ヴェルファイアはガソリン車の燃費もなかなかイイんですよ！

力強いスタイリングが目を惹くヴェルファイア。高級感あふれる乗り心地と運転のしやすさが特徴です。白と黒のゴリラの対決するCMでも話題になりました。

人気のヴェルファイアのガソリン車の価格ですがZA“G EDITION”［3.5L］／Z“G EDITION”［2.5L］のメーカー希望小売価格は417万3709円となっています。

今回のフルモデルチェンジで床下の空力が全面的に見直され、フロアアンダーカバー、エアダムの採用により旧モデルに比べて燃費が向上しています。

カタログ上の2.5L 2AR-FE Dual VVT-iエンジンの燃費はアイドリングストップ（2.5L２WDはオプション）の有無で異なり
・アイドリングストップなし11.6kｍ/L
・アイドリングストップあり12.8ｋｍ/L
（ともに、JCO08モード走行燃費）となっています。

旧モデルの１１．２ｋｍ／Lから大幅に燃費性能が向上しているのが分かります。

確かにカタログスペック上は燃費が大幅に向上したガソリンエンジンのヴェルファイアですが、実際のところはどうなのでしょうか？

市街地走行で8.66 km/L～9.69 km/L
高速道路では10km/Lを軽く超えることも珍しくないようで、12.6km/Lという方もいらっしゃいました。
ちなみにこの数字を出したのはアイドリングストップのない車種です。

カタログスペックの70％～75％程度とみておくのが良さそうです。
かなり優秀な数字ではないでしょうか。

ヴェルファイアの燃費と実燃費を見てきました。実際にヴェルファイアに乗られた方の燃費への評価はどうなのでしょう。

ミニバンを購入する方は、軽自動車ほどの燃費を期待されていることはないと思います。
「JC08モード燃費の70%～75%くらいである程度予想通りの数字」という感想。

「一般道を運転した時の実燃費は、がっかりしたのですが、高速道路での実燃費には満足」という声も聞かれました。

高速道路をよく利用される方にとっては朗報ですね。

さて、ベルファイアユーザの皆さんの燃費向上策を見てみましょう。

以下の燃費向上策はアイドリングストップ装着車の前提です。

アクセルON時のエンジンの反応とエアコンの効きを抑えるモードです。これを入れておけば、過敏にならなくても、ある程度燃費を抑える便利な仕組みになっています。

燃費走行の基本ですね。

アイドリングストップを作動させていても、パーキングブレーキを入れるとアイドリングストップは解除されてしまいます。
駅へ家族を迎えにいった際など、停車時間が長くなるときはエンジンを切った方が燃費は良くなります。

冷えたエンジンを温めるには、相当のガソリンを消費します。もちろん、この間はアイドリングストップも作動しません。
つまり、エンジンが暖まる前に往復できるような距離なら、車を使わない方良い、ということになります。近場は自転車や徒歩で健康的に、というところでしょうか。

突発的な事故や災害などで起きる渋滞は避けられないのですが、行楽シーズンの渋滞については、発生する場所や時間がある程度予想できる（または、情報サイトに予想が載っている）ものです。
移動する時間帯をずらすなど、渋滞を避ける工夫をすると燃費向上にとても貢献します。

車は軽ければ軽いほどエンジンにかかる負担が減るので、燃費が良くなります。
大きなラゲッジが特徴のヴェルファイアですが、荷物を積みっぱなしにするのはやめましょう。

セルフのガソリンスタンドを利用することが多くなると、ついサボりがちになるメンテナンスの一つですよね。
でも、空気圧が低いとタイヤの接地面積が増えるので、抵抗が増えより多くのガソリンを使って走ることになってしまいます。
長距離を走る前や久しぶりに動かす時には空気圧もチェックしましょう。

さて、ここまでヴェルファイアの燃費や評価を見てきましたが、燃費の良いミニバンは他社からも発売されています。
ここでは、ベルファイアのライバルとなる車の燃費について見てみましょう。

【燃費】9.0～10.4　km/L

【実燃費】7.81 km/L

【燃費】13.2～13.6 km/L

【実燃費】9.33 km/L

いかがでしたか？
ヴェルファイアはライバル車に比べても燃費でひけをとらないことが分かりました。

確かにハイブリッド車に比べると燃費性能は劣りますが、車体価格の差を考えると、エンジン車でもミニバントップクラスの燃費を誇るヴェルファイアはとても魅力的な車ではないでしょうか？

検討材料の一つになれば幸いです。