デミオで車中泊しよう!コンパクトカーデミオで車中泊はできるのか?
2015/11/08
anirupakuharu
軽自動車ながら本格的なオフロード性能を持つジムニー。軽自動車なので居住空間もラゲッジルームも限られているジムニーで本当に車中泊ができるのか?できるのなら、どうすればより快適に車中泊を楽しめるのか、実際の体験談も含めいろいろ調べてみました!
軽自動車のジムニーで車中泊ができるのか?
まずは、本格的なオフロード走行にも耐えるアウトドアテイスト満載のジムニーがどのような車なのか、見てみましょう。
ジムニー
軽自動車ながら、リアル4×4スポーツを標榜し、本格的なオフロード走行を楽しめるジムニー。小型で軽量のパートタイム4WDで660ccながら小気味よく回る水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボを搭載したDOHC12バルブのエンジンは軽とは思えないほどパワフルです。
1970年の発売以来、ずっと変わらぬコンセプトで世界中に大勢の愛用者がいる、日本が世界に誇るアウトドアビークルです。
【燃費】
カタログスペックでは14.8km/L(5MT)、ユーザーレビューなどでの実燃費は11.9km/L程度です。
【ジムニーの価格】
メーカー希望小売価格は129.6万円(5MT)、140.724万円(4AT)となっています。
さあ、ジムニーの気になる内装をチェックしましょう。
ジムニー 内装1
軽自動車のオフローダーという性格上、内装は至ってシンプルです。ラグジュアリーな装備やビジュアルはアウトドアには必要ない、という潔さを感じます。
ジムニー 内装2
後部座を倒しても、ラゲッジルームからフラットにはならず、段差ができます。まぁ、これも軽自動車としては普通ですが、気になるところではあります。
運転席や助手席を完全に倒しても、大人が寝るのは難しいと思います。この状態から、どう車中泊するのか、ますます気になりますね!
さて、ここからが本題です。ジムニーに必要な装備を積み混んだ上、車中泊が本当にできるのでしょうか?
ジムニー
「一度車中泊に挑戦しましたが車内が完全にフラットにならないとゆっくり眠れない事がわかりました」
そりゃそうですよね。
ジムニーの場合、軽自動車という車格の制限があるため、そのまま車中泊するのは相当小柄な方でない限り、かなり苦痛です。
ほとんどの方は、何らかの加工をして、車中泊ができるように手をいれている、というのが実態です。
なので、今回は車中泊用にどのように改良されているか、を体験談から見ていきましょう。
「後席下のフロアは、凸凹がありこの上に寝ると身体が痛くなって夜中に目が覚めます。
フロアの凸凹をフラットにするためベニヤ板を引いています。
ベニヤは長さ900ミリ、幅450ミリ程度のものを2枚用意します。
裏面にはフロアの凸凹に合うように木っ端をのり付けしてガタつきを抑えます。」
しょっちゅう車中泊をする方向け、後部座席を取り払い、ラゲッジスペース兼車中泊用ベッドとして使用する前提で改良する方法です。
自分専用なら、この方法が一番寝やすいかもしれません。
「リアシート座面を残し、荷室スペースの高さを上げてコンパネを敷きました。
これでフルフラット化にもなり、2名まで車中泊も可能に。」
ラゲッジスペースを改良する方法です。運転席と助手席を完全に倒してフルフラットになる仕様ですね。
ラゲッジスペースは樹脂パイプでフレームを作る方法や建築用の伸縮ベースを使う方法などがあります。
「パーツセンターダイソーで円柱タイプのスペーサ?を購入。
ホムセンで、M10×50細目ボルト、ワッシャーは外径22と32を必要数購入。
シートレールを外して入れるだけ。」
運転席、助手席のシート高をスペーサーで少し上げ、リクライニング時に後部座席と同じ高さになるようにされています。
もちろん、ヘッドレストは外した状態です。
このやり方だと、車中泊しないときは4人乗りとして使用できます。家族と共用している場合や、普段は家族全員を乗せる必要がある場合は、この方法がイイかもしれません。
「リヤシート座面クッションを外します。
(中略)リヤシート背もたれを前に倒すと、水平!になり、RV BOX 770Fをラゲッジ部にセットすると、ほぼフラットになりました。
(中略)実際に横になってみましたが、身長172cmの私なら充分寝る事が出来ます(^^)
座面クッションは外したままにして、本日より、2人乗り車として割り切る事にします」
意外と2人までしか乗車しないという方も多いかと思います。シートを完全に取り去るわけではないので、改良作業は一人で短時間で済む上、かなりフルフラットに近い状態になりますので、寝心地はイイかと思います。
本格オフローダーのジムニーでよりアウトドアを満喫するため、車中泊に必要なものをまとめてみました。
ジムニー
後部座席を外したり、いろいろ加工をしてもそのままでは堅いし、若干の段差もありますから、熟睡にはほど遠いです。
そこで、車中泊用のマットを活用するとより快適に眠れます。
シートを外さずにフラット化している場合は、寝袋やシュラフを使うと、よりアウトドアテイストを満喫できます。
ジムニーはオフローダーという性質上、地上高が高い作りになっています。そのため、停車中に横風を受けると揺れます。
この状態で横になると、船酔いに似た状態になることも・・・。
風がある場合は、風上に車の向きを合わせた上でジャッキを2本ほど使って車体の揺れ止めをしておくと、車体が安定するので、酔わずに眠れます。
また、人や動物が社内を覗いてくる可能性もあるので、窓はカーテンやシェードでしっかり目隠しすることをおすすめします。
いかがでしたか?
軽自動車で居住空間がさほど広くないジムニーでも、工夫次第で快適に車中泊が可能です。
アウトドアテイストあふれるジムニーで車中泊することで、アウトドアライフをさらに楽しんでみるのも一興ではないでしょうか?
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