ボルボ、新世代Drive-E クリーンディーゼルモデルを日本市場へ投入!
2016/03/08
とっぱらや
トヨタ自動車より販売されている人気のオフロードSUVのランクルことランドクルーザー。今回はプラドに待望のディーゼルエンジンモデルが復活しました!! そんなランクル・プラドについて、徹底的に詳しくご紹介したいと思います!! ディーゼルが気になる方必見です!!
トヨタ自動車より販売されている大人気高級オフロードSUV、「ランクル・プラド」!
そんなランクル・プラドに2015年7月に追加されたのがディーゼルモデル!
そのディーゼルエンジンについて調べてみた所、スゴイ事実がわかりました!
ランクル・プラド ディーゼル
今回はそんなランクル・プラドのディーゼルエンジンについて、徹底的にご紹介したいと思います!
ランクル・プラドのディーゼルモデルが気になる方はもちろん、そうでない方も必見ですよ~!
ぜひ最後までお付き合いください!
本題の前にまず、今回の主役「ランクル・プラド」がどんな車両なのかということからご紹介しておきたいと思います。
ランクルプラドとは、最高級オフロードSUVである「ランドクルーザー200」の下に位置する、大人気のオフロードSUVで、現在発売されている150系は2009年9月より販売が開始されました。
販売当初はガソリンモデルのみの展開で、V型6気筒4.0Lモデルと直列4気筒2.7Lモデルが採用されました。
ランクル・プラド ディーゼル
ランクル・プラド 4.0Lガソリンエンジン
ランクル・プラドのガソリン車は上記の2種類がありますが、V型6気筒4.0Lモデルの1GR-FEはレギュラーガソリン仕様で、出力は276 PS(203 kw)/5,600 rpm、38.8 kg・m(380 N・m)/4,400 rpm、10/15モード燃費も8.2 km/Lと、それぞれ先代モデルのハイオク仕様を上回った。
ランクル・プラド 2.7Lガソリンエンジン
これに対し直列4気筒2.7Lモデルの2TR-FEはDual VVT-iの採用とレギュラーガソリン仕様で、出力は160PS(118kW)/5,200rpm、24.8kgm(243Nm)/4,000rpmの出力を誇りました。
また、直4 2.7 L車は「平成22年度燃費基準+10%」を、V6 4.0 Lは「平成22年度燃費基準+5%」をそれぞれ達成し、燃費性能を向上させました。
ランクル・プラド ディーゼルエンジン
ランクル・プラドのディーゼル車の燃費を説明する前に導入の経緯について説明致しましょう。
ランクルや対抗車種である三菱・パジェロはいずれも過去のモデルではディーゼルエンジンを採用していましたが、従来のままでは新しい燃費基準やNOx規制に対処できなくなり、ガソリンエンジンを搭載するか、新たに新基準に対応したディーゼルエンジンを開発する必要に迫られました。
新開発の直列4気筒 2.8リッター「1GD-FTV」型クリーンディーゼルエンジン
その結果として各社とも様々な手法で新規制に対応するディーゼルエンジンを開発してきましたが、トヨタが採用したのはコモンレール方式を採用した直列4気筒 2.8Lディーゼルターボエンジン 1GD-FTVの採用でした。カタログ燃費は、TXとTX”Lパッケージ”が11.8km/L、TZ-Gが11.2km/Lとなっています。
ランクル・プラド ディーゼル
ランクル・プラドに採用された1GD-FTVエンジンは、コモンレール式燃料噴射システムや空冷インタークーラー式ターボチャージャーなどの採用により、パワーは同排気量クラスのガソリンエンジンを、トルクは4.0Lクラスのガソリンエンジンを上回る、最高出力130kW、最大トルク450N・mという圧倒的な動力性能を実現しました。
ランクル・プラド ディーゼルエンジン 1GD-FTV
また、DPR(排出ガス浄化装置)や尿素SCRシステムなどにより排出ガスのクリーン化も果たし、さらにTSWINを採用したピストン(世界初)により、燃費を向上させた新開発のディーゼルエンジンです。
では新たに採用された技術を見ていきましょう。
1GD-FTVのコモンレールシステム
コモンレール式燃料噴射システムとは、超高圧で燃料を燃焼室に直接噴射する電子制御式コモンレールシステムを採用。また、新世代ソレノイドインジェクターの採用により、高応答かつ高精度な燃料噴射とエンジン制御を可能とし、ディーゼルエンジンの概念を変えるクリーン性、低騒音、低振動を実現しています。
ランクル・プラドのディーゼルエンジンシステム
小型高効率可変ジオメトリーターボチャージャー
1GD-FTVエンジンのために専用開発したターボチャージャーは、翼の形状を最適化することにより小型・高効率化。さらに、可変ノズルベーンや軸受け機構の改良などで、低燃費と排出ガス規制対応に貢献するとともに、低騒音化も実現しています。
今回、ランクル・プラドのディーゼル車に初めて登載される”尿素SCRシステム”は、尿素水溶液(AdBlue®)を尿素SCR触媒内に噴射することで、有害なNOx(窒素酸化物)を化学反応により窒素と水に還元する画期的な排出ガス浄化システムで、EURO6ならびに平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制などに対応しています。
※AdBlue®は、ドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です。
尿素SCRシステム
低コストで装備する事が可能な”尿素SCRシステム”。
比較的手軽に装備する事ができる可能な”尿素SCRシステム”だけあって
デメリットもあります。
それは、”AdBlue”と呼ぶ尿素水を常に補充する必要があるという事。
AdBlueの補給口
AdBlueの補給口はエンジンルーム内、タンクはこの下に繋がっています。
ランクル・プラドでは、約12L入れることができる尿素水タンクを装備し、約1万5000km走行できるよう、トヨタでは1年の法廷点検の時に補充をする事を予定しているとのことです。
気になるランクル・プラドのディーゼル車に必要な”AdBlue”の価格は、10Lで約2000円程度となる見込みです。
排気ガス中のPM(粒子状物質)を吸着するDPR触媒を排気管の中に設置。一定量になるとエンジン制御でフィルターの温度を上げ、堆積したPMを燃焼・除去します。
1GD-FTV ディーゼルエンジンの外観
先程、ランクル・プラドのカタログ燃費は、TXとTX”Lパッケージ”が11.8km/L、TZ-Gが11.2km/Lと書きましたが、実燃費はどうでしょうか?
ユーザー様の声に拠りますと、メーターの瞬間燃費計によると、高速道路での巡航時は12〜13km/L近くいきますが、街中になると7〜9km/Lになりますから妥当な結果といえそうです。
ランクル・プラドのディーゼルエンジン
お疲れさまでした!
ランクル・プラド・ディーゼルの燃費についての調査結果のご紹介は以上です。
いかがでしたでしょうか。
今回ランクル・プラド・ディーゼルの燃費について調べさせていただき、ランクル・プラドの人気の理由がよくわかりました。
口コミ評価もたくさん見てみましたが、みなさんおしなべて高評価なのが印象的でした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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