いまさら人に聞けない。マニュアル車の運転についてまとめました
2016/01/08
Nor.M
マニュアル車の発進時はオートマと違い運転時にギアを一つ一つ上げて発進するものです。しかし一台のマニュアル車に慣れてしまうとたまに他のマニュアル車を運転するときに感覚が違くて事故を起こしてしまう事があります、今回はどんな危険があるのかリサーチしました。
マニュアル車とはそもそも何?という方がいるかもしれないので説明しておきます。
オートマ車は一般的なご家庭で乗られている車がほとんどオートマ車です、ギアを変えないでアクセルを踏むだけで走る簡単な操作。
しかしマニュアル車はアクセルを踏んだだけでは走りません、でどうしたら走るのか?
マニュアル車はまず発進するときにクラッチというペダルを左足で踏みギアを入れてからスタートします。
クラッチがあるというのがオートマ車との違いです。
オートマ車はアクセルを踏んだだけで発進するのですがマニュアル車はギアチェンジをしなければ発進できません。
クラッチを踏みギアを1速に入れてクラッチをゆっくり離しながらアクセルを踏み走るのがマニュアル車です。
発進時の危険な半クラッチです、何故危険なのかというとマニュアル車によりクラッチの重さが違うからです。
一台のマニュアル車に慣れてしまいクラッチ感覚はもちろん慣れてしまっているのでいきなり走り出した時に半クラッチを失敗してエンストを起こし正面の物に衝突してしまったという例が度々あります。
対処としてはエンジンをかける前にクラッチを何回も踏んで軽くクラッチ感覚に慣れることが大切です。
慣れてきたらエンジンを始動しサイドブレーキを軽く引いた状態で少しずつクラッチを離し発進しどこの位置で車が発進するかを知っておくと大分違います。
マニュアル車を運転するときに避けては通れない道の坂道発進、苦手な方も多いと思います。
坂道発進の危険を見ていきます。
マニュアル車に慣れていない人にありがちな事が後方車との接触です。
信号などで坂道で止まり発進時に少し下がってしまい焦ってクラッチを勢いよく離しエンストしブレーキを踏み忘れて後方車に衝突というパターンがありがちです。
オートマ車にはクリープ現象があるのですがマニュアル車にはそれがありません。
クリープ現象とはアクセルを踏を踏まなくても車がゆっくりと発進する事を言います。
マニュアル車にはクラッチがあるからです、クリープ現象とはマニュアル車でいう半クラッチの状態なので勝手に発進します、オートマ車でもニュートラルにギアを入れればクリープ現象はおきません。
坂道発進の対処としては自動車学校でも習っていると思いますがサイドブレーキを引く事です。
サイドブレーキを引いてゆっくりブレーキから足を離し半クラッチをし発進する事を確認してからゆっくりサイドブレーキを離す、これを落ち着いてやれば大丈夫です。
坂道発進の最大の危険は焦ってしまう事なのでエンストを起こしても焦らずブレーキを踏み初めからやり直せばいいだけです。
マニュアル車は一台一台クセがあり発進する際にも車によって感覚が違います、一台のマニュアル車に慣れてしまえば違う車を運転する際に運転感覚が狂い発進時に事故が起こしやすいです。
発進前に必ず確認しないといけないのがギアの確認です。
自動車学校の時は全てのマニュアル車のギアが一緒だったけど?と思う方がほとんどだと思いますが実は違うのです。
バックギアの位置の違いで起きる危険は発進時になります。
普通のマニュアル車の1速の位置というのは左前の位置が一般的ですがこれがトラックなどになると左下になります。
しかもトラックなどの貨物車は2速発進が一般的なので普通車でいう3速の位置に初めから入れなければいけません。
最大の危険はトラックに乗った後に普通のマニュアル車に乗り換える時にバックする時です、トラックのバックギアの位置で慣れてしまって普通のマニュアル車に乗り換えてトラック感覚でバックに入れるとそこは1速の位置なので前に発進してしまい事故が起きるということがあります。
大体の普通のマニュアル車はバックギアの位置が右手前の位置にあります。
自動車学校でマニュアル車の免許を取得する時もバックギアは右手前です。
違うマニュアル車の運転をする時は乗車して発進する前にギアの位置をあらかじめ確認することが大切です。
いかがでしたか?マニュアル車は一台一台違くて発進時や走行時に危険があります。
特にクラッチ感覚になれないと発進時に事故が起きる可能性が比較的に高くなり注意が必要です、もしマニュアル車に久しぶりに乗るとなったらこの記事を思い出し注意してください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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