トヨタ エスティマ がマイナーチェンジ？いったいどこが変わるのか？

現行型トヨタの3代目エスティマは2006年に販売されておりすでに10年目に突入しております。「このまま消えてしまうのでは？」と悲しい話が浮上し、さらには「ヴォクシーやシエンタがトヨタのミニバンを引っ張っているため不要！」等とエスティマファンからすれば絶対に許せない言葉まで聞こえ始めました。

そんなエスティマですが、つい先日ビッグマイナーチェンジがあると発表されファンは大歓喜！2016年の6月6日にその大規模なマイナーチェンジを施します。

「天才タマゴ」というキャッチコピーで世の中に送り出され、ホンダ・オデッセイや日産・セレナとしのぎを削り続けた初代エスティマ、初代エスティマが失敗で終わり、そのリベンジのために様々な改良を加えた結果大ヒットを記録するまでのし上がった2代目エスティマ。

その後も2代目の勢いはとどまることを知らず、この勢いのまま3代目エスティマへバトンを渡しました。現に中古車市場においてもエスティマは非常に人気の車で高値がずっと続いている車種であります。

今のエスティマに人気をフルモデルチェンジまで持たせるのが目的と言われているのが今回のマイナーチェンジとなります。では具体的に見ていきましょう！

まず、マイナーチェンジによる新型エスティマの価格から記載します。

アエラス 　　　　 　：3,312,655円(2WD) 3,538,655円(4WD) 4,352,400円(ハイブリッド)
アエラス プレミアム　：3,401,018円(2WD) 3,627,018円(4WD) 4,391,673円(ハイブリッド)
アエラス スマート　　：3,514,909円(2WD) 3,740,909円(4WD) 4,532,073円(ハイブリッド)
アエラス プレミアム G：3,700,473円(2WD) 3,926,473円(4WD) 4,928,727円(ハイブリッド)

マイナーチェンジ後のガソリン4WD駆動モデルは2WDから22万6千円アップになっております。
グレードも2.4リッターパワーユニットを搭載するスポーティーグレードの「アエラス」のみとなり、他グレードは消滅します。
このようにマイナーチェンジ等でモデルバリエーションが減少するのは長寿命車の末期症状と言われているため、一刻も早くフルモデルチェンジをしていただきたいですね！

今回のマイナーチェンジはただのマイナーチェンジではなく、ビッグマイナーチェンジと呼ばれており、写真から見るとわかるようにフロントフェイスが変わっております。

エスティママイナーチェンジにより変わるのはフェイスだけではなくインテリアも大幅にアップグレードされます。正直10年前のものという古さが隠せなかったのでこれは大きいと思います。具体的にはすべてのガラスがUVカット仕様というトヨタ車初の採用し、合成革などを施して高級感のあるものに変更するようです。

もともとエスティマは車体が大きい車であるため他の車と比べて操作性が高いとは言えません、そこで衝突回避支援パッケージであるセーフティーセンス Cが標準装備になります。

今回のビッグマイナーチェンジはフルモデルチェンジまでのつなぎとして行われたといわれております。ではそのモデルチェンジはいつ行われるのか！？
噂ではありますが早くて2017年、遅ければ2018年に新型エスティマが出るとのことです。

当初、フルモデルチェンジ自体が2016年に行われるといわれておりました。ただし、つなぎとして行われた今回のマイナーチェンジもここまでの変更はマイナーチェンジとしては珍しいことです。
もともと完成度の高いと評判なのがこの3代目エスティマです。今回のエスティマのマイナーチェンジはエスティマを高みにもっていくための非常に面白いマイナーチェンジになっていると思います。

エスティマのフルモデルチェンジまで待てないという方は、今回のマイナーチェンジされたエスティマを購入するのも悪くない考えかと思います。