ダイハツのハイゼットが軽トラック界一売れてるわけ。その魅力に迫る
2016/09/19
kuma10
平成19年6月2日に免許改正があり中型免許というものができ、普通免許で乗れるトラックの大きさが小さくなってしまいました、仕組みがよくわからないという方が多いと思うので今回は普通免許と中型免許でどのくらいのトラックを運転できるか詳しく見ていきます。
本当にそう思います、「普通免許と大型免許の2種類でいいじゃん」「規制がよくわからないから仕事でトラック運転するときにわかりにくい」誰もが思う事ですけど実はこれにはちゃんとした理由があります!
その理由を見ていきましょう!
免許改正以前に普通免許を取得した人は4tトラックを普通に乗れていました。
しかし4tトラックというのは幅が大きく高さもあります、2tトラックの大きさは普通ワゴンのハイエースなどと大きさが大して変わらないのですが4tトラックの運転席に座るとわかるのですが2tトラックとは感覚が全然ちがく大きく感じてしまうのです、その為トラックの教習を受けていない方などがいきなり道路を走ると事故が起きてしまうという事が多数あり中型免許ができたのです。
改正後に普通免許を取得した人がトラックの運転などで悩むのが何トンまで運転できるかです。
さてそれでは改正後の普通免許でどのくらいの大きさのトラックが運転可能か見ていきましょう!
5000㎏未満のもの、つまり5t未満です。
車両総重量というのは車両自体の総重量になります、例えば2tトラックの場合車両重量が3tで最大積載量が2tになりますので合計で5tになりますので改正後の普通免許では2tトラックが限界ということになります。
最大積載量は3t未満になります。
最大積載量と車両重量を合わせて5t未満のトラックであれば運転出来るのが改正後の普通免許になります。
乗車定員は乗せられる人数です。
10人以下なのでマイクロバスなどは運転できないことになります。
まず中型免許を取得するには年齢が20以上で普通免許を取得してから2年以上の経験が必要になります。
中型の車両総重量は5t以上〜11t未満のものになります。
3t以上6.5t以上のものです。
11人以上、29人以下のものになります。
つまりマイクロバスなども運転できます。
改正以前の普通免許の方も中型免許ですが8t限定という中型免許です、新たにできた中型免許よりも乗れるトラックの大きさは小さいです。
できます!限定解除という方法をすると8t限定の免許の方も新しい中型免許に変える事ができます。
限定解除をするには普通免許を取得する為に誰もが通う自動車学校に通いトラックの運転の練習をしなければいけません、料金は5万円ほどかかり教習も5時間ほどの教習を受けなければいけません、しかし改正後に普通免許を取得した人が中型免許を取得するには17万円ほどかかり教習も15時間ほど乗らなければいけないのに比べればかなり楽です。
普通免許と中型免許の間に新たに免許ができることが決定しました、これはなぜか?
それはトラックのドライバー不足が原因だからです。
本来の普通免許では2tトラックまで運転できて4tトラックは運転できません、しかし中型免許を取得するには20以上で普通免許を取得して2年の経験が必要になってきます、では18歳に免許を取得してから20歳までになるまでの期間トラックの運転手は4tトラックを運転できないことになるのでトラック業界も運転不足で困っていました、それを改善する為に今回新たに免許改正が行われ準中型免許というものができました。
準中型免許ができた事で普通免許もま変わります、5t未満のトラックしか運転できない普通免許でしたが更に小さいトラックまでしか運転できないようになりました。
普通免許の車両総重量が3.5t未満になり準中型免許が3.5t以上7.5t未満になりました、普通免許では小さいトラックすら運転できなくなりました、これのどこが改善されてるの?と思いますが準中型免許が設置された本当の目的は次にあります。
準中型免許取得資格は18歳以上、免許経歴は必要なし。
つまりどういう事?
簡単に言うと普通免許を取得するか準中型免許を取得するか選べるという事でしょう。
トラック関係の仕事が決まっている方は運転免許を取得する際に準中型免許を取得し、特に運転の仕事はしないという方は普通免許を取得する、準中型免許を取得する方は教習でトラックの練習もするでしょうし、普通免許を取得する方は今まで通り普通車で練習するでしょう、これで完全に問題が改善される予定なのでしょう。
いかがでしたか?昔の普通免許はすごくシンプルでよかったですね、これから更に普通免許の規制は面倒になっていきますがしっかりと安全性を求めた結果でしょうから仕方ないですね、自分の持っている免許はどの免許に当てはまるのかをこの記事を見てしっかり理解していただけたら幸いです、最後までご覧いただきありがとうございました。
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