大人のスポーティセダン！クラウン アスリートの価格を検証しよう

現行のクラウンのラインアップは「ロイヤルシリーズ」と「アスリートシリーズ」があり、それぞれにハイブリッドが設定される形になっています。今回の価格比較はクラウン アスリートの3.5Lと2.5Lを取り上げたいと思います。

■2GR-FSE型 3.5L V6 DOHC
・最高出力　　315馬力
・最大トルク　 38.4 kgf・m
・ミッション　　8AT&パドルシフト
・JC08モード燃費　　9.6km/L


■4GR-FSE型 2.5L V6 DOHC
・最高出力　　203馬力
・最大トルク　 24.8 kgf・m
・ミッション　　6AT
・JC08モード燃費 　2WD:11.4km/L　
　　　　　　　　　　　　 4WD:10.2km/L

クラウン アスリートの3.5Lはかなりハイスペックなエンジンですね。

それでは、気になるクラウン アスリートの価格をグレードごとに見ていきましょう。

普通のクラウン アスリートとクラウン アスリート3.5Gの価格差が200万円とはちょっとびっくりですね。それだけクラウン アスリート3.5Gがハイスペックなんでしょうね。

続いてクラウン アスリートの評価はどのようなものでしょう。
価格以外にも乗り心地や走行性能などの評価も気になるところです。その辺りも検証してみましょう。

特に感動するような力強さは感じなかったが、発進からの加速はなめらかで軽快。それでいて重厚さを損なわない走りはさすがクラウンです。アクセルワークに対するレスポンスも良く、まさに熟成の域に達したハイクオリティエンジンといった印象です。
急坂道での加速性能は、アクセルを踏み込むとレスポンスよく回転数が上昇して加速するものの、やはりトルク感に余裕は感じられなかった。それでもあらゆる走行シーンにおいて、余裕はともかく不足はないと言えるだけの性能は持っています。

通常通りDレンジに入れて走り出すと、先代クラウンから乗り心地が劇的によくなり、それを一段と洗練させてきた感じです。普通に走っている限り、まったくの誇張無くベンツやBMWと同列に評価してもいいくらいです。クラウン アスリートは滑らかで上質な乗り心地を持つ上級セダン、というところを高く評価したいです。

以上、クラウン アスリート2.5Lの走行についての評価を検証しましたが、これが3.5Lならもっとすごい走行評価になっていたでしょうね。走行評価に関しては、あえて無難な2.5Lで検証してみました。

クラウン アスリートのライバル車といえば、日産のフーガとホンダのレジェンドではないでしょうか。それではライバル車の価格を見てみましょう。

歴史的にクラウンのライバルといえば、日産はセドリック・グロリアでその後継車がフーガ。ホンダはレジェンドという図式で選んだのですが、ホンダ レジェンドは現行モデルが3.5L ハイブリッドのこの１種類しかないので・・・ちょっとミスチョイスだったかも知れませんね。
それでもフーガとクラウンの価格を比較すると、下位グレードはクラウンの方が安いですね。レジェンドは残念ながら価格の比較対象にはならないようです。

最後にクラウン アスリートを実際に購入、もしくは購入を検討した人の声を聞いてみたいと思います。「いつかはクラウン」のキャッチフレーズで、憧れのセダンだったクラウンを購入した方々の評価はどうだったのでしょうか。

ここまでクラウン アスリートの価格ついて紹介してきましたが、いかがでしたか。
クラウンには代々引き継がれてきた、伝統というか重みを感じますね。
以上、高級セダンの地位を不動のものにしてきたクラウンの価格について検証してみました。

クラウン アスリートを検討されている方の参考になれば幸いです