.6km/Ｌ
ハイブリッド車…15.4～16.0km/Ｌ
※いずれもメーカー発表数値（JC08モード燃費）

以上のようになっております。ハイブリッド車の燃費性能があまり高くないと思った方もおられると思いますが、これ実はカラクリがあります。

このハイブリッドは、実質はアイドリングストップを改良したに過ぎないもので、世間一般的な意味でのハイブリッドモデルのように燃費性能が一気に上がるというものではありません。しかしメリットとして車体価格が通常のハイブリッドのように高くならないこと、税金が安くなるということがあります。

さてこれが一番気になるという方も多いと思います。
ずばり、日産セレナの実燃費はどうなのでしょう？

色々の声を集めましたが、実燃費はだいたい10km／L前後になると思います。もちろん街乗りでは2～3km／L落ちて高速では2～3km／L上がるといった声が多かったです。

ではそんな燃費性能に対するオーナーや乗ってこられ方々の声を集めて記載していきます。
これはその人たちのそのままの声を記載したいため引用にて用いさせていただきます。

色々な声を見てきましたが、「この程度の燃費性能が出れば十分！」という声が多い印象です。ただそのような方々は「Sハイブリッド」がどのようなものかを理解されている方が多いようです。

実際にハイブリッドという名前につられて購入されたと思われる方からは「燃費性能が思ったより良くなくてがっかりです」等の不満の声が上がってました。

次はこのセレナのライバル車種の燃費性能がどうなっているのかを調べましょう。
実はこのライバル車というのはミニバンシェアの6割を握っているといわれるトヨタが多く、ヴォクシー、ノア、アルファード、ヴェルファイア、エスクァイアなど多数存在します。

その他にもホンダからはフリードやステップワゴンがライバル車種になるでしょう。
今回はその中からいくつかピックアップして燃費性能を記載します。

メーカー発表数値（JC08モード燃費）
普通車…14.0～16.0km/Ｌ
ハイブリッド車…23.8km/Ｌ

実燃費
普通車…9.0～14.0km/Ｌ
ハイブリッド車…15.0～21.0km/Ｌ

メーカー発表数値（JC08モード燃費）
普通車…15.0～17.0km/Ｌ
実燃費
普通車…7.0～13.0km/Ｌ

上記のようにトヨタのハイブリッド車種の燃費性能がセレナのハイブリッドより上回ってます。

以上、いかがだったでしょうか？
今回は日産セレナの燃費性能についてのまとめとなりました。
確かにハイブリッドの燃費性能は他の車種より劣りますが、他のメーカーのハイブリッド車種と違いコスト差が少ないのもまたメリットであると思いました。

今回のこの記事がミニバンを購入する際の参考になれば幸いです。