ミドルクラスセダン、トヨタ プレミオ。その実力と評価とは?!
2015/11/14
日野義之
新型車トヨタ・パッソでは、どのような進化があるのかを見ていこうと思います。さらに、新型車トヨタ・パッソのライバル車とを価格や燃費を比較していき、どのような所が良いのかを見ていきたいと思います。とても丸めな車の中にはどの様な仕組みになっているのでしょうか。
毎年のように新たな車が販売されています。そんな中、トヨタの最近の新型車では色々な新型車が販売されていますがその中でもトヨタ・パッソの新型車に焦点を合わせて見ていきたいと思います。
新型車トヨタ・パッソ
新型車トヨタ・パッソ
TOYOTAは、トヨタ・パッソをフルモデルチェンジを行い、2016年4月12日に全国のトヨタカローラ店にて販売されました。
フルモデルチェンジ後のトヨタ・パッソの全ての中から2つを選んで、紹介したいと思います。
まず最初にトヨタ・パッソの新型車のエクステリアを見ていこうと思います。
エクステリアとは、車の外観と全景という意味で、ボディーや窓ガラスといった外から見れる部分のことを指します。
新型車トヨタ・パッソ
トヨタ・パッソのエクステリアには、二種類があります。その二種類とは、「X」と「MODA」です。
まず最初に「X」ですが、これには3つの特徴があります。
・大型化したフロントグリルに合わせて、バンパーの下には低重心に構えた八の字の台形シルエットにより、フロント全体の安定性を強化しています。
・サイドビューでは、キャビンを包み込むキャラクターラインにより、広い室内空間を表現しています。
・リヤビューは、トレッド拡大やタイヤの四隅配置によって地面に対する踏ん張り感を表現しています。
次に「MODA」にも特徴が3つあります。
・フロントビューは、フロントグリルからボディまでを抑揚のある立体と、質感のあるフロントグリル上質感を演出しています。
・サイドビューでは、フロント・センターピラーをブラックアウトにすることにより、シンプルで個性的かつ上質感をこちらでも演出しています。
・LEDのロー&ハイビームとクリアランスランプを組み合わせることによって出来るBi-Beam LEDヘッドランプを装備しています。
次に新型車トヨタ・パッソのインテリアを見ていきたいと思います。
新型のトヨタ・パッソのインテリアでは、ワイド感を強調する水平基調のインストルメントパネルによって、広い室内空間を演出しています。さらに「MODA」では、専用のアクセントカラー(マゼンタ)をオーディオクラスターなどに施すことによって、個性的であり良い仕上がり表現となっています。
新型車トヨタ・パッソ
次は、旧型車トヨタ・パッソと新型車トヨタ・パッソと比べてどこが進化しいたのかを見ていきたいと思います。
まずは、旧型車と新型車の燃費性能を比較していきます。
旧型車の2WD 1.0L 1KR-FE-VVT-iエンジン(除く 1.0X"V package")の場合、燃費は27.6km/Lに対して新型車の同じモデルの燃費は、28.0km/Lと向上しています。
又、同モデルの4WDでは、旧型車の燃費性能が21.0km/Lに対して、新型車の燃費性能は24.4km/Lと向上していることがわかります。
1.0Lエンジン(1KR-FE)
新型車トヨタ・パッソではエンジンに関して、6つの改善点があります。
1.エンジンの圧縮比をアップ
→圧縮比を上げる事により、従来に比べて少ない燃料で大きなエネルギーを得ることが出来るようになっています。
2.クールEGRシステムが搭載
→クールEGRシステムとは、エンジン内が熱くなると発生する不要な爆発を防ぐために、過度な燃焼を抑えながら排出ガスを冷却し、再び空気と混ぜてエンジンに送り込むシステムのことを指します。
3.デュアルポート&デュラルインジェクター化
→デュアルポート&デュアルインジェクター化にすることによって、従来のエンジンに比べて燃焼を改善することができます。
4.吸気ポート・燃焼室形状最適化
→吸気ポート・燃焼室形状を最適化することによって、旧型車に比べて燃費を良くすることができます。
5.バブルタイミング最適化
→バルブのタイミングを最適化することにより、エンジンからより多くのエネルギーを取り出すことが出来るようになっています。
6.フリクション低減
→フリクションとは摩擦抵抗のことで、これを低減することにより性能を向上させることができます。
新型車のトヨタ・パッソのグレードの種類は多いので、Xモデルのみですが下記の価格と燃費になっております。
新型車トヨタ・パッソ
X "S" 2WD: 燃費28.0km/L 1,215,000円 ・1,243,000円(北海道地区のみ)
X"S" 4WD:燃費28.0km/L 1,387,800円 ・ 1,415,880円(北海道地区のみ)
X"L package" 2WD: 燃費28.0km/L 1,252,800円・1,275,480円(北海道地区のみ)
X"L package" 4WD: 燃費28.0km/L 1,425,600円・1,448,280円(北海道地区のみ)
X"L package・S" 2WD:燃費28.0km/L 1,317,600円・1,340,280円(北海道地区のみ)
X"L package・S" 4WD:燃費28.0km/L 1,425,600円・1,448,280円(北海道地区のみ)
次にライバル車であるマツダ・デミオの様々なグレードの中で13Sと13S Touringを見ていきたいと思います。
マツダ・デミオ
13C 2WD: 燃費24.6km/L 1,350,000円
13C 4WD: 燃費24.6km/L 1,544,400円
13S 2WD (6EC-AT): 燃費26.4km/L 1,458,000円
13S 2WD (5MT): 燃費26.4km/L 1,458,000円
13S 4WD :燃費26.5km/L 1,652,400円
13S Touring 2WD(6EC-AT):燃費24.6km/L 1,685,800円
13S Touring 2WD(5MT):燃費24.6km/L 1,684,800円
13S Touring 4WD:燃費24.6km/L 1,879,200円
新型車トヨタ・パッソとマツダ・デミオを比べてみると、燃費の面ではトヨタが勝っていますし、価格も余り大差がないのですが、どちらの車を選ぶかは各車の機能面が鍵になります。
新型車トヨタ・パッソ
コンパクトな車体、かわいらしい外観
家の周りなど、狭隘な道を運転することが多いため、最小回転半径4.6m、車幅1.66mというコンパクトさがよかった。また、丸目でかわいらしい外観、好みのカラーがあったこともポイントでした。
衝突回避支援システムの設定
元々運転が好きではなく、当然運転技術もないので、安心材料として必須条件。スマートアシスト2は評価はいろいろだけれど、まだ「頼る」年でもなく、この程度の機能で十分。
というような評価がありました。
因みに、新型車トヨタ・パッソは外観が丸めで可愛いという評価が上記以外にも多くありました。
車を丸めで可愛い新型車のトヨタ・パッソを選んでみるのも良いのではないでしょうか。
新型車トヨタ・パッソ
如何だったでしょうか。皆さんは、新たに買う車が決まりましたでしょうか?
車の性能だけを重視するのではなく、見た目にもこだわって新型車トヨタ・パッソを候補に入れてみてはどうでしょう。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局