進化したおもてなしセダン!クラウンアスリートハイブリッドの魅力
2016/05/27
Hiro-X
クラウンパトカーは、日本語では「パトロールカー」という言葉が使われ、クラウンパトカーは、犯罪の予防・検挙や、交通の指導・取り締まりのために巡回するのに用いる自動車です。日本語では「パトカー」と略しています。本記事では日本のクラウンパトカーをご紹介します。
クラウンパトカーのパンダ(白黒)仕様
こちらが警視庁の交通機動隊に配備された200系クラウンの白黒パトカーです。これまでのゼロクラウン(180系クラウン)の白黒パトカーでは足まわりに『アルミ風』のホイールカバーを被せていたのですが、この車両では本物のアルミホイールを履いています。
200系クラウンパトカーです。
「雲21」というコールサインなので、島根県警雲南署のクラウンパトカー21号車になるものと思われます。
180系クラウン(通称ゼロクラウン)パトカー
製造は2005年10月のマイナーチェンジ後からなので前期型は存在しません。但し、ヘッドライトは、前期型のみ設定のAFS無し仕様のクラウンパトカーです。
210系クラウン幹部車両覆面パトカー
これが警視庁新型210系クラウン幹部車両覆面パトカーです。
180系クラウン(通称ゼロクラウン)パトカー
警ら仕様(GRS180)のクラウンパトカーの車内
ウッドパネルはほぼ廃止されましたが、ステアリングはロイヤルエクストラと共通の為、そこだけ装備されています。市販車の後期型2WDは2500ccでも6速ATが標準ですが、クラウンパトカーは前期型と同じ5速ATです。
交通取締仕様(GRS182)のクラウンパトカー車内です。
3000ccなのでシーケンシャルシフトマチック(マニュアルモード)付き6速ATのクラウンパトカーです。
クラウンパトカー後部座席
先代クラウンパトカーと同様に、ビニール・レザーシート仕様になっています。
クラウンパトカー後席のエアコン
クラウンパトカー後席のエアコン吹き出し口です。
クラウンパトカー読書灯
クラウンパトカーにも、市販車同様に、読書灯が装備されています。
200系クラウンパトカー
2010年12月に180系の後継として登場しました。2010年度の国費導入車は台数が極端に少なく、県費の方が多いくらいでしたが2011年度から本格的な配備が始まっています。
歴代クラウンパトカーでは初めてアルミホイールが標準装備されました。2500ccが16インチ、3000ccが17インチです。また、廉価グレードロイヤルエクストラが廃止された関係で装備の高級化に拍車がかかりました。
200系から、クラウンパトカーも多少高級化が図られています。
エンブレムの省略化されたクラウンパトカー
クラウンパトカー180系では、装備されていた低排出ガス認定ステッカーと白黒のCピラーエンブレム、車名エンブレムが省略されています。また、クラウンパトカー200型は、トランクリッドの塗装が白一色にしています。
市販車の白色塗装は、ソリッド系のスーパーホワイトIIが廃止され、パール系有料色のホワイトパールクリスタルシャインのみのため、交通覆面に白は存在しませんが、代わりに金色のシルキーゴールドマイカメタリックが設定されました。
白黒パトカーの塗装は、先代に引き続き白部分がスーパーホワイトII、黒部分がブラックです。
塗装も、クラウンパトカー180系と200系とでは、多少なりとも異なっています。
警ら仕様(GRS200)車内です。
200系では、シフトレバーのパネルがアスリート同様のシルバー加飾に変更されています。
スマートエントリー&スタートシステムも採用されたためエンジン始動はプッシュスタートとなりました。トランスミッションは全車シーケンシャルシフトマチックの6速ATです。
200系で、初めてのプッシュ式スターターです。
交通取締仕様(GRS202)車内です。
全車6速ATのため、サイレンアンプに昇降機の操作スイッチが無い以外は、警ら仕様と共通ですが、この車両は通常とは異なり、無線機をグローブボックスの位置に直接装備しています。
後席エアコン
後席のエアコン吹き出し口です。
後席天井
天井には読書灯が装備されています。
後部座席
後部座席は、アームレスト無しのビニールレザーです。
パトライト
180系では、パトライトのエアロブーメランが採用されましたが、200系は、LED110シリーズに変更されています。
警視庁にはパトライトのエアロブーメランII(LED)を装備した車両が都費導入されています。
白黒の前面警光灯は当初ハロゲン式でしたが、2013年度の国費配備車両よりLEDに変更さています。
クラウンパトカー200系ライトは、LEDになっています。
200系クラウン覆面パトカー
取り締まりが終わり、反転灯を格納しています。
平常時の外観が一般の車両と変わらないパトカー
「覆面パトカー」ですが、実際には用途別で主に3種類で分類されます。
主に交通法規違反の車両を取り締まる用途で使用され、日常的に見かける覆面パトカーです。緊急時には、通常はルーフ部分に格納されている赤色灯が露出する仕組みになっています。
主に、要人警護などの目的に使用される車両になります。主に、内閣総理大臣、閣僚や官公庁の上官、都道府県知事など国内外の要人警護を目的に使用されます。
主に、犯罪捜査の為に使用される車両になります。ただし、捜査車両の中には、緊急自動車指定を受けておらず、着脱式赤色回転灯とサイレンを装備していない一般車両も存在します。
クラウンがパトカーに使われるのが多いのは、トヨタで、パトカー専用のラインがあるので、他のメーカーより安くパトカーを作る事ができるからです。だから、クラウンのパトカーが多いのです。
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